やまっつぁん日記

一応日記メインの高3のブログです。ちなみに小説も書いて載せてます。音楽紹介記事もぼちぼちやってます。

簡単な説明


 えー、ではとりあえずはじめて来た方のために軽い説明をします。
 このブログの内容は主に日記、そしてイラスト、たまに漫画、好きな動画(音楽)、更新するめどの立たない写真付き記事からできております。
 まぁ、好きなカテゴリーを選んで見てってください。
 ちなみにボーニンというのは主に4コマ漫画です。
 一日一名というのは毎日一人ずつ500色の色鉛筆一色一色から新しいキャラを作っていこうという企画になってます。
 それとコメントは大歓迎ですが、不適切だと思われるものは削除しますのでご了承ください。

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戻った

2010-03-21 16:36:28 | 日記
 はい、ここ数日とある作家さんに影響され、口調のおかしかった私ですが、ようやくブームが去りました。
 こっからはちゃんと(?)ですます調でやっていこうと思います。
 
 んで、きょうはですね、やはり特になんもしてませんね。
 
 友人と映画を見る約束をしようとしたら途中で連絡つかなくなって、あれ?どうすればいいんだろ、この状況・・・?ってことになってますしね。
 こういう友達と連絡するときになると無性に携帯があればいいのに、と思います。
 やっぱし携帯については今度おかんと改めて相談してみよう。
 
 それでですね、まぁ、これ日記ですからね、今日あったことをとりあえず書いときます。
 
 今日は昼の1時前に起きました。
 おかんが隣の部屋でいいともの増刊号をつけおったからです。
 
 昨日の夜おかんが遅くまでテレビ見てたせいで寝れなかったんですよ、私。
 昨日こそは日にちが変わる前に寝てやろうと思ってたのに。

 それで今日の昼はほぼ不貞寝ですわ。
 おかん今日出かける言うてましたから、出かけるまで寝とこ、って思ってたんですけど、残念ながら私が見ようとしてたいいともつけられちゃね、起きずにはいられなかったわけっすよ。
 
 そんで、おかんが出かけていった後も、1時45分までテレビ見て、そのあとはパソコンですわ。
 小説書いたり、ブログの記事書いたりしてね。
 今日やったことといえばそれだけです。

 あ、そういえば、明日はちょいと出かける用があるんですよ。
 明日はそれで何か日記のネタのなるようなことがあればいいなぁ、と思いつつ、今日のところはこれからまたほかのことをいろいろ書くことにしまさぁ。

平行世界の315 -5-

2010-03-21 14:47:23 | 便利屋サイコ
「実は最近、わがフロラフリミア社で、音楽ブームを予期して楽器の開発がされました。ビル群の方にフロラフリミア楽器店第一支店が近日オープン予定です。」
 ふんふんと興味深げにうなずく二人。

 
 敬語っていうところがなんとなく仕事をしている感じがして、二人も何とか形を取り繕うとしていた。
 しかし下手にしゃべっては雰囲気が壊れる。
 というわけで、二人はうなずくことに徹していた。
 それをクロラの策略だとも知らず・・・。


「そして第一支店と合わせ、こちらの商店街のほうでも第二支店をオープンさせたいと思います。そして第二支店の候補地がここの1階となっております。」
 今後も再び、ほおほお、とうなずきそうになった二人だが、今度ばかりは「へぇ?!」と素っ頓狂な声を上げた。


 この店の1階をどうにかしたいという内容だというのは思っていたが、まさか店になるとは思っていなかった二人である。
 どうせ、物置にしたいから貸してくれとかそう言うんだろ?と思っていた二人だったのだから、驚くのも無理はない。


「もうすでに準備は整っております。後はあなた方の了承を得るのみ。もちろん売り上げの一部を差し上げますし、人件費だってお支払いします。どうでしょう?」
 そう言われたレニの頭には儲かるか否かしかなかった。


「儲かる?」
 そして口から出るその質問。
 クロラはそれを見てゆっくりとうなずく。
「それじゃぁ・・・いいかな。」
 レニが少し悩みつつぼそりと言った途端。


「そんじゃ、話は決まり!じゃぁ、準備始めるよ!あ、今の言葉は録音してあるから、取り消しはできないから!」
 クロラはいきなり早口に言った。
 口調はすっかり元通りである。


「へ・・・あれ・・・?」
 さっきまで辺りに張り詰めていた緊張感が嘘のようだ。


 いつの間にかクロラは携帯をポーチから取り出し誰かと話している。
 どうやら何か指示を出しているようだが、レニたちには何の指示を出しているのかよくわからなかった。
 そしてあっという間に話し終えるとクロラは携帯をしまう。


 その後ぎろりとレニたちを見た。
「あんたたち!ボーっとしてる暇はないよ!これから店の大掃除を行う!物置においてあるもので必要なものがあったらさっさと取っておかないと捨てるよ!」
「でえぇ?!」
 レニとチャップはいきなりの強気なクロラの口調についていけなかった。
 いや、この強気な口調こそがいつものクロラなわけだが、さっきまでの口調のギャップがありすぎる。
 

 レニとしては1階が店になるということは別にかまわなかった。
 しかし片付けなんてことをするのはいやだ。
 だが、掃除はいやでも、1階に何があるとも知れない。
 もしかしたらすごいお宝とか、かなり生活に便利なものなんかがあるかもしれないのだ。
 かといって無駄な力は使いたくないし、埃っぽいのもいやである。


 そこでふといいことを思いついた。
 力仕事といえばアレスタに頼めばいい。
 掃除といえばエネリアに頼んでしまえばいいのだ。
 今の時間は確かエネリアのバイト時間が終わる時間だ。
 アレスタだってどうせその辺ビラを配りながらほっつき歩いているだけだろう。
 

 そのアレスタとエネリアというのはこの店の従業員であり、社長であるレニのいうことは一応聞かなければならないようになっていた。
 なので、きっと事の次第を話せば渋々ながらも片づけをすることを了承してくれるだろう、という考えである。


「あ、ちょっと僕、アレスタとエネリアを呼んでくるよ!二人ならしっかり掃除とか物の選別してくれるだろうし!」
 レニが言うと、チャップはしてやられた!というような顔をした。


 チャップだって掃除は嫌いではなかったが、好きなわけではない。
 できることならやりたくないと思っていたのである。
 そこへレニだけが逃げ道を見つけた。


「あ、じゃぁ、僕も行こ・・・」
「何言ってんだチャップ!おまえが前線を仕切るんだろ!大体この店で一番ガラクタ好きなのはチャップなんだから、お前がいなきゃ話にならない!ってわけで、行ってきまーす。」
 レニはチャップの言葉を思い切り遮り、言うことだけ言うとあっという間に外へ出て行ってしまった。


「んじゃ、チャップ君。仕事しましょうか。」
 レニを見送るチャップの方にぽんとクロラの手が乗せられる。
 チャップは深々とため息をつきながらうなずいた。