日々“RYO”好

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遼、悔しい6位も日本シリーズへ300万円差接近

2012年10月29日 | Ryo log
      


 ◆男子プロゴルフツアー マイナビABC選手権最終日(28日、兵庫・ABCGC=7201ヤード、パー72) 4打差7位から出た石川遼(21)=パナソニック=は、5バーディー、3ボギーの70とスコアを伸ばしきれず、通算11アンダーで6位に終わった。それでも、賞金497万5000円を獲得し、国内賞金ランクは30位から26位に浮上。最終戦の日本シリーズJTカップ(11月29日~12月2日・東京よみうりCC)の出場権が得られる同25位まで約300万円差に迫った。5打差の10位から出たハン・リー(35)=福住運輸倉庫=が63で回り、通算17アンダーで日本ツアー初優勝。

 悔しさだけが残った。石川は半ば自嘲気味に笑いながら、この日のラウンドを振り返った。「アイアンを全部引っかけてしまった。ドライバーは良かったんですけどね」。4打差の7位から大逆転を狙ったが、一度も優勝争いに絡めなかった。

 冷たい雨の中、石川は必死にもがいた。1番でボギー発進したが、2番パー4では残り170ヤードのバンカーから1メートルに付けてバーディー。6番パー5ではグリーン左ラフからチップインバーディーを決めるなど、見せ場もつくったが、全く満足していない。「アイアンのヘッドの軌道が良くない。ドライバーとアイアンのスイングがシンクロすれば」。今大会中、課題に挙げていたアイアンショットが修正できなかった。

      


 それでも収穫もある。6位タイの賞金を加算し、今季の国内ツアーでの賞金額は3377万1790円。最終戦、日本シリーズJTカップ出場権の懸かる25位のJ・チョイとの差は約300万円。例年のボーダーラインとなる4000万円まで600万円強に迫った。

 日本シリーズまで、あと3試合。2010年に最後に勝った三井住友VISA太平洋マスターズ、09年に2位に入ったカシオワールドなど相性が良く、高額賞金の大会が残っている。「好きなコースでの試合が続くので次こそは優勝争いに加わって優勝できればいい」と前向きに話した。

 次週は空き週。「今週良いものをつかめた。試合がないので精神的にも切り替えたい」。7月の全英オープンから試合に出続け、15連戦だっただけに、体を休めるにはいい機会。シーズンも佳境。復活への階段を着実に上っている。

 ◆石川の日本シリーズJTカップへの道 国内賞金ランク25位は例年4000万円前後。11年は3771万8219円、10年は3688万8166円、09年は4236万6555円だった。石川はあと600万円強が目安。残り3戦で20位以内に入り続けるか、2試合でトップ10に入るか、1試合で単独5位に入れば当確。もちろん優勝すれば即、出場権を獲得する。

 ◆日本シリーズJTカップ出場資格 昨年大会から1年間の日本ツアー優勝者(プロ、アマ問わず)。大会前週(カシオワールドオープン)終了時点の国内賞金ランク(海外メジャーの獲得賞金を加算しないもの)の25位以内。日本ツアーメンバーで米国、欧州、豪州、南アツアー、世界選手権シリーズ優勝者。
(スポーツ報知)

遼6位…丸2年国内40戦勝ちなし

2012年10月29日 | Ryo log
      

 マイナビABC選手権最終日(28日、兵庫ABC・GC=7201ヤード、パー72)石川遼(21)=パナソニック=が国内40試合連続で優勝を逃した。5バーディー、3ボギーで回り、通算11アンダーで6位。優勝で得られた11月1日開幕の世界ゴルフ選手権シリーズ「HSBCチャンピオンズ」(中国・広東省)への出場資格も逃し、16週ぶりの休みが確定。一度リフレッシュして、出直しを図る。10位で出たハン・リー(35)=韓国=が9バーディーを奪い、通算17アンダーでツアー参戦5年目にして初優勝を飾った。

 思うようなショットが打てず、石川が思わずイライラを募らせた。

 象徴的だったのは18番(パー5)の2打目。ピンまで190ヤード。6Iでの2オン狙いが思うように決まらない。左へそれるボールを見上げ、クラブを地面に打ち付けた。ピン左10メートルを2パットでバーディーとしても納得できない。「アイアンが全部引っかかっていた。ヘッドの軌道がアウトサイドインになっている」と“不満のもと”を振り返った。

 スタートからつまずいた。1番(パー4)で2打目をグリーン右のバンカーに入れ、不満をあらわ。さらに、3打目でグリーンに乗せたら雨のため中断。ボギー発進し、6位。これで国内40試合連続でVなし。「HSBCチャンピオンズ」の出場権を得られず、今週は16週ぶりの休みだ。現在賞金ランクは26位とツアー優勝者と賞金ランク25位までに与えられる日本シリーズ出場権も確定していない。

 「こうなったからには気持ちを休めたい。試合がないので、試合モードになることがない。1週間気が抜ける」

      


 8月の全米プロから戦い続けてきた体と頭を、ここでリフレッシュ。休み明けは2年前、最後に優勝した「三井住友VISA太平洋」。Vなしが、ちょうど2年となったが、仕切り直しだ。今回も優勝を逃したとはいえ、この大会はプロ入り後ツアー初優勝を飾った2008年から、5年連続でベスト10入り。悪い結果ではない。

 「今週いいものをつかめたと思う。ドライバーがよくなっているし、パットの状態もいい」

 収穫と手応えがある。降りやまない雨はない。悪いことは雨に流し、リセットして出直す。