キスの刺身を調達

１０月１５日(土)何年かぶりに、妻の母・兄弟と子供・孫とでペンションを借りて一泊して、バーベキューを楽しむことにした（私が言い出した。）日ごろの感謝を表わすべく、キスの刺身を献上して、喜んでもらおうと、釣果で調子がいい、北部へと向かった。

　本日のタックル
　　　竿　シマノ　スピンパワー450EX(振出)　　リール　ダイワ　キャスティズムQD
　　　力糸3～12号　道糸PE1.2号　ハリス・モトス1.5号
　ハリ　がまかつキススペシャル10号(茶)
　沖縄バージョン鱚介天秤・ウッドシンカー25号
　餌　島ミミズ

今日は、２０ｃｍ程のキスを１５から２０匹位釣れれば、今夜の刺身は十分あるだろうと、先週の小型のキスが釣れた北部のキス釣り名所の、手前国道５８号線、仲尾次のポイントを攻めてみることにした。このポイントは、毎年１０月後半から１２月後半にかけてキスの２０ｃｍクラスの、数が釣れるポイントで、所々に石が点在し遠浅で１２０ｍ付近に船道のカケアガリがある。



朝７過ぎにポイント着、釣りのタイムリミットはお昼(12時)。意気込んで車を降りて、海面を眺め、様子を探る。潮は満ち潮で、濁りもあり、ベストだと思った矢先、左側８０メートル沖付近に、網を入れてある黒いブイが浮いている(アゲッ!)。　網は、左側の漁港向けに入っている様なので、右側付近を攻めて見ることにした。(魚は網が入っていると、網に沿って泳ぐ習性が有るのか?　好く網のブイ付近で釣れる事がある。)



　一投目４色半投げ４色で竿を置いて見た、すると１０秒もしないうちに、ブルブルとアタリが有りオオッ今日も行けるか～!　とテンションは急浮上・・・



　しかし、外道であった。その後本命を、８匹ほど順調に釣り上げたが、アタリが無くなり、ブイの近くギリギリのポイントを攻めて網に仕掛けを絡ませたりしたので、少し右側に移動して、遠浅の砂地を丹念にサビいてみたりとしたが、全くアタリが無い。



　ここはあきらめ、先週のポイントへと車を走らせた。防波堤にはすでに先客がいて、活きエビを餌にチヌ狙いをしていた。私は４色付近を攻めてみた。
入食い状態ではないが、よく釣れる。型はバラバラで、ピンギスから２６ｃｍクラスと、タイムリミットも近かったので、１１時過ぎた頃、納竿しようと思ったとき雨が、ポツリポツリ降り始めた、と思ったらいきなり大雨になり、突風が吹き始めた。
　釣りどころではない、逃げるのに必死で堤防を走ったがずぶ濡れになってしまった。



　物凄い豪雨と突風で、視界も悪くなりボート釣りをしていた人も避難してきた。
クーラーボックスとその竿立てに立てていた竿も、突風で倒され、チヌ釣りの人は道具を海に飛ばされる、荒れ具合だった。

　２０～３０分程で雨と風が弱まったので、道具を仕舞おうと堤防を歩き始めた。



それを見ていた、海人(ウミンチュウ)が取ってきたガサミ２匹をくれた。魚が釣れなかったと、思ったのだろう。(ガサミは、高級なので心の中でラッキーと叫んでしまった。)
それからは、風邪を引かないうちに家路に急いだ。



　それにしても、すごいハサミです指を挟まれると簡単にちょん切る力は十分にあります。

　ガサミを正面から、写してみました。



　キスも刺身にする分は何とか30匹程釣れましたが、大・小さまざまで大変でした。



　刺身は少し贅沢に、大きめに切りました。

みんな久々に、沖縄の泡盛を飲みながら新鮮なキスの刺身に舌鼓を打っていました。

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