エビフライ用のエビをせっせと殻むきしていると、妹が言いました。
「おねえ、トイレ行ったらカレンダー見てみてよ」
忙しくてそんなのスッカリ忘れていたんだけど、
カレンダーが目に入った途端、妹が笑っていた意味が判明。
そこには、芸術的な作品が!
よしえちゃん作のこの芸術品がなぜ芸術と呼ぶに値するか…
それは、天然だから。
人を笑かそうなんてこれっぽっちも思ってないんだから。
心温まるでしょ???
いつも神棚にお供えをし、きちんとお参りを欠かさないよしえちゃん。
本気で、「感謝」しているのだ。
私にはできない。
よこしまだから。
私たちが手伝いに来てくれることが、「喜び」なのだ。
ここですごいのが、「助かる」じゃないこと。
この違いを意識しているかは知らないが(きっとしてない)、この違いは相当でかい。
本当にすごいのは、よしえがこれを私達に見せる為に書いたのではないということだ。
言うなれば日記。
心の声。
私は相当ひねくれているし、上辺のいい人は大嫌いだ。
でも、よしえちゃんときよしくんは、私が出会った人たちの仲で、誰にでも自信を持ってオススメできる(しなくてもいいけど)「いい人」だ。
だからこそのこの芸術品。
お出かけから帰って来ると、きよしくんが近所のカラオケ屋に行くところだった。
もちろん私があげた緑と黄色のミッキーのニット帽をかぶっている。
出かけようと玄関先にいたのに、戻ってきて一緒に机を囲んでいた。
ニコニコして帽子を自慢している。
よしえちゃんときよしくんに会うと、私は自分の汚さに気付くのだ。
やっぱすげー。
大好きよ。