チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

失言→言ってはいけないことを言うこと。

2005-11-30 | チョッパー中継


中学の時、私は近所の友達と通学していました。

ある日のこと。
とことこ歩く私達の横に、一台の車が止まり、運転席から見知らぬおじさんが顔を出して言いました。
「乗せていってあげようか?」

どう考えたって、あやしいでしょう。

あんまりしつこいので、私がなんだこのおっさんという顔丸出しになってくると、おじさんは諦めて走り去って行きました。
「なんだあれ。気持ち悪いっつーの」
ずっと黙っていた友達が、やっと口を開いて一言。

「あれ、私のお父さん」

ないです?こういうこと。
時が止まります。
変な汗が出て、いやな空気が漂います。

いや、自分のせいなんですけどね。

ある日、会社でのこと。
トイレに入ると、私の苦手な、むせるようなハーブ系芳香剤の香り。

お掃除のおばさんてば、またわけのわからん芳香剤買ってきおってからにー!(前科あり)
「も~聞いてよ~!芳香剤、超くさいよ~!」
私は、仲良しの事務員さんたちに訴えました。

「ごめん…」
うつむいてそう答えたのは、

いつもいつもおとなしくて優しい、大好きな事務員さん。

私のバカバカバカ!!!

あああ、こんな私なんて、もうろくな死に方しないよー。
ごめんなさいごめんなさいー。
トイレに戻って泣きました。

普段は毒吐き専門ですが、優しくしてくれる人を傷つけてしまうことほど、自分が許せないことはないです。

ちなみに、中学の時のことですが、先輩達と口ゲンカになりました。
それを耳に挟んだヤンキーの同級生から電話があり、その先輩がとってもおっかない人だと聞かされました。
うーん、これはやばい…。

その時、前出の友達から電話がかかってきました。

「明日から、学校一緒に行くのやめよう」

あまりにストレートな発言に、爽快感すら覚えました。

この子に関しては、いろいろな逸話があるのですが、
それはまた今度。

みなさん、失言には気をつけましょう。






東京タワー、読みました。号泣。

2005-11-29 | 616

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
リリー・フランキー著



もう大分、大人になった人たちの為の本だと思います。

リリーさんのことは元々大好きなのですが、それはあくまでも「テレビで見るリリー・フランキー」。
エロくて粋な、格好良いおっさんは、こんないい本を書く人でした。

いやー、初めて読書でこんなに泣いたなー。
という本です。


リリーさんとオカンとオカンの友達とで、初めてのハワイ旅行に行きます。
手作りのお弁当を海辺で食べ、帰ろうとした時でした。

1人のおばちゃんが、息子に怒鳴られます。
おばちゃんは、割り箸を洗って持ち帰ろうとしたんですね。
また必要な時がきても、困らないように。

息子は、「こんなとこまできて、貧乏くさいことすんな!」と怒りました。
「ごめんねぇ…」
おばちゃんは、割り箸を持ったまま、下を向いて泣いてしまう。

このくだりを、耳鼻科の待合室で読んでしまいました。

怒鳴ってしまった息子の気持ちも、泣いてしまったおばちゃんの気持ちも、
大人になったなぁ、
分かるんですよねぇ。 

だからやっぱり、もう大人になった人の為の本だと思うのです。

自分と親を重ね合わせて泣ける人もいるかもしれないけど、私は、まさに、リリーさんとオカンに泣けました。
時々しか出てこないのに、しっかり泣かせてくれるオトンにもやられました。

1番大切だと分かっているのに、大切にしきれない。
思いやりだと分かっているのに、時に鬱陶しい。
例えばそれは、親でなくても。

ありきたりな言葉だけど、失くして初めて気付くんですね。
どんなに愛されていたか、どんなに大切だったのか。
あれもしてあげたかった、これもしてあげたかった、
どうしてあんなことを言ってしまったんだろう、
どうして言えなかったんだろう。

でも、いつだって、そう思えた時には遅いんですね。

オカンのことを想って、装丁にもものすごく凝った、というのをリリーさんのHPで見て、また泣けました。

是非、読んでみて下さい。


ちなみに、同じくらい泣いたのは、
マンガ「ワンピース」の”ヒルルクの桜”。
ワンピースは、マンガと侮るなかれ、泣ける話満載。
DVDを見て、弟とおいおい泣いてます。












ついに、ストレスに倒れる…んー!

2005-11-25 | チョッパー中継

ここしばらく、喉の異物感に悩まされていて、
「びょーいんいけ!びょーいん!」
という周りの声に負けて、しぶしぶ重い腰を上げました。

結果、内科も耳鼻咽喉科も異常なし!

でも耳鼻科の先生が、私がネットで調べたのと同じことを言いました。

つまるところ、自律神経をやられてしまったようです。
ストレスと疲労の蓄積で、神経の集まる喉が異常に敏感になってしまい、この喉の痛みを引き起こしているんだって。
だから目には見えない。

ネットに載っていた通りの漢方薬をもらい、なんだかほっとして帰ってきました。
心配してくれていたななママに報告。
「いやー腫瘍とかじゃなくて良かった!」
いや、ほんとほんと。
変な病気じゃなくて良かったよ。

またゆっくり書きますわ。

しかし痛い。
かんぽーで治んのかいな。




もじゃもじゃペーターはどこだー

2005-11-24 | 616

子供の頃、私は児童館に住んでいた。
と言っても、過言ではない。

本さえ与えておけば黙々と読み続けた。
自営で共働きの両親にとって、私は相当助かる子だったに違いない。

祖父も伯父も国語の教師で、その他にも教師の親戚が多かった。
かといって、読み聞かせてもらったり、一緒に読んだ覚えはほとんどない。

家の中には大量の本。
親が買ってくれた読み聞かせのテープ。
それら全てを何十回も読み返したのを知って、母は児童館に望みを託す!

お昼ごはん以外は、ずっと児童館にいた。
一度にたしか7冊くらい借りれたんだけど、その日の晩には読み終えてしまうので、また次の日同じだけ借りてくる。
私はやたらと読むのが早かった。

これをずっと繰り返したのだから、相当数の本を読破したと思う。

さて、その中でも大好きだった本を、大人になって集めるようになりました。
が、今では絶版になり、入手困難な本も!
困るんだよねー。

「もじゃもじゃペーター」も、どこにもない!!!
しかも私が欲しいのは、「生野幸吉訳/飯野和好訳/集英社出版」のやつ!
これがまた、どんなに探しても見つからない。

昨日弟と話してたら、彼が唯一覚えている本がこれだった。
子供心にも、おっそろしくブラックで、かつ魅力のある本だった。

スープを食べるのを拒んで、やせ細って死んでしまう男の子。
マッチで火遊びして、自分が燃えてしまう女の子。
指しゃぶりがやめれずに、仕立て屋さんにはさみで親指をちょん切られてしまう男の子。
肌の黒い子をいじめて、神様にインク漬けにされる子供たち。
などなど。

こういうことを止めないと、こーんなこわいことになっちゃうよ!
ってな戒めの本なのですが。
「うそ~ん!やりすぎでしょ~」っつーナンセンスな話目白押し。
なんのフォローもない、おっそろしい話なんだけどさ。
文体がリズムを持っていて、おもしろく読めてしまいます。
読み聞かせにいいかも。

今までに読み返した数の多さベスト3に入ってるはず。

それにしても、この本。
精神科医のお医者さんが、子供に買う気に入った本が無かったという理由で執筆したもの。
子供に書くなら、もっとメルヘンなやつじゃないの~?
なんつって笑えました。







AIRライブで歳を感じるの巻。

2005-11-23 | チョッパー中継

昨日は待ちに待ったAIRのライブ。
ななのパパママと、うちの妹と。
ライブ前には、恒例のTシャツも買ってね~。

ほんとは翌日発売のアルバムが販売されてて、しかも
直筆のサイン色紙が付く
とういうことで、購入決定。

しかし、今回に限って腰を痛めてて最悪だったなー。
絶対来るはずの曲を待って、今か今かとスタンバってたんだけど、
結局そのまま終わってしまった。
不完全燃焼決定。
今回はすごくMCが長くて、珍しくよくしゃべってたくるちゃん。

あのね、毎回思うんですけど、
「ハッ!今くるちゃんが私を見てた!」
思うわけですよ。
意識しちゃうんですね、女の子ですね。

時たま、偶然にもパーっと道が開けて、私からくるちゃんまで障害物が無くなることがあるわけですよ。
「今くるちゃんが確かに私を見て微笑んだ!」
おばかさんなのは百も承知。

しかしライブの間にストレッチをしてしまうなんて…。
ななママと2人、さすがに歳を感じてしまった。
ストレッチって。

いやー、でもかっこよかった。
もちろん、AIRの音楽が大好きなのは当たり前。
車谷浩司という人の、全てにおけるセンスに感服しています。
何をしても、何を着ても、あーかっこいーな~と思う。
それにやっぱライブは最高!

いつか、全国横断AIRライブの旅をしようね、ななを連れて来ようね、
と、固く誓い合うななママと私なのでした。
今回初めて最前列に躍り出なかった私が、
「だって、くるちゃんと結婚できないんだってわかったんだもん」
と言ったら、
「つーか、もっと早く気づけよ」
と突っ込んできたななパパ。

実はまだ気付いていないのだよ。
フフフ…




リスクは承知なり

2005-11-22 | チョッパー中継

大っ好きなおかし、skittles
出会いはオーストラリアで、その時は赤い袋のプレーンなやつで。
その後アメリカにいた際に、この緑バージョンを発見。

簡単に言えば、小さいメントスみたいなの。
で、5種類くらいの味が入ってるの。
緑バージョンは、周りにすっぱいこなこなが付いてます。
これがたまらない

で、リスクって何?かと言いますと。

私、これを食べると、すぐ口の中を噛むんですね。
自覚はあるので気を付けてはいるんですが、これまた。
気を抜くと、考えられないくらい思いっきし噛むので。

一年ほど前かな?
イオンのソニプラで、コレを買って嬉しくて。
歩きながら食べてたんですね。
そしたら、

唇のすぐ裏側を、
上の歯と下の歯が出会うくらい(多分出会った)
噛みました。

もう、血だらけ。
たらこのように唇は腫れるし、そりゃーもう痛てーし。
あうあう言いながら、相方くんに連れられて薬局コーナーへ。
しばらく、何を食べる気も起きませんでした。

それまでも何度か血を出していたので、ついに相方くんから「skittles禁止令」が出されました。
最近はほとぼりが冷めたので、またちょこちょこ食べてます。

ちなみに、私はコレを「スキトー」と呼んでいます。
なぜかと言うと、アメリカに住んでる従姉妹の子供(当時5才と7才)がそう呼んでいたから。
ネイティブ並に英語ベラベラの2人が、なぜかコレだけは超カタカナ読みで、「スキトー」(まさに字の通り)と言っていたのがものすごく印象的でした。





授業中に鼻水が出てきたら。

2005-11-16 | 616

あなたならどうしますか?

昨年の今頃、オーストラリアのパースで語学学校に通っていた私。
えらいインターナショナルなクラスに恵まれてしまいました。

スイス人・チェコ人・ブラジル人・フランス人・ハンガリー人・先生はニュージーランド人。
日本人は私1人。

これだけ多国籍クラスになると、日本に対する意識も本当に多種多様。
度肝を抜かれる質問をされて、改めて、世界にとって日本はまだまだ理解の薄い国なんだなぁと実感致します。

とある授業中。
「外国について、私はこんなことを知っているぞ!」発表会みたいのがありました。
そこでスイス人が自信満々に放った一言。

「日本人は、ハンカチを持っていない。」



んなわけあるか!!!
「へぇ~!」と納得のクラス。
いやいやいや!なんでそんなことになるんですか!

聞けば、
「日本人は鼻水が出ても、絶対に鼻をかまないから。ハンカチ持ってないからでしょ?」
いやいやいや!

授業中に鼻水が出てきたら。
日本人はまず、
①教室を出て鼻をかむ
②あるいはすすって我慢
どうやら、この②が問題のよう。
日本人は、まぁ一般的に皆さん普通にやってますよね。
これが、欧米の方にとっては、すごくお下品なことに感じるらしい。
ズルズルすすってないで、ちゃっちゃとかめばいいのに!って。

逆に、日本人からしてみれば、人前で鼻をかむって行為はお下品に感じてしまうのにね。
これからは気をつけようっと、と思いました。
同時に、ハンカチでかむのは…とも思いました。
後から聞いたら、韓国の子も日本人に近い感覚だったなぁ。

あとは、
「日本では、レストランで床に座る」とか。
和食屋さんとかのことかしらね。
でも、言葉にすると確かに変な感じ。
「日本人は最近足が長くなってきた」なんてのも。
なんでも、サムライみたいに正座をしなくなったかららしい。
余計なお世話。

「日本人の男性が、欧米の男性に比べて女性っぽいのは、豆腐をたくさん食べるからだ」
これは、英会話の先生が、なんかの論文で読んだらしい。
大豆をたくさん摂取する日本人は、イソフラボンの働きで女性ホルモンが活発になり、女性はより女性らしく、男性も女性らしくなる。
らしい。
だから、世界で1番もてるのは日本の女性であり、1番もてないのは日本の男性なんだよーん!
と、その先生は言っていた。

さぁ日本男児諸君!
どう思います?





念願のDVDゲット!

2005-11-15 | チョッパー中継

いやー、もうじきAIRのライブだねぇ~。
昨年は私、オーストラリアにいたから行けなくってさー。
涙を飲んだよ。

AIRのライブにはいくつになっても行こうねって、ななママの披露宴のスピーチで約束した通り、今回はななには留守番してもらって、ななのご両親とうちの妹とでライブ参戦デス!

にしてもくるちゃん、うちらのライブの翌日にアルバム発売って!

話は本題へ。
そう、ずーーーーーーっと欲しかったGorillazのDVDを、やっと入手しました!
Gorillazは、Blurのボーカル、デーモン・アルバーンが参加しているバーチャルグループ。

あまりのかっこよさに、ため息をつきながら見てます。
やばすぎ。かっこいー!
バーチャルグループなので、歌ってる本人達は出てないけど。
ジェイミー・ヒューレットというアニメーション作家による映像が、もう、最高にクール!

ここのところ、RAD WIMPSというバンドがお気に入りだったのですが、どうやらメジャーデビューしたようですね。
「へっくしゅん」「愛し」とかを聞いてると、若干ハタチの若者とは思えないです。
かっこいいです。

でも、ここでのかっこいいは、あくまでも私的なものなので。
「聞いたけど全然良くない!」と言われても責任取れません。
そう、AIRといい、RAD WIMPSといい、細い声&ちょっと物悲しいメロディーによわよわです。

そもそも、AIRというよりは、車谷浩司という人の曲が大好きなので、ほんとは解散してしまったSPIRAL LIFEが好き。
フリッパーズも大好き。
なんならオザケンも好き。

オーストラリアでジャケ買いしたLINKIN PARKも好き。
その時、一緒にハイスタのアルバムを買ったんだけど、店員さんに、
「彼らってすっごくかっこいいよね!」と言われました。

そこはダーウィンというオーストラリア北部の町で、こんな僻地(州都だけど)なのに!すごいぞハイスタ!と感動しました。

オーストラリアに行くまで、洋楽なんて全然聴かなかったのにね。
ええ、かぶれました。
プロモがかっこいいんだもん。

でも今でも、マッキーとかポルノグラフティーとかも好きです。
ええ、雑食です。

ちなみに、相方くんはヘビメタ狂です。



この煮物はうまい。

2005-11-14 | チョッパー中継

小さい頃からお世話になっている、近所の朝ちゃん作の落花生の煮物。
何年か前のお正月に、おすそ分けしてくれたのが出会い。

こーれが、ばかうま!

この手の煮物は苦手です。
でも、これはうまい。
一口食べると、幸せすぎて顔がほころぶ。

あんまり私が喜ぶので、折を見ては作ってくれるようになりました。
これまた絶妙のタイミングで。

毎回、
「れんこんを煮過ぎた」だの
「味が薄い」だの
「おいしくないよっ!」と叫んで去っていく朝ちゃん。
でも、おいしくなかったことなんて、一回もないゼ。

いつも「作りすぎたから」って言うけど、こんな皿いっぱい作りすぎるなんてないはずだから、私のために多めに作って持ってきてくれるんだと思う。

誰かが、自分を喜ばす為に作ってくれたものって、ほんと最高。
自分がおいしい幸せな思いさせてもらったのに、お礼を言うと、相手もすごい幸せそうな顔になるのが、最高。

この幸せをまだまだ味わう為に、レシピを教えてもらうのはもうちょっと先にします。
しかし、もう食べちゃってないんだよねぇ。