チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

南の島で誕生日 ビチレブ島編

2006-06-29 | 616


船に揺られて約1時間半くらい?
フィジーで1番大きな島、四国くらいの大きさのビチレブ島。
ここはなんだか全然パワーが出ない。
アジアの雑踏の雰囲気に似てる。

私は基本的に、混沌とした所、勢いのある所が苦手だ。
そういう所には、何となく、負の空気に満ちている気がして。
そういう所では、人の笑顔が仮面ぽく見えちゃうんだよね。
道行く人が、何を考えているのかが、全く分からない。

海外ならどこでも好きという訳ではないのでありますよ。

繁栄していなくても、のーんびり、
「ま、何とかなるでしょ」
って笑って生きている人たちの住むところが好き。
少なくとも、そう感じられる場所が好き。

つまりは、ちょっと苦手な雰囲気の場所だったってことですね。

お昼過ぎに着いたんだけど、今日は日曜ということで、ナンディ市内のほとんどのお店は閉まっているらしい。
ホテルは、いかにもトランジットホテルって感じ。
おおー、あれだね!チープだね~!って感じ。

だって1番ビックリしたのは、部屋の入り口がガラスの引き戸!
部屋に唯一ある窓が、廊下に面した一面のガラス窓。
それが入り口なんだもん。

光をとろうとすれば、思いっきり廊下の人から部屋超丸見え。



↑こんな(笑)。

おかげで一日中カーテン閉めて電気つける羽目に。

救いは、エアコンが付いてたことかな。

でも、このエアコン、リモコンがえらい所に!



ごっつい上なんですけど!(笑)

で、ここでやっとゲットしました。
噂の「フィジーウォーター」。



味はくせのない普通のミネラルウォーター。
でも、このパッケージのかわいさが観光客に受けているらしい。

しかしフロントで買った時と売店で買った時と、値段が違っていたのはなぜだろう?
数メートルしか離れてないのにさ。
30円くらい違ってたような…。
ま、いいか。

ビチレブ島に来てから、もう無数に蚊の餌食になっている。
マナ島では一匹も刺されなかったのに~。

小腹がすいたので、売店に行くことにしたのですが、ここの店員のインド人の女の子と仲良くなってしまい、お土産を買ってしまいました。

ちなみに、フィジーの人口の半数はインド人です。

実は、チェックインの時から彼女の視線を感じていたのですが…。
お菓子を探しに入った私を見つけて、外で他のスタッフと話をしていた彼女は、ものすごい勢いで走ってきて、大きな目をキラキラさせて、しゃべり倒してました。

しかし、インド系の若い子って、なんでああも細くてべっぴんさんかねぇ?

「マナからでしょう?」
「天気はどうだった?」
「日本人?一人旅?」
「ナンディはいつ出るの?」
「今日は午後から何をするの?」
etc...
好奇心一杯な感じの彼女の質問に一つずつ答え終わると、
彼女は何かを思い出したように口に手を当てました。

「ごめんなさい!私の名前はドリーン。はじめまして。あなたは?」

そうよね、普通会話はそっからだよね(笑)。

その後彼女は店内全ての物を説明してくれた上、
試食のないクッキーやチョコを、なんと私の試食の為だけに商品を一袋かけて食べさせてくれたり、大盤振る舞い。

しかし、やっぱりあんまお金持ってなさそうに見えたんだろうね、
いろいろ買った私に、
「こんなに買って大丈夫?

3000円も買ってないんだけど(笑)。
うーん、これ以上は買わないけどね、と言うと、
「分かった、できる限り値引きしてみる!」
と、計算機と格闘していました。

結構安くしてくれましたよ。
ありがとね、ドリーンちゃん。

基本的にインドの方というのは、商売っ気に満ち溢れておられて、
強引に売りつけられたり、ぼられたり、というのをよく聞きますし、
残念ながらフィジーでの注意事項に、フィジアンはいいが、インド人には注意、と書かれているのが多いのも事実です。

でも、いい子もいる。

そればっかりは、もう、運です。

昨日自分でナンを作りまして、
ドリーンちゃんをちょっと思い出しました。

そろそろ、旅も終わりです。

続く!




南の島で誕生日 マナ島最終日編

2006-06-27 | 616


最終日こそ朝日を見ようと思っていました。

起きましたとも!

でも、昨日の夜豪雨だったせいか、曇ってて断念。
ネットでは酷評されていた朝食を食べに行く。

感想↓
ええー?おいしいけど~?

唯一評判だったオムレツ(好きな具を入れて焼いてくれる)は、やっぱりとってもおいしかったし。
ちなみに、私は全部入り(ハム・オニオン・マッシュルーム・チーズ)。

あれだよね、やっぱ、ネットの書き込みって参考程度にしといた方がいい。
食べ物なんてホント個人の好みだし、
スタッフの接客が悪かったりするのも、当たり外れあるし。
そりゃあ、日本のいいホテルの朝食ビュッフェに比べれば、品数も少ないし質だって良くないかもしれないけど。

いやしかしね、海の目の前のデッキで朝ごはん。

超最高でしたよ。

ただ、メシを置いて席を離れると、
鳥に食われるというのは本当でした。

昨日会ったカップルも、他の料理を取りに行って帰ってきたら、
オムレツが姿を消していたと言ってたもんね。

で、その日も無防備なカップルが席を離れてました。
私は自分のゴハンに熱中。

突然、

「やぁぁぁぁあああぁあっ!!!」

叫び声に驚いて振り向くと、
無防備カップルのテーブルに鳥たちが。
声の主は、日本人の女の子。
その鳥たちを追い払おうと一生懸命になっているのでした。

その子は一緒のツアーの子で、
ちょっと冷めた感じの、川嶋あいみたいなきゃしゃな子だったんだけど、
その後も何度も全然気付いてない無防備カップルの為に、何度も何度も追い払っていて。
彼氏に、
「(鳥が)狙ってる…」
と小さな声で言ってるの。

その外見とのギャップがあまりにおもしろくて。
だって、
「やあぁぁああぁっ!」
って叫びながら、鳥追い回してるんだよ(笑)。
で、無表情で席に戻ってくんの(笑)。

けど自分の席を立って必死で走っていく姿がかわいくてさぁ。
なんか意外だったし、やるじゃんって思った。

実は昨日、その彼氏の方も、すごく大人しそうな顔してるのに腰にタトゥーが入ってるのを発見してたんだよね。
このカップルは一体…とある意味衝撃を受けました。

部屋に帰る途中でヒトミさんに名刺をもらった。
いやあ、本当にお世話になりました!

フィジアンのスタッフが挨拶してれる。
彼は、ヒトミさんイチオシのスタッフで、
「彼はとっってもいい子なんです!」
の言葉通り、いつもはじけそうな笑顔で、とっても優しくて、気遣いも素晴らしかった。
あー、フィジアンと結婚したい。
だってみんな黒くってたくましくって、でっかいんだもん。
いつも笑ってるしさ、優しいし、おおらかだし。
いっつも歌ってるし。
魚とか、手づかみで捕ってくれそうじゃん。
なんて思いました。

まあね、実際結婚したら、やっぱいろいろ大変だろうけどさ。

ああ、ついにマナ島ともお別れ!


ビチレブ島編へ、続く!



南の島で誕生日 平和な1日編

2006-06-26 | 616


昨日の体調不良が嘘のように復活。
だって起きたらすでに11時。

ノースビーチ行ったら波が荒くて1人で潜るにはちょっとキケンか?
と思ったので、あきらめてサウスビーチへ。

今日はあまり天気がよろしくない。

人懐っこい魚たちに囲まれて、つんつんつつかれるので、
ちょっと痛い。
曇っているので、海の透明度もイマイチ。
ああ、昨日潜りまくっといて良かった。

1時間ほど海を堪能して、部屋に戻り、
6冊持ってきた本をのんびり読みふける。

今回持って行ったのは、
山田詠美さんの「放課後のキイノート」「僕は勉強ができない」。
久しぶりに読み返したけど、やっぱりおもしろい。
私の旅には欠かせない、椎名誠さんのエッセイ2冊。
やっぱりすごーく良かった。
あと、阿川佐和子さんの「もしかして愛だった」。
アガワさんは、容姿も立ち居振る舞いも、話し方も大好きだったので、1度エッセイを読んでみたかったんだけど、やっぱりおもしろかった。
想像通り、とってもキュートで素敵な人みたいだ。
残り2冊は、読んでみたかった人のエッセイ。
これは、「ん~」という感じだったので、書きません。

夜になって、ヒトミさんからコール。
今日は、テーマビュッフェが「ロボ料理」ということで、やっぱりビュッフェレストランへ。
ロボ料理は、フィジーの伝統料理。
タロイモとかを葉っぱに包んで、地面に埋めて蒸し焼きにしたもの。
ココナッツのソースでどうぞってやつだ。



これ分かりづらいね。

そして9時からは、今日はメケショー。
フィジーのダンスショーだ。
驚きは、ダンサーが全員ここのスタッフだということ。
日本人が盆踊り踊るようなもんかね?感覚としては。
でもすごかったよ、迫力!



みんなものっすごい歌がうまい!!!
腹から声が出てるっていうの?
それにみんなすごく楽しそう。
最後にはみんなで列を作って踊りました。

終わった後も、ここで挙式したばかりのカップルたちと生バンドを楽しむ。
「大きなのっぽの古時計」に続き、
「世界に一つだけの花」を日本語で歌ってくれる。
すげえ。

さらに盛り上がって、バーに残っていた人全員が前に出され(強制)、
ブラダンスをレクチャーされました。
もうその頃には、全員変なテンション(笑)。
異様に盛り上がりました。

夜中はすごい豪雨。
明日はマナ島を離れてビチレブ島へ。

明日こそは早起きして朝ごはん食べるぞ!

せっかく靴下持ってきたのに、全然はいてないことに気付く。

そんなこんなのマナ島最終日でした。

まだ続く。




南の島で誕生日 バースデーケーキ編

2006-06-24 | 616


晩御飯に誘ってくれたヒトミさん。
実際誘われた時は、
えっ?嬉しいけどなんで?
もしや何かの勧誘?
ひょっとして女子好きの方?
なんつって。

だって、私の知ってるコーディネーターさんは、お客さんと過度に接するのを嫌がる人が多かった。
お客さんとは一線を画していないと、いざ何か起きた時に対処しづらいだろうし。

だから、である。

でも話を聞いてみると、ずっと1人でのゴハンが続いていて、本当はちょっと寂しいんだって。
スタッフとはいえ、お客さんと同じレストランで食事を取らなきゃいけないらしくて。
楽しそうな人たちに囲まれて、1人で食べる食事はおいしくないようだ。
うん、ちょっと分かる気がするよ。
私も、レストランで1人で食事する気はあんまりなかったもん。

たまに、カップルにも声をかけたりするらしいんだけど、
「2人で過ごしたいから…」
と断られることもあるらしい。
それでもめげずに声をかけている彼女を、すごいと思った。
前向きだ。
これくらいのガッツがないと、海外で働くのは無理だろうなぁ。
さすが、選ばれるべくして選ばれた人であろう。

晩御飯が食べられるレストランは、ここには2ヶ所?
私たちが行ったのは、ビュッフェ形式の所。
曜日によって、テーマごとのビュッフェとなる。
今日は、ヨーロピアンビュッフェ。
どのへんがヨーロピアンかは分からない(笑)。
さすがアバウトな南国。

なんと、ヒトミさん、ケーキを用意してくれていた!



陽気なスタッフが持ってきてくれた。
通りかかるスタッフは皆、
「ハッピーバースデー!」
と声をかけてくれる。

いやぁ、こんな所まで来ても祝ってくれる人がいた。
ありがたいことだ。
毎日仏壇拝んでたおかげか?とちょっと思う。

明日も一緒にゴハン食べる約束をして、ケーキを1/4もらって帰る。

ヒトミさんは、この4月からフィジーに来たらしい。
28歳。
オーストラリアとアメリカに、語学留学とホスピタリティの勉強で3年くらい留学していたんだって。
海外のホテルで働く、という夢がやっと叶って、最高に幸せだと言っていた。
モデルさんのような体型、ハーフのような顔立ち、上品な物腰、話し方、黒く焼けた肌、パンフレットに載っていそうな美人さんだったなぁ。

育ちの良い子というのは、こういう人なんだろうなぁ。
時々いません?
お嬢様っぽいのに、やたらアクティブな人(笑)。
何しろ、素敵な人だった。

一旦部屋に戻ったものの、9時からショーがあるのでした。

このホテルのすごい所は、1日に5つくらい、朝から晩まで何らかのアクティビティがあることだった。
編みかごの作り方とか、ゲームとか、フィジー語レッスンとか、いろいろ。
その最後にあるのが、ショーだった。
今日は、ミクロネシアンダンス。

迫力満点でおもしろかったー!
ファイヤーダンスとかもあったしね。

しかしなんだあの腰の動きは…。
日本人には到底できそうにない腰フリでした。

ちょっと興奮気味でブレに帰ってきたはいいんだけど、
風邪をひいたらしく、鼻水だーだーだわ、くしゃみは止まらんわ、頭はガンガンするわで大変だった。
脈をはかったら、ああ、熱があるなぁコレ。

うんうんうなされながら、広いベッドでシーツにくるまってました。

大丈夫、暑いところでひく風邪は、寒いところでひく風邪より気分がいい。
これは、私だけですかね。

もう最高の誕生日を過ごしたし、別に明日ずっと起きれなくてもいいや、
なんて気楽に考えながら、眠りにつきました。

なんだか分からない鳴き声と、波の音が贅沢でした。

私はいつだって、こんな夜を求めているのでした。

続く!


南の島で誕生日 サウスビーチ編

2006-06-23 | 616
  

何となく準備運動とかやって(1人だからもし溺れたら大変)、
ワクワクしながらザブザブ海へ。

こんな海です。



珊瑚は絶対に触っちゃいけないの。
繊細な珊瑚は、少し触っただけで、死んでしまうのもあるんだって。

しばしこの素晴らしく美しい海をご覧下さい。



どうだ!



これでもか!



まいったかーって感じですね。

この海と目と鼻の先にある部屋もあるんです。
目が覚めて目の前にこんな海があったら…
ばかになっちゃいますね。

ひざくらいの深さの所で足ヒレを装着していると、

「ああっ!サカナ!!!」

そう、こんな浅い所にすでにサカナ!
体長5センチくらいでしょうか。

こんな浅瀬にすでにいるんだから、
きっと沖は…沖には…
パラダイスが…?

はやる気持ちを抑えて、シュノーケルを装着して潜ってみると、

いやあああ~何コレ~?! 

そこには、色とりどりのサカナたちが!
もう無数です。
熱帯魚屋さんで売ってそうなのがそこらじゅうに。

「一応」持っていった水中カメラは、すでに残り10枚をきっている。

もう夢中。
夢中すぎて外人と何度も接触しかける。

サカナたちは、人間を怖がることもなく、近寄ってくる。
しっしましまのー。
きいろのー。
ネオンカラーの~!

後で知り合った、船でシュンーケリングツアーに参加した人は、
「ニモがいたよ!」
と興奮していた。

夢中すぎる私には、すでにシュノーケルが邪魔。
これあると潜れないんだもん。
しかもこのでかいゴーグル(鼻まである)も、邪魔。
ああ、SPEEDのゴーグル持ってくれば良かった…と激しく後悔。
だって来る前は、シュノーケルする気なんてこれっぽっちもなかったんだもん。

まぁ、こんなリゾートでSPEEDのゴーグルして潜ってる人いたら、
ひくけどね、我ながら。

ついには、深いところにいる魚を撮る為に、シュノーケル外して素もぐりしてました。
なんじゃここはー!
楽しー!!!


1人旅の娘、1人大興奮。
これはオーストラリア、コーラルベイ以来の感動。
絶対また、誰かを連れてこようと心に誓う。

時間を忘れて潜っていたら、ゆうに1時間以上が過ぎていた。

いかん、晩御飯誘われていたんだった、と思い出す。

実は、コーディネーターのヒトミさんが話しかけてきてくれて、
誕生日だから来たんです、と話したところ、
「じゃあ晩御飯ご一緒にどうですか?」
と誘ってくれたのだ。

部屋に戻って、シャワーを浴びて着替える。

そういえば、テレビが置いてないことに気付いて、いいねぇと思う。


まだまだ、続く。


南の島で誕生日 私のお城編

2006-06-22 | 616



ようやくチェックイン。

今日から2泊する、私の城!
旅において、根城は重要、
というか、一人旅には、というべきかな。
仲良しの友達とだったら、変なとこでも笑いとばせるし。

宿泊する所の良し悪しってのは、やっぱり個々でそれぞれ違う。
気分でも違うかな。
ワーキングホリデーで、オーストラリア中を旅してた頃は、
今思うとよく泊まったなぁってな宿もあったし。
(寄生虫にやられた人も知っている。)
そういう時って、相部屋じゃなかったり、
部屋にシャワーが付いてるってだけで、
「おお!なんとリッチな!」
なんて思ったし。

そしてこれが、根城~!






うわわ、キングサイズベッドだー!
さすがはリゾート!と、感動。
枕がみっつもあるよ。
どれで寝よう…。

ちなみに、このブレにはエアコンがない。
でも、ファンがあるの。



ぐるんぐるん天井で回ってるやつね。
日本では扇風機だね。
確かに暑いし、湿度たっぷりだけど、
暑いとこ大好きの私、
全然いけるっしょ。

なんてったって、窓開けて寝られるという、この治安の良さよ!
いや、でもちゃんと気をつけていますよ。
無防備じゃあいけません。

そうそう、超懐かしい、昔のベープマット発見!



その他は、虫除けと殺虫剤。
至れり尽くせりですな。
もちろん、自分でも持ってきてるけど。

部屋探検が終わったら、持参してるカップめんで遅い昼ご飯。

そして何かが私をせきたてる。
海へ行かねばー!

ここでは、シュノーケルセット(ゴーグル、シュノーケル、足ヒレ)と、ビーチタオルを無料で貸し出してくれる。

便利なのは、貴重品はフロントのセーフティーボックスに預けて、
後の全ての支払いはサインだけの後払いということ。
これで、貴重品なしで海で遊べる。
(とはいっても、やっぱカメラとかはね~)

シュノーケルセットを持って、サウスビーチへ向かう。

徐々に、水泳部の血が騒ぎ出す。
うみーうみうみー!
1人テンションががしがしに上がる。
やばい人だ。
でも止まらないのー!

ちなみに、私は日本では海にもプールにも行かない。
中学以降はホント行ってない。

水泳ばかの人は分かると思うけど、
競泳用の水着以外はこっぱずかしくて着れないし、
海やプール、泳ぐ以外にどうやって遊んでいいのか分からない。

恥ずかしがりやさんなのです。

でも今回は1人だもーん!
うしし。

続く。



南の島で誕生日 マナ島到着編

2006-06-21 | 616



空港内で両替を済ませ、カップル(しかいない)達に囲まれて国内線で目的地のマナ島に移動。
ここから15分くらいで着くらしい。

しかし、これが国内線?
定員は10人くらい。



眼下に広がるのは、「キャストアウェイ」の舞台になった島や、
なんだっけ、ブルック・シールズかなんかの出てた映画の島、
とにかくべらぼうにキレイ。



ホテルに着いて、日本人のコーディネーターさん(3人もいるらしい)から色々説明を受ける。
チェックインできるのは2時から。
ということは、あと4時間ほど、時間をつぶさねばならん。

いや、しかし、あれです。

ここは1人で来るとこじゃねえな。 

結構どこでも1人で大丈夫な私ですが、
なんつってもここはリゾート。
やっぱ、女一人旅は、
浮きます完全に。

そりゃあ恋人たちにしてみたら不思議でしょう。
こんなリゾート地に、この人は一体1人で何をしに来たのか、と。

そんな皆の視線を痛いほど感じつつ、
島内を散歩することに。

島の3分の1くらいは、神聖な場所として観光客は入れない。

それ以外は、徒歩で1時間もあれば一周できるらしい。

メインとなるノースビーチとサウスビーチの間も、
徒歩で10分もあれば行ける。

最初に行ったノースビーチ。



天気がね、ちょっと曇ったり晴れ間が見えたりで。

伝わりにくいですが、すごーくキレイでしたよ。
ノースビーチの方は、潮が満ちている時がいいらしい。
少し泳ぐとドロップオフがあって、すごい数の魚がいるらしい。
こっちの方がちょっと波はあるんだけどね。



目の前がビーチのコテージ。



海沿いにハンモック発見。

自分の部屋番号は分かっていたので、探してみることにする。

発見!!!



外見バンガローです。
ここでは「ブレ」というらしい。
私が泊まったのは、「アイランドブレ」。
1番エコノミークラス。

二つくっついてるブレもあったので、孤立してるブレでヨカッタ。



こんな感じ。

散歩していると、現地スタッフが陽気に挨拶をしてくる。
「ブラ!」って。
こっちも手を上げて、ブラー!と笑顔で返す。

やっぱり子供が迷子になってるみたいに見えるんだろうか、
2度ほど「どうした?」「大丈夫か?」と声をかけられる。

湿度はゆうに80%を越えているみたい。
日本人よりオージーやキウイが多い。

そして、フィジアンの女の人は、皆おじさんのような顔をしている。
みんなでかくて(でぶくてともいう)、アフロヘアー。
曙や武蔵丸がたくさんいる…(しかも性別は女)。
ここでは太っていることが美人の条件だって、何かで読んだなぁ。
でもみんな陽気であったかい。

それにしても、ハネムーナーは外国に来ると、
ビックリするくらい急にラブラブになるなぁ。
しかしその気持ちは分かる。
しとけしとけ!

いまやこの海のように清清しく、広い透明な心を持った私は、
風通しのいいベンチで本を読みながら、1人頷くのでした。

そんな穏やかな午前、
30歳の誕生日。

続く。




お誕生日会報告

2006-06-20 | チョッパー中継


そうそう、出発前に、保育園から一緒のしゃんP一家がBBQパーティーをしてくれました。
私と、英会話学校の先生のお誕生日を兼ねて。



陽気な先生たち。

ケーキ、すごくおいしかった!



途中、同じ英会話学校に通っているうちのママも参加。

「ねえねえお姉ちゃん、”何歳ですか?”ってなんて言うんだっけ?」

それも言えんのかい~と思いながら。
ケーキだけ食って帰って行きました。

BBQの祭りの後。



すごーくおいしかったし、楽しかったよ~!

どうもありがとう!

感謝感謝です



南の島で誕生日 出発編

2006-06-20 | 616


ただいまです!

行き先は、フィジー!
の、マナ島。

理由は、
・英語が通じる
・海がきれい
・暑い
・電圧がオーストラリアと同じ(変圧器・コンセントを購入しなくていい)
・人があたたかい
などなど。

とりあえずセントレアから成田へ向いました。
「ゲートは72です」
とおねいさん。

が、電光掲示板を確認すると、あれ?
94て書いてあるよ?
念のため72ゲートに向うと、”HONG KONG”の文字。
およー?
94ゲートに行くには、シャトルで別の建物に行かなくてはいけない。
そこらにいたおねいさんに聞いてみると、
「香港行きの後で出ますから!」

おーへーな態度だなーと思いつつも、再び72ゲートへ戻る。
下に降りていくと、
「搭乗口変更のお知らせ」
の張り紙が!

なんだとー!? 

くっそー頼むよおねいさんよー!
また会ったら絶対文句言ってやる~と思ったけど、会わず。
なんとか無事ナンディ行きのゲート到着。

初めてのエアーパシフィック!
スナックで出た、マイルドスパイスピーナッツがおいしかった!



ご飯もおいしかったです。
行きは、チキンのココナッツなんとか。
写真撮ったんだけどねー、なんか暗くて、だから載せません。

しかし飛行機内でのマナーというのは、
同じ日本人同士は特に気になってしまうぜ。

通路を挟んだ隣の中年夫婦。
おっさんは早々と靴を脱ぎ、
そして靴下も脱ぎ、
私のほうにその足を向ける。

じじい、ちゃんとしてくれ。
くさい。
奥様も、スリッパはかせるくらいの管理して下さい。
飼い主の義務です。

私の席は、真ん中の3席を占領できる状態。

が、じじいの反対側には30代後半とおぼしき女子2人組。

この2人、なんと深夜1時過ぎまで、
ワインやビールを飲みまくり、
消灯されているのにギャハギャハ大声で笑い続ける暴挙に!

迷惑そうな周りに気付いてないのか、

「もうさー、最近の若い子って常識知らないよね~」
だの、
「やっぱ普段からちゃんとしてないと、もてないの分かんないのかな~」
だの、

いや、お前さんたちが言うのかそれを?!


フィジーと日本の時差は3時間。
フィジーのが進んでいるので、朝ごはんの為、
1時半には起床なのでありました。

私も30だけど、ああいう女子にはなりたくない、
とつくづく思った。
見てて虚し過ぎる。
女子よ、みんなに迷惑をかけてはいけないのだよ!
そして、あの女子たちがもてているのかが知りたい。

結局30分しか寝れないまま、ナンディ到着。
あの人たちも今から楽しい旅行なのだ、と思うと、
妙に許す心が出てきてしまい、注意できなかった。
小心者の私。
眠気のハザマで「うるせーなーも~!」と叫んでにらまれたのは、
あれは夢だったのかな~。

ナンディはフィジーで1番大きい島、ビチ・レブ島にあるんだけど、
首都は同じ島の反対側にあるスバなんだって。
島の大きさはちょうど四国くらい。
でも、スバはちょっと治安が良くないらしい。
島の人口の半分を占めるインド人たちが、
ちょっとお金儲けに熱心過ぎるからのようだ。

ナンディの空港で荷物が出てくるのを待っていたら、
ちょっと金持ちそうな関西人の中年御夫婦に話しかけられた。

「タバコ1カートン買いすぎてもうたから、出るまで預かってくれへん?」

いいですよーなんて答えた後、気付いた。
私も自分のを6箱ほど持っていることに。
持ち込みは250本までだ。
ああっ!越えてます!
振り返っても、もうおじさんはいない。

ひやひやしてたけど、実にあっさりと通過できた。

後で聞いたけど、少し前まで税関がとても厳しい時期があったらしく、知り合った人はほとんどがカップラーメン持参をあきらめてきたようだった。
私は何にも知らないので、5個も持ってきてたけどね~。

なぜか現地民とおぼしき人々に、
「いやぁ久しぶりやなあ!元気やったかいな!」
と話しかけているおじさん。
何者?
預かっていたタバコを渡すと、
「一人旅やて?!そら大変やなあ!
現地の男にやられたらあかんでー!気ーつけやー!」

あいよーと笑顔で返事をして、おじさんとはお別れ。

旅行会社の人を見つけたけど、
私以外はほとんどがハニーハネムーナーでした。

続く。





あと5分!

2006-06-15 | 616

あわわ。
あと5分で出発!
やっと準備が終わった、気がします。
忘れ物番長としては、今回は何を忘れるのか…。

いよいよ南の島へ行ってきます。

仕事してる皆様、ごめんなさい。

そいでは、無事に帰って来れますように~!
皆様祈ってて下さいな。

いってきまーす。