チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

パースの旅 帰国編

2006-03-11 | 616

さて、マジ最終日です。
9時過ぎにベッドからのろのろ出る。

ちゃっちゃと支度を済ませて、ベッドや枕のシーツを洗う。
これは旅立つ時の恒例作業。
自分が使ったものは、きれいにして返さなきゃね。
2時間くらい干しておけば、カラカラに乾いちゃうから嬉しいねー。

出かけていたボビーが帰ってきて、ベジマイトロールをあっためてくれた。
このベジマイト。
一見チョコのようなので、トーストにべったり塗ってしまい、大嫌いになる人が多いですが。

うっすらと、が正解。
しょっぱいから。
でも、量を加減すれば、このベジマイトロールなんてすごくおいしい。

見た目と違うからって、嫌ってはいけないのですよ。

さっきベジマイトロールを食ったのに、お弁当にチキンサンドイッチ(特大)を持たされる。
別れ際に、メルからまた、数珠ネックレスをもらう。
もーええっちゅうねん(笑)!

こうして私はボビー宅を、パースを離れるのでした。
ありがとうボビー。
また来るね。

そして空港。
またヒコーキが遅れておるのだ!
クアラルンプールでの乗り継ぎは、たしか1時間ちょっとだった気が…。

さて、空の上からPerth Cityを眺める。
しばらくしたらなんとピナクルズが見えてきた!



(地上から見ると、こんなです)

荒野の墓標と呼ばれる、この奇岩の群れ。
主な観光地の1つなので、私はここに5回以上来ている。

でも、何度行っても素晴らしい所ですよ。

そして、椎名さんの本を読み終えてしまった。
私の旅にはこの人の本が欠かせないのです。
どの本もスバラシイ。

それにしてもこの国は、なんて平ぺったくて広くて何もないんだろう!(笑)

機内では、またしてもアイスバーがでた。
しかも今度はチョコでコーティングしてあって、でかいうえに棒も何にも付いてないから、ものすごい急いで食べないと持ってるとこが溶けてくるんだよね!
あれなんとかなんないかな!

幽体離脱する女医さんの王道ラブコメ"Just like Heaven"「夢でなければ」。
リース・ウィザースプーン主演の超王道ロマンチックコメディでした。
なんだかんだ言って、彼女はキュートだし、おもしろかった。

後見たのは、USオープンに挑戦するゴルフ少年のThe "Greatest Game Ever Played"。実話なんだって。ビックリだよ。
とっても素敵な映画でした。

マスク・オブ・ゾロは、最後の一瞬しか見なかった。

ゴルフのやつは、日本のおっさんの訳分かんないだっさいウエアじゃなくて、紳士って感じのクラッシックな格好がとても素敵でした。
みんなああいう格好でやれば、もっと素敵なスポーツに見えるのに。
私だけ?

パース発が遅れたおかげで、全然待たずに乗り継ぎができた。
しかしマレーシアのトイレってなんとなく入りづらいのは、日本の田舎の公衆トイレの風情があるからか…?
平たい和式のような便器が、日本のそれを彷彿とさせるのか…?
ともかく、私は洋式トイレが好きです。

デング熱やら鳥インフルエンザのせいで、検疫が厳しくなってるらしい。
アジアに行った人には、「質問表」とやらが配られた。

つーか、日本人のフライトアテンダントに「紅茶下さい」って言って、
なんで「お茶」がくるんだ…。
こちとら砂糖とミルクとマドラーまで用意してあったというのに。

寝なきゃいけないのに、岡田くん見たさに"FLY,DADDY,FLY"を見てしまう。
岡田くん、かっこよかった…。

こうして私の旅は終わりをつげるのですが、弟と妹の計算違いで、3℃の名古屋空港で1時間も待たされるというオチがつきました。






パースの旅 最終夜のつぶやき

2006-03-11 | 616


いよいよパース最終夜。
その日の日記の最後を、そのまんま書き写します。

夜、1人でタバコを吸っていたら、急に笑い出したくなって、にこにこしてしまった。
傍から見たら単なるやばい人だ。

あー楽しかった。
やっぱりここは楽しいなー!と心から思った。
何もないこの街に1年近くいた時ですら、度々こういう感覚におそわれたことを思い出す。
退屈だけどいつも楽しかった。
ここには本当に、私の体を通るべき空気が流れているんだなぁと思う。
そうして、日本ではもう長いこと、こんなに楽しくて穏やかな心からの笑顔をしていなかったことに気付く。

私の大好きな人たちを、残らずここに連れてきたいと思う。
ここでは時間が本当にゆったりと流れてる。
秒針の進みが遅いんじゃないかと思ったりもする。

今回は割とすんなりパッキングも終わった。
お土産を最小限にしたのが勝因か?!

おうちに帰るまでが遠足。
私のおうちは日本。
帰りたくないとは思わないのが、いつも不思議。