草の実窯だより

岐阜県のはしっこの里山のふもとから おりにふれて陶器や窯や、草木の色や雲の様子や…そよっとふく風のようにお伝えできたら

「おかあさん」はだちかん❕

2018-05-27 09:03:32 | 日記
これは先日瀬戸の加藤の実家に行ったときに咲いていたオオヤマレンゲ。今日の記事の内容とは全く関係ありませんが、あまりに美しかったので・・


ところでこれからが本題。先日あるスーパーマーケットに行ったときのこと。そこのお魚はなかなかなので時々寄るのですが、最近よくお見かけする(失礼ながら?)中年の元気のよい女性店員さん、ある年齢以上の女性のお客さんと見ると「おかあさん、見てって!今日は○○が安いよ!」という調子でやたらと「おかあさん」を連発して呼び込んでみえるのです。
私はその「おかあさん」という呼び込みを聞くたびになんだかせっかくお魚を買おうとしていた気持ちがしぼみ、げっそりしてその場を離れます。
親しみをこめたつもりかもしれない「おかあさん」にそんなに目くじらたてる私もめんどくさいやつかもしれませんが、やはりどうしてもやめていただきたいのです。だいいちに、私よりはお若いのでしょうが、私はその方からおかあさんと呼ばれる意味がわかりません。次に、大人の女の人の全員がおかあさんという立場の人では断じてありません。なりたくても叶わなかった人もあればならないという選択をした人もいることでしょう。その他にもさまざまな事情やら生活やらを抱えているお客様たちをひとからげに「おかあさん」とくくるのは、無意識のことだとは思いますが無神経とも言えないですか?
せっかくお仕事熱心に、お魚屋さんにふさわしい元気さで働いていらっしゃるだけに、残念なのです。
その場でお伝えすれば、やり取りを聞いた他のお客様たちには興ざめでしょうし、ご本人も人前でなんだか変な空気のなかに置かれた感じが残ってしまうでしょうし・・そもそもそんなこと、誰も気にしてないかもしれないし・・・悩みは深いのですよ。
それでもやっぱり「おかあさん!」じゃなくて「お客さん!」と呼びかけていらしたらどんなにスッキリすることかと言う思いが、喉に刺さった魚のホネのように気になってしまう最近なのです。
★だちかん⇒いけない、の方言(笑)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿