草の実窯だより

岐阜県のはしっこの里山のふもとから おりにふれて陶器や窯や、草木の色や雲の様子や…そよっとふく風のようにお伝えできたら

ご無沙汰でした

2013-10-20 06:27:26 | 日記
穴窯の火が止まったのは9月29日、嵐のような窯焚きの日々のあと、くり猫♀はブログのことなど忘れたふりしてすっかり脱力したまま今日に至ってしまいました
その間にも日々は確実に過ぎ、窯出しもとうに終わって…

これは10月5日の窯出しの日の写真、窯から出した作品を窯の中の列ごとに一旦庭に並べて、これからそれぞれの場所による焼きあがりをチェックし、喜んだりがっかりしたりしながら次への課題を考えることになります

一緒に入れたみなさんがそれぞれの作品を持ち帰られたあと、部屋の中へすべて持ち込んでとりあえずやれやれ……
と、ここでくり猫♀の脱力はピークに。見かけ上は日々の暮らしに戻りつつ、内心では「あー、そろそろブログも更新せねば」と気になったりしながらやはりグダグダ

そんな毎日の中のある日、トラックの発着するコンクリートの隙間でけなげに咲いているミズヒキ草の花を発見。辺りでは見かけない花なのできっとくり猫♀の靴にでも種がついて、ここまできたのでしょう
何だか「シャンとしようよ」と聞こえてきそうなのは気のせい?

とうに日常を取り戻して淡々と日々やるべきことをこなしているくり猫♂が、今回の窯で焼けた瓶子に季節の花をいけました