ヤマトじゃないよ三笠だよ ドッキリツアー

さて、雨脚の強まった甲板から船内へ。日本海軍の歴史をお勉強？？時々ツッコミを入れながらのツアーでございます。



新聞記事。「萬朝報」「郵便報知」とかが華々しく三笠の記事を載せています。自由民権運動時に「新聞の葬式」とかやってたのはつい数年前なんですが・・・。

また、補助砲の周りの壁をこんなもんが飾ってあって・・・・




少年雑誌の付録に、三笠の勇姿が口絵で紹介されているのであります。
いかに武勇に優れ勇猛果敢であったか。みたいな感じで。



「敵前に琵琶を聴く」だそうで。敵を前にしてこの余裕？ホンマカイナ？？

海戦の様子をかっこよく描いてあるのを心躍らせ見た昭和12年当時の「少年」たち。
しばし想像する我ら中年。
兄貴曰く「多分こういうの見て憧れて海軍を志願したモンもおったじゃろう。大和に乗ったモンもおったかもしれん。特攻に行ったもんも・・・。」




三笠のあちこちには「誰だれさんが被弾して戦死」みたいなプレートが貼ってあります。
手を合わせて通り過ぎる時、「誰だれさん」は最後になんと言って息絶えたのか。思いをはせます。

イチローやゴジラ松井に憧れるのはいいけどさ・・・。









レトロこの上ないジオラマ。ボタンを押すと溝に沿って日本艦隊とロシアのバルチック艦隊が現れます。溝がカーブしてるのがわかります？




「へぇ～これが東郷ターンかぁ。」
とおりがみが「へぇへぇへぇ」と内心へぇボタンを押しまくっているとき・・・

突然我らの背後にたっていた眼光鋭いおっさんが

「奥さん、ニッポンとロシアのこの海戦時の戦力の差はどれくらいあったかご存知ですか？」と聴いてきたのには我らはドッキリ！！

何者？？？

「日本の艦や砲の性能や、砲手の技量などを100としたら、ロシアはどれくらいだと思います?」

な、なに？？答えようによっては「ばっかもーん」とか怒られたら恐いよぉ・・・。


答えは続く。続くったら続く。