変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

私自身の本気は、どうなの。

2007-10-11 15:33:44 | Weblog
何日か前に、電話の応対で、本気さを感じられない若者のことを書いた。

じゃあ、私自身の本気は、どうなのだろうか。

ある随筆賞の結果が手紙で送られてきた。
選に漏れていた、、、

結構落ち込んで「わたしって、才能ないね、、」と思ってしまった。

受賞者の中に知人が二人もいた。

以前、文章教室に通っていたことがあったのだが、その時のお仲間達だ。教室の指導をしてくださってた講師の先生が、病気で亡くなられた為、その教室がなくなってしまった。その後は、先生のお墓参りに行った位で、ほとんど会う機会をなくした。もっともっと交流を深めたかった、刺激を受けたかった時だっただけに、先生が亡くなられたのは、本当に残念だった。

さて、話を戻して、、、

私は、その二人に、素直な気持ちで、受賞のお祝いの言葉を葉書に託した。
そして、すぐ投函した。
ポストの中に落ちた「ポトン」という音を聞いて、気がすんだ。気持ちにけじめがついた。

そして、思った。
「私は、本気でこの賞をとりたいと思っていたのだろうか」と。「あわよくば、ちょっとひっかかってくれないか」なんて生半可な気持ちではなかったろうかと。独りよがりの文章を書いて、それだけで満足してはなかったかと。

私の中の本気な気持ちがなかったことを反省した。