長男くんは、今日も宿題をしながら泣いていました
ひらがなの書き取りをしていたのですが、上手にかけません
ママが一生懸命、一画いっかく説明をしながらやっているのですが、いざ書くと思うような場所に思うような線をかけません
そして、ママ、ヒートアップ
ますます、できない・・・(泣く)
そんなやりとりを見ながら、年中さんのころに練習した鉄棒逆上がりのことを思い出しました
長男くんは、私に似て運動が苦手
とくに、幼稚園のころは、早生まれで体も小さく、おっとりした性格もあって、みんなができることが、なかなか上手にできないことがたくさんありました
年中さんの最後のほうでやっていた逆上がりもそうでした
めずらしく、逆上がりがんばりたいというので、家庭用の鉄棒を購入して練習開始。ついてきた、元オリンピック選手だかの指導DVDを見たりしながら、教えたり練習のサポートをしたのですが、なかなかできるようになりません
ママも一生懸命説明しながら教えていましたが、言われたように体が動かないのでした
それを眺めながら、ふと思いつきました
「これまでやったことの無い体の動きを、言葉で説明しても理解できるわけがない」
さっそく、その日から私が補助して、逆上がりの動きを何度もやってみるのです、「イメージトレーニング」と称して
手の持ち方や、キックの仕方とか、細かいことは気にしないで、とにかく大まかな体の動きを、理屈ではなく体に覚えさせたのです
ただし、何回もやると体が疲れて、「逆上がりの型」が崩れてくるように思えたので、疲れが見え始めたら終了
「だいぶ良くなってきたよ~、いいイメージのまま終わりにしよう」
と声をかけて、本人がやりたがってもヤメにしました
ママは、細かいとこが気になる人なので、「手はこうしたほうが・・・」「足はこう・・・」と口を挟みますが、一切無視。とにかく長男くんの体が動きを覚えるまで繰り返し「イメージトレーニング」をやりました
1週間くらいたったころだっか、やっぱり簡単じゃないな~と思い始めたとき、突然、長男くんが突然もうちょっとでできるとこまで自力で体を持ち上げられるようになりました
そこから先は少し山アリ谷ありでしたが、もう1週間くらいで自力で上手に逆上がりができるようになったのです。
その後、あっという間に連続逆上がりもできるようになりました
幼稚園ではというと、まだ大半のお友達ができない中、「運動できない」はずの長男くんが、とつぜんグルングルン逆上がりができるようになって、先生もお友達もビックリだったようです。
ただし、この理論は万能というわけではなく、何かチャレンジするごとに試行錯誤を繰り返しています(汗)
でも、「この子はやればできるんだ」と親も自分の子供の能力を信じられた出来事だったと思います。
購入した鉄棒とマットは↓
なかなか頑丈で、下に専用のシートを引くと床がいたみません
田舎の中古一軒家ですが、鉄棒置けるスペースがあるのがいいとろこです