言い訳 2005年02月13日 01時20分36秒 | peppermint lagoon 海岸へと続く冷えきった街並み 千鳥足で辿り着いた金網越しの楽園 アスファルトの冷たさにふと目を醒ますと 幾重にも重なる夜の吐息が聴こえる 知らぬ間に滲んでゆく星空 君の微笑みも滲む 込み上げる憂い笑い飛ばしてみても くわえた煙草に火がつかない 思いつめたささやかな愛 優しさという名のひとりよがり 捧げたつもりの精一杯の思い 行き場のない戯れの記憶 歩き疲れて眠りについたら独り とりとめのない言い訳を繰り返す
さ~びす ふた~つぅ 2005年02月13日 00時39分51秒 | 言の葉の表裏 ・・・続・廻る寿司にて・・・ 先達・表 「しょうがないやつじゃのう・・・これっ・・・かえるぞっ・・・ おやじ・・・勘定を頼む・・・」 おやじ(店主)「へい・・・ちょうど5千文になります・・・」 先達・裏 「・・・5千文?・・・あのぼけ・・しこたま呑みやがったな・・・」 先達・表 「5千文だな・・・安いなあ・・・おやじ・・・じゃあ・・ツケにしといてくれ・・・」 おやじ 「へっ?」 先達・表 「冗談じゃ・・・冗談・・・はっはっはっ・・・」 先達・裏 「強ち・・・冗談でも・・・」
さ~びす ひと~つぅ 2005年02月12日 23時25分45秒 | 言の葉の表裏 ・・・続・廻るすし屋にて・・・ 後進 「おやじいぃいぃ・・・この鯛は近海もんだな・・・むにゃむにゃ・・・」 先達・表 「これこれ・・・さっきと言ってることが・・・お主・・・酔って居るのか・・・いつの間に・・・」 先達・裏 「このまま永遠に眠らしたろか・・・」
れっすん とおおぉぅ 2005年02月12日 18時28分15秒 | 言の葉の表裏 ・・・続・廻る寿司にて・・・ 後進 「先生・・・先程から妙に挙動不審な輩がおりますが・・・」 先達・表 「これこれ・・・黙って食えと言っておろうに・・・」 輩・乙 「おやじっ!・・・蟹かまぼこのかまぼこだけというのはないのか?」 一同 「・・・・・・?」 先達・裏 「・・・その蟹は枕詞か何かか・・・? ・・・あほばっかりだな・・・」
Twilight 2005年02月11日 02時32分41秒 | peppermint lagoon 地下鉄の階段を一息に駆け上がると どんよりとした いつもの空が待っている 人の居ない公園の電灯に明かりがついたなら 訳の分からない不安に包まれているわ 暮れかかる華やいだ街の息遣い 人込みに呑まれた 時めきにすがりつく 見つめあったらほら 切なさもてあまし気味 見覚えのある show window の前で 行き場のない悲しみに囚われたなら 少し高めのヒールを選んで 途切れた言葉の後を追い駆ける そうよふたりきり 終わりのないかくれんぼ 見つめあったらほら 戸惑いが息づいている 夢の続きを見ていたいなら あなたのこと 少し忘れる
もんごる式さうな 其の一 2005年02月10日 16時28分30秒 | 奥の脇道 (言の葉の表裏 外伝) はて?・・・もんごる式さうな・・とな? むむむぅ・・・魅かれる・・・ しかしもんごる式とは如何なる・・・まさか円陣を組まされた上に鷹の舞ひでも踊らされるのか・・・もしくは「ぱお」なるほったて小屋にて 乳臭い湯に浸かりながら 甘ったるい茶でも啜らされるのか・・・ ・・・止むを得ん・・・当家家訓 「とりあえず騙されてみよ」 に従い 門を叩くとするか・・・ 「頼もう・・・」 (・・・ん・・・?誰も出て来ぬな・・・) 「勝手に邪魔させて貰うぞ・・・」 (なんだ・・足を洗ってくれる御女中もおらぬのか・・・先が思いやられるわい・・・ むむ・・この蜂の巣状に開いた無数の穴は・・・ なんと・・草履が入っているではないか・・・これが下足箱なのか・・・ なにか鍵のような板がついて居るが・・・これを持っていけということなのか・・・ 全く・・少しは説明してもよさそうなものだが・・・ ええい面倒だ・・二つ三つ持っていったれ・・・)
湯仙道 序文 2005年02月10日 15時55分21秒 | 奥の脇道 (言の葉の表裏 外伝) 告 時代背景並びに歴史的・文化的側面からの一切の考察は不問とす この趣旨に御理解・御賛同戴けた御仁に限り 自ずから湯仙道への扉が開かれるであろう・・・ 湯仙
とめいとおぅ ちぃーずぅ ぺんねぇ 2005年02月10日 14時30分07秒 | 食ひ改めよ・・貪欲なる儘に・・・ 先日のトマト煮の2次仕様ばあぁじょん・・・ 残ったトマト煮にあるでんて手前で上げたペンネを入れたら ピザソース(チキンナゲットのばーべきゅーそ~すなどでも代用可)・粗引きマスタード・とろけるチーズを入れ 手早くかき回して出来上がり 好みで微塵切りのパセリなどふりかけてがっつり戴く
れっすん ここのおぉつぅ 2005年02月10日 14時11分18秒 | 言の葉の表裏 ・・・続・廻る寿司にて・・・ 後進 「おい・・親爺・・・これは近海ものではないだろう?」 先達・表 「これこれ・・何をいうのだ・・・いやいや・・すまんな・・親爺・・気にせんでくれ・・・」 先達 裏 「こ~のがきゃあぁ~・・・終いにはおどれを近海ものにしたろか・・・」
れっすん やあっつっぅ 2005年02月10日 09時40分01秒 | 言の葉の表裏 ・・・続・廻る寿司にて・・ 後進 「だから先ほど申したではないですか・・・がりに紫などつけるから・・そうやってあがりばかりがぶがぶと飲むはめになるのですよ・・・それじゃあ・・あがりだけで腹が膨れてしまいますよ・・・」 先達・表 「むらさきのお次は・・あがりときたか・・・やはり杉下村塾出は違うのお・・・」 先達・裏 「今時の寺子屋は”武士は食わねど修羅しゅしゅしゅ・・”位教えんのか・・・だいたい誰の為に飲みたくもない茶ばかりがぶがぶと飲んで居ると思っているのだ・・・この餓鬼しまいにゃあ鼻の穴から指突っ込んで・・目ん玉の裏側から”ぶいさいん”かましたろか・・・」
れっすん ななあぁつぅ 2005年02月10日 09時23分58秒 | 言の葉の表裏 ・・・続・廻る寿司にて・・・ 後進 「先生・・・がりに紫などつけてはいけませぬ・・・」 先達・表「むらさきときたか・・・驚いたね・・こりゃあ・・・」 先達・裏「おどれのその瓢箪面を真紫に変えたろか・・・」
れっすん むう~っつぅ 2005年02月09日 14時41分24秒 | 言の葉の表裏 ・・・続・・廻る寿司家にて・・・ 後進 「先生・・・いくらただだからといって・・がりを皿に山盛りに盛るのは如何なものでしょう・・・?」 先達・表 「お前もいちいち煩い奴だな・・・そんな細かいことを言って居ると・・おなごにもてぬぞ・・・」 先達・裏 「しまいにゃあ・・おどれの頭骸骨・・がりがりしたろか・・・」