(店員 以下 て ) 「御客様・・・三名様の御利用で宜しいでしょうか?」
(湯仙 以下 ゆ ) 「・・・・・」
(・・・な・何と・・・面妖な・・・この女子には三人にみえるということなのか・・・まさか・・ワシの両肩に・・・むむぅ・・・そんな昔のこと・・覚えておらぬわ・・・)
(て) 「御客様・・・三名様の御利用で宜しいでしょうか??」
(ゆ) 「そなたにはワシが三人に見えると・・・?」
(て) 「いえいえ・・・御客様が下足鍵を三枚持たれているので・・・」
(ゆ) 「おおぅ・・・これは失礼した・・・何分不慣れなもので・・・」
(・・・なんだ・・・そういうことか・・・ワシはてっきり・・・・・全く人騒がせな話しよのう・・・)