地下鉄の階段を一息に駆け上がると
どんよりとした いつもの空が待っている
人の居ない公園の電灯に明かりがついたなら
訳の分からない不安に包まれているわ
暮れかかる華やいだ街の息遣い
人込みに呑まれた 時めきにすがりつく
見つめあったらほら
切なさもてあまし気味
見覚えのある show window の前で
行き場のない悲しみに囚われたなら
少し高めのヒールを選んで
途切れた言葉の後を追い駆ける
そうよふたりきり 終わりのないかくれんぼ
見つめあったらほら
戸惑いが息づいている
夢の続きを見ていたいなら あなたのこと 少し忘れる
遥か昔の蒼き思い出・・・(んっ?・・・になったのかな)