おかえりのすけBOOK

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トイレに行きたいときの夢

2005-01-31 | その他
七福神と船に乗り合わせたNOVAうさぎ、船はゆらゆらと大河をすすむ。と、目の前に段差が!船もろとも滝つぼに落ちてしまう!! と思ったけど大丈夫でした、というCFはいいですね。こういう夢、トイレに行きたいときにみるんじゃないか。ビルのてっぺんとか山頂からどっきどきでダイブしたら一瞬さがって安定飛行している自分にほっとして目を醒ます、という夢を高校生のときにみたことありますけど、それはあきらかに欲求不満でしょう、と友だちに言われてショックでした。ちなみに今朝の夢は車内で洋服を販売するタクシーに乗ってあれこれ選んでいたら試着する時間がないまま家についてしまい、一枚だけスカートを選んだら2810円でした、5010円払ってもらったおつり2200円、その1000円札が新札で、ショッキングピンクで表はタイ語、裏はしりあがり寿の漫画です。昨夜テレビで中村七之助の事件が流れるなか、ギャクまんが大行進特集「ユリイカ」をめくっていたせいだと思います。

・NOVAサイト>CMを見る

育てるキッチン/一生使える竹ブラシ

2005-01-29 | その他
OZONEの「サスティナブルデザイン展2005」へ。リサイクルやリユースとどう使いわけているのかちっともわかんないものがいくつか。INAX+Design Studio CRAC 本田敬 による「育てるキッチン」はいいですね。
 「都市型集合住宅におけるプランテーションキッチンの提案」
 ・自らが育てた安心安全な野菜や果物をその場で味わうことができる。
 ・自らの手で世話をすることにより、植物の日々の成長や
  食物の大切さを実感することができる。
 ・排水やコンポストを野菜栽培に再利用。食を通して家族、
  特に次世代を担う子供達が自然の循環過程を学ぶことができる。
以上が展示されたプロトタイプモデルにつけられたコンセプトです。システムキッチンがありますね、あれがアクリル板でできている。下段でプラウトなどを育てるイメージ。愉快です。

<一生つかえる>竹ピンブラシ買いました。先っぽが丸いピンのプラシってありますね、あれが竹でできている。静電気がおきにくというし、使ってみたらなかなか気持ちよいのです。ピンが破損したら無料で交換してくれます。詳しくはサンエア株式会社/ウッドブラシ

野村レイ子の草木染め木箱

2005-01-23 | ギャラリー
スパイラルマーケットで1月31日まで、spiral market selection vol.63 野村レイ子+さくらいろ「草木染めと草盆栽」。野村さん、いいですね。楠の木箱のほのかな香り、それに、野に咲く草花をろうけつで染めた作品。楊子や葉書入れから文箱などさまざまあり。もう少し絵柄の種類をみたい。全て古典柄なんだろうか。ひとそれぞれにあわせて柄を選んでプレゼントしたい、どうぞますます。

写真は、右:野村レイ子「六寸箱桜」 左:さくらいろ「石付南天玉竜」

『まぎれ野へ』

2005-01-23 | 
水牛主催、木村迪夫『まぎれ野へ』出版記念朗読会へ(GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE)。木村迪夫、藤井貞和、小泉英政による詩の朗読、富山妙子・高橋悠治 『けろけろ ころろ』、岡崎乾二郎・ぱくきょんみ『れろれろくん』の2冊の絵本をもとにした映像と朗読。加えて当日ゲストで巻上公一パフォーマンス。けろけろれろれろあえいうえおあお、声色にあふれた楽しいイベント。

木村さんが朗読するときに手にしていたのは『まぎれ野へ』のために八巻さんが製本した冊子版。木村さんのおおきな左手のひらにしっとりとひらかれ、綴じた糸の先のビーズがゆらめいて空(くう)を叩く。<降るでもなく/襲うでもなく/昼も夜も音たてて寄り来る/冷気>、それを追いはらうこれもひとつの木村さんの<どんどこ>ときく。
*< >は「冷気(害)・」より

・高橋悠治 1月の詩 (水牛ウェブサイト2004.1書庫より)~『まぎれ野へ』朗読収録の冬のこと
「おはんのうた」NHKアーカイブス/1975放映~木村さんの詩をもとにつくられたドキュメンタリー作品
・マギノ村へ(三栄町路地裏だより 40)~木村さんと小川プロダクションの出会いのことなど
小川紳介監督『クリーンセンター訪問記』
書肆犀~木村迪夫詩集『えれじい』1987.8他を刊行している上山市の出版工房

新宿のイコンたち 60`s

2005-01-21 | 奥成達資料室
『ifeel』31号「新宿のイコンたち 60`s」特集に奥成達資料室より資料提供。整理更新が滞っているのがばれてしまいますが遅々遅と確実にすすめてまいりますので関係者のみなさまどうぞお見守りくださいますように。

対談:白石かずこ×奥成達
 街、ジャズ、ファッション 60年代、私たちはこうして新宿とつきあっていた
  「破壊せよ」と言ったのはジャズだった
  新宿のふところの深さ
  時代の先端を支えた街
  おもしろがり屋がたくさんいた
  置き去りにされる恐怖
  時代の躾
  [KEYWORD]
  [1960年代「新宿」年表] 
(『ifeel』もくじより)


『風景の手入れ』

2005-01-18 | 本、雑誌
写真:ホンマタカシ 文:木内昇 デザイン:山田拓矢、162mm×128mm 144ページ 写真45点 日英併記 1,000円(税込み)、2005年1月10日、森ビル広報室編/発行。判型と写真の関係、それとタイトルがいいと思いました。ただ、風景とは地面からうえのことではないと思うので、その土地の凹凸をどう埋め、どのあたりの土がどう運ばれたのか、草花についてもその移動の具合を示して欲しかったです。それができるのは開発者だけ、だからやらないんでしょけれど、森さんなんか思いきってやっとくれ。くわしくは森ビルリリース2005.1.14をどうぞ。

 見ても見ても山ばっかのふる里にジャリ兄
 自転車で帰ってくたくた。
 馴染みの山並の凹凸の中間に線
 おー
 地平線を知らない子供たちのために作ってあげたよイェ~イ!
 コン
 チワ。

 「テツキンコンクリ」(四釜裕子『回転ツアー』)より一部抜粋。山並を横につっきる高速道路は地平線ならぬ人平線。

リーフ・ブック 刺繍刑 vol.4

2005-01-16 | 
到着からちょっと時間が経ってのご紹介となりますが「刺繍刑」vol.4は今号も満載。

・戒律の園 第四葉 弔ひの花束
・a story of the shoe 4
・ビーダーマイヤーの棚 第四集 眠りの誘い
・ビリチスの歌 第四話 夜中の囁やき
・a melody of the moon 
・Salome 第四夜 歓待

「眠りの誘い」とお揃いの蔵書票も六枚ついています、と、みるとその中の一枚には " This friend belongs to" 。さてどうつかわせていただこうか。同vol.3はbookbar5内のこちらからもご覧になれます。

 発行日:2004.12.5
 発行人:ミストレス・ノール
 発行所:club noohl

なおミストレス・ノールさんは飛鳥新社刊の雑誌『エスカルゴスキン』で詩とコラージュによる「小譚詩」という連載開始、こちらも合わせて、是非。

電子消費料金ってパソコンやなんかの

2005-01-13 | その他
振り込め詐欺勧誘葉書がわたしにもきていたようです、「見る?」って実家から送ってきた。発信元は法務省大臣官房司法法制部審査監督課が示す一覧に出ていて、架空請求詐欺ブログには同じ文面も。最後の「以上を持ちまして最終通告とさせていただきます」というフレーズと、「電子消費料金」ってのが好きです。示された電話番号は全部で五つ、続き番号で大手企業風、住所は上野四丁目、自社ビル風、文面は昭和五十年頃風、印刷仕様は2000年頃風。
うちの家族はひっかかるわけありませんとほとんどのひとが思っているはずですが、ググってみましたら実際は、受け取ってこっそり不安を抱えてしまうひとが、年齢や当事者家族を問わず多いようにも見受けます。うちの母も聞いてきたもの、ところで電子消費料金ってパソコンやなんかの料金なんでしょと。おかぁさん、それおもしろいけどあやういです。

活字三題

2005-01-12 | ギャラリー
稼働終了した某活版印刷の現場を縁あって興奮物色したあと、あっそうだと江戸川橋のラ・ガレリ・デ・ナカムラ アヴェック リムアートで行われている「tanaka takashi ブックコレクション」展へ。中村画廊じゃだめなのうじゅぶじぇ。
古書をばらし、白やベージュで地を塗り、そのうえにカラーシートやスクリーントーンも使ってコラージュし、活字も押すなどして作品にしたもの。立花文穂さんとの類似をおっしゃるかたもいるけれど、たとえばおふたりが作品に色を与える方法の違いに注目すれば、わたしたち閲覧者が言いわけてみる楽しさを与えられていると思えます。
ページをばらして購入しやすい作品もあったが、冊子の形状を残したものがやはり良い。欲しいのがあったのだけれど、もともとの古書との関係、その必然性がどうしても浮かび上がってこず断念。束見本を使ったものもあり、「装苑」最新号によるとtanakaさんはまず束見本との出会いでこうした方向性をつかんだとのこと、おそらく現段階はキャンバスとしての古書とわりきって制作したものと思われ、今後に期待。
残念だったのはカタログ。作家、ギャラリー、デザイナーがけんけんがくがくの末制作したのでありましょうが、購買者シミュレーションにたとえばわたし、たったひとりだけどね、カウントされなかった模様。展のこと作家のこと作品の全貌、なにもわかんない。記録にならないので買ってもしょうがないカタログって何だろう。3800円くらいでしたか。印刷物は制作が安易になった(見た目)けれど、発行にかんしては蓄積と記録への覚悟の必要をより強く感じます。ググったらtanakaさんはセツで先生をされていたとのこと、作品写真の一部はリムアートサイトでみることができます。

今日は活字つながりの一日と考えますと仙台メディアテークでの文字展のことを思い出し、頭のなかはうまい具合につながるものだ。小泉均先生監修、活字への興味についてもっとも共感する方向を示してくださる活動。

会場でみたときは「カタログ」と思っていましたが、ウェブサイトでみたらこれは「作品集」とのこと、失礼。削除せず追記とします。(1/13)

2005-01-11 | その他
少し留守して御無礼しました。本年もよろしく願います。
太郎次郎を眠らせ太郎次郎の屋根に降り積む雪も、ひろすけむく鳥がみた雪もみな、ほんとうにシンシンという音がする静かな月明かりの元である。写真は浜田広介の『むく鳥のゆめ』。ユトレヒトの江口さん協力で網中いづるさんの絵でできた絵本。「寡黙なとうさん鳥と厳しくもやさしい自然に包まれて子どもの鳥がみた夢は…母を恋う気持ちがやさしさを育むことを静かに語る」と楽天ブックスにはあるけれど、限界を超えて憎たらしい吹雪にうちひしがれたのちにフッと訪れる気絶かつ至福のときをあとで思い出すときに、それはあまりにいわくいいがたいので、より身近な両親との関係におきかえた結果うまれたお話ではないかと思ってわたしは読みます。
参照:D-web 山形の天気