「~翼ある詩~高橋昭八郎展」オープニングへ。トーク後中休みを経て、昭八郎さんが「音」と描かれた紙を破りながら、音と描かれた紙を破る音です、という詩を読む。紙を破いてその音をマイクでひろってるだけです現状を述べれば。じぃとマイクに向かって紙をやぶります、ささやきながらやぶります。その間はわたしはなんだかなーと思ってみています。昭八郎さんがひとしきり満足のいくまで破り、それでこの作品は終わります。終わって昭八郎さんの表情がとたんに変わります、その瞬間変化に触れることがわたしにとっての昭八郎ライブの極意です。明日もあります、行けるかな、無理だよなー、白石かずこさんのリーディングもあるのにー、困った、最善の努力をこれから。
展示は、今日のトークで昭八郎さんや石田瑞穂さんが引用していた、金澤一志さんによる高橋昭八郎作品集『第一語の暗箱』に載っている作品の八割がたは出ているんじゃないだろうか。さらに、作品制作の過程にある版下、パーツ、試作品もたくさん出ていて、これがとにかくすばらしい。なかでも、ポエムアニメーション5『あ・いの国』は黄と白に墨で刷ったものの折り合わせと思っていたら、前回の高輪・書肆啓祐堂での個展で赤にも刷っていたことを知り、さらに今回の展示で、トレペにも試していたこと、それから青焼きの展示もありました、それらすべての過程がなにより楽しかった。会場はワタリウムの地下ですが、階段の途中にある踊り場的ガラスケースのなかの展示物もお見逃しなく。「VOU」中心に「gui」などもあります。
なおこの展のメインは、観客参加型のプラスチック・ネイチャーという作品を仕上げることで、山、川、草、木、空、という文字で抜かれた透明塩ビボードに、参加者が各自なにかしらラインと名前を描いていくのだけれど、みな指示に違って水森亜土ちゃんよろしくお絵書きしてるよわたしも。すみません。どうか以降ご参加の皆様が主旨をご理解くださって、わたしらの不手際を収拾つけてくださいますように。
会場でコミミしましたが次はアップリンクですか? 未確認情報です、フォロー乞う。
高橋昭八郎って誰かわかんないんだけど作品みて驚いた、というひとは、金澤一志篇・高橋昭八郎年譜をご参照のうえ、『第一語の暗箱』をどうぞ。右上の図版は、高橋昭八郎 の「無」 初出『δ』12号 1999
展示は、今日のトークで昭八郎さんや石田瑞穂さんが引用していた、金澤一志さんによる高橋昭八郎作品集『第一語の暗箱』に載っている作品の八割がたは出ているんじゃないだろうか。さらに、作品制作の過程にある版下、パーツ、試作品もたくさん出ていて、これがとにかくすばらしい。なかでも、ポエムアニメーション5『あ・いの国』は黄と白に墨で刷ったものの折り合わせと思っていたら、前回の高輪・書肆啓祐堂での個展で赤にも刷っていたことを知り、さらに今回の展示で、トレペにも試していたこと、それから青焼きの展示もありました、それらすべての過程がなにより楽しかった。会場はワタリウムの地下ですが、階段の途中にある踊り場的ガラスケースのなかの展示物もお見逃しなく。「VOU」中心に「gui」などもあります。
なおこの展のメインは、観客参加型のプラスチック・ネイチャーという作品を仕上げることで、山、川、草、木、空、という文字で抜かれた透明塩ビボードに、参加者が各自なにかしらラインと名前を描いていくのだけれど、みな指示に違って水森亜土ちゃんよろしくお絵書きしてるよわたしも。すみません。どうか以降ご参加の皆様が主旨をご理解くださって、わたしらの不手際を収拾つけてくださいますように。
会場でコミミしましたが次はアップリンクですか? 未確認情報です、フォロー乞う。
高橋昭八郎って誰かわかんないんだけど作品みて驚いた、というひとは、金澤一志篇・高橋昭八郎年譜をご参照のうえ、『第一語の暗箱』をどうぞ。右上の図版は、高橋昭八郎 の「無」 初出『δ』12号 1999