おかえりのすけBOOK

bookbar4のメインキャラクター、おかえりのすけのページ

かつぶし頼みます

2005-03-02 | 料理
都内某もめんやにて、お店のおばちゃんの電話。
「あさっての晩、ひな祭りやるから、おとうさん、かつぶし頼みます。あやさんがタケノコやなんか煮て、わたしがしいたけやなんか煮てふたりでやりますからね、お願いしますよ。あのはこいっぱいくらい。多くない多くない。たくさん使うんですから。あすの夕方までに頼みますよ。」

山形県河北町には多くの雛人形が旧家に伝わり、毎年4月の2、3日にそれらを公開するなどして雛まつりが開かれます。室町時代から紅花が栽培され、江戸時代以降は最上川を下って酒田へ、そこから北前船で京都・大阪へ渡り、帰りの船でこうした雛人形などが運ばれてきたとのこと。写真は、享保6年(1716)、雛の寸法が8寸(24cm)と定められたあとの小型の人形で、長嶋匡一家蔵。河北町/雛の館より。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいですね~ (Kyo)
2005-03-02 22:39:08
かつぶしの会話。小津映画の1シーンみたいですね。確か、杉村春子がダンナさんにかつぶし削りを頼む場面がどの作品かにほんとにありました。



こんにちは。製本つながりでこちらにたどり着いて、あまりの広がり、奥行きにくらくらしながら、時々読ませていただいています。

河北町谷地(やち)のお雛見は、あまりに有名になりすぎて、十年くらい前に行ったときでさえ、2時間待ちとかいうすごいことになっていて驚きました。まあ、ふつうの個人のお宅のお座敷で見せてもらうわけだから、しかたないんですけどね。
返信する
Unknown (4-kama)
2005-03-03 19:54:23
kyoさん、こんにちわ。

あの家では今晩、かつぶしたっぷりだしで炊いた具満載のちらし寿司が食されているのだなと思うと、全く他人事ですがうれしくなります。いまわたしは素ビール飲んでるけど。

今後ともよろしく願います。
返信する