本人は「歴史書ではない」と最後に書いてあるが、歴史書だった。少なくとも僕は映像の歴史、コンピューター・グラフィックスの歴史書として読んだ。素晴らしいドキュメンタリーだった。そして、これは未来のピクサーに向けた手紙でもある。「こうやってピクサーは創造され、こうやって歴史を積み上げてきたのだ、この文化を覚えておいてほしい」という、エド・キャットムルの願いのようにも思えた。各映画のメイキング、さまざまなエピソードや、ビジネスで使える金言なんかが散りばめてあって、それらをつまみ食いするだけでもいんだけど、それだけで読んだ気になってはいけない。これは全映像制作者が読まないともったいない。 . . . 本文を読む
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