最近はMacだWindowsだという争いはめっきり減って平和な時を過ごすことができるようになった映像制作界隈。きっとWindowsユーザーがとても多くなったおかげだと思われる。最近は「副業の映像制作で儲ける!」「やりたいことをする!」などなどで映像制作人口が増え、片手間で映像やる人が多くなったせいもあるのだろう。なんせMacはいまやノートしかないしね。というわけでもないけど、Windowsユーザーが最初に入れるべき無料ソフトをご紹介。
BlenderとかDavinciとかは当たり前すぎてここでは紹介しない。僕が紹介したいのはもっとあってもなくてもいいけどあると便利なソフト/アプリである。
1)Cathy
このブログでもだいぶ前にご紹介した、ドライブ管理ソフトだ。詳しくはこの記事のコメント欄も含めて参照して欲しい。
HDDの中身をカタログ化して管理できるCathyが便利すぎて感動
要するに、PCにつながっていない数多くの保管HDDの中身を管理するソフト。カタログを作ってくれて、「あれ?あのファイルどのHDDに入れてたっけ?」をHDDをいちいち繋げなくても調べることができる。
なにより他の同類ソフトより超絶軽い。検索も一瞬。他の同類ソフトは、ドライブ情報の収集に数時間かかったりと、使用に耐えないものばかりで、Cathyの速さが際立つ。あいにく英語専門で、日本語が不得手だが、とにかくフォルダ名/ファイル名をアルファベットにしておけば相当有用。
映像やってるとHDDはあっという間に満タンになるし、過去のデータの管理がどんどん煩雑になるので、たくさんのドライブのどこに何が入っているかを見つけたい人/プロダクションは必携のソフトである。
CathyのGUI。飾り気がなく超早い。
2)MPVnet
MPV Playerはオープンソースのプレイヤーソフト。その派生バージョンがMPVnet。
たぶん多くの人がカラーコーンマークで有名なVLCを使われていると思うが、僕はMPVをおすすめする。なによりMPVはかなりベーシックで、余分なものがなく動作が軽快。
ただし、開発者向け?玄人向け?であまりにもいろんなことを省き過ぎて、GUIはなく、ショートカット操作が基本なので、知らないと何もできない。
ということでおすすめは、本家のMPVではなく、MPVにほんの最低限のGUIがついたMPVnet。色が紫ではなく青。
MPVはこちら。
MPVnetはこちら。
とにかく軽快。VLCよりおすすめ。
3)MediaInfo
もう名前そのまま。映像ファイルのコーデックやビットレートをチェックするソフト。
編集ソフトやプレイヤーソフトでもできなくはないけど、ただチェックするためだけに編集ソフト開くのめんどくさい。これのほうがサッとできるので便利。
たまーに、何年も前に納品した仕事に修正が出て、「前と同じファイル形式でまた納品してください!」と気軽にお願いされ、「え?前と同じ??MOVだったのはわかるけど、コーデックもビットレートも覚えてないんですけど!」ってときに便利。
入れといて損はない。
どんな形式だったっけ?と調べるときにポイっとファイルを放り込む。
4)Icaros
サムネイル生成ソフト。
MOVファイルやBRAWなど、マシンによってはサムネイルを表示してくれなかったりするイライラをこれで解消。これを入れておけば、ほぼほぼどんなファイルでもサムネイルを表示してくれる。必需品。
とにかくPC買ったら僕が一番最初に入れるソフト。
一番最初にインストールするので、Icarosなしの場合どのファイルのサムネイルが表示されないのか知らないくらい。
キャッシュも作っておけるので一度サムネイル作っておけば次回から表示は早い。
Icarosなしには生きられない。
以上、長年映像制作していて、これは必携!というアプリを紹介しました。ご参考になれば。
「これも便利だよ!」「いやこっちのほうが便利!」というのがあればコメント欄に情報ください!!