SOHO=自宅スタジオのほこり

ホコリといっても誇りではなく「埃」のほう。綿ボコリとかのホコリだ。あれ、編集スタジオやＣＧスタジオでは考えられないだろうが、自宅をスタジオにしているとけっこうホコリとの闘いは大変だ。映像ディレクターだけでなくＣＧクリエイターやプログラマーなど、自宅でパソコンをメインに仕事にしている人たちはきっと皆困っているに違いない。特に我々はＣＰＵパワーをめちゃくちゃ使う仕事をしているので時々酷い目に遭う。 . . . 本文を読む

＜書評＞黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて

これおもろいです。仕事たまりにたまってるのに、読み始めたら一気に読み終えてしまった。本書は、アメリカで発見した２０世紀フォックスの当時の部外秘文書や、プロデューサーへの独自インタビューなどを通し、解任の経過をほとんど決定的に解明している。著者は、当時黒澤とハリウッド間の通訳を勤めた人物で、彼の一次情報も織り交ざっている。黒澤ｖｓハリウッドというタイトルだが、ｖｓにしたのは黒澤で、ハリウッドは黒澤の才能を愛していたことがよく分かる。いやおもろい本ですよ。 . . . 本文を読む

アシスタント時代はどんなでした？

今日、六本木のヴェルファーレがあった場所の前を通ったら、建物がなくなっていた。閉店したとは聞いていたが、実際に建物がないと、時の移ろいを感じる。赤じゅうたんの階段。巨大なミラーボール。みんな産業廃棄物になったのだろうか？ . . . 本文を読む

仕事から下ろされたことありますか？

どんなに実力がある映像ディレクターも口をあけて待ってたら仕事が入ってくる、ってことはまずない。なので企画コンペなんかに参加することはよくある。映像Ｄの場合、クライアントからオリエンを受けてきた代理店や制作会社に依頼され、内容に沿って企画を考えて企画書を書き、それを代理店に提出。代理店の方々がクライアントに持って行ってプレゼンをする、という段取りだ。ほとんどの場合ノーギャラだが仕事を得るためには当然やらなければならないことである。 . . . 本文を読む