世界保健機関は,27年10月27日,ソーセージやベーコンなどの加工肉について「発がん性が十分認められ,大腸がんになるリスクがある」との調査結果を発表した。
これに関連して,日本における大腸がんの都道府県別の死亡率(厚生労働省:2010年度)についてみると,男女ともに青森県がワーストワンである。
そこで,総務省『家計調査』(2014年)で,ソーセージの年間1人当たり購入量(世帯購入数量/世帯人員)をみてみると,青森市が52都市(都道府県庁所在都市と政令指定都市)の中で一番多いという結果が出ている。ベーコンは上位20位。豚肉は上位3位。
なお,ハムについては,全国平均を下回っている。
がんと食物摂取の関係については,さらに研究を進める必要があると思われる。
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