食の数字は語る 1.25％ ヨーグルトの食料費に占める割合が過去最高 （平成26年<2014>）

胃腸にやさしく，免疫力を高めるといわれるヨーグルトが伸びている。『家計調査』によると，1人当たりの購入金額（世帯購入金額/世帯人員）は増加基調にある。23年には2,830円と食料費に占める割合が初めて1％（「1％商品」と仮称）となった。 26年には3,782円にのぼり，食料費に占める割合も1.25％と同じ健康商品とされる大豆加工品（豆腐，納豆，油揚げ・がんもどき等）の1.40％（4,234円）に迫っている。

 

下図にみるように，世帯主の年齢が上がるにつれて多く購入しているが，年間収入の多少とは関係がないようである。

 

　

 都市別にみると，下図のように，購入額最少の和歌山市（2,584円）は最多の甲府市（5,155円）の半分で，食料費に占める割合も0.91％と「1％商品」にはなっていない。今後の動向を注視したい。