ロールプレイだね

今日は引き籠りの日になりました。
台風と同様に強風が吹き、大量の花粉が飛散しております。
自宅に籠り大過を待つ以外に術が無い。
花粉症の人間に取って辛い一日な訳です。


なので読書に費やしました。
本日の作品はＡＲＭＳ。
漫画ですね。


半年位掛けて発刊されたコンビニ復活コミックのシリーズ。
読まずに蓄積した作品です。
厚みだけで30cmを超える頁の量。
圧巻ですね。



連載当時から読んでは居ましたが、10年位前の作品です。
スッカリ物語を忘れていました。
丸々一日掛けて読み切らない分量です。
このブログを書いてる時点で半分。
夜中まで掛かりそうな展開に、今もドキドキしながら期待してます。




登場人物を困らせて、苦悩し葛藤を味あわせ対決し協調し別離を繰り返す。
シッカリと物語を山あり谷あり、捻って、落として、持ち上げている。
人物は必ず過去を背負い、未来に目を向けつつ、絶望と希望の出来事を用意する。
空想活劇の定番の進行ですが、演出が効いていて面白い。


週刊連載で物語を無理に捻じ曲げたりせずに、登場人物を出たり退場させたり出来る。
続けて読んでも力技の無理が破たんを引き起こしていないから凄い。
大抵は長く連載すると無理が無理を呼んで、行き詰まるモノのですがね。



アニメ化もされていた筈ですが見た事はありません。
話題になれば、関心がない自分にも経過を目にする機会もあったでしょうかね。
覚えていないから大ヒットにはならなかったのでしょう。



長い時間を掛けて読むに十分な内容。
不都合で引き篭もる場合には、十分な時間を掛けるに値する作品です。
読み直して良かったなと思うのです。
掛けた金額には十分に見合う作品です。