受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

目かす

2006年10月11日 | Weblog
浜縁縁板と縁葛を留めていくのが、「目かす」という昔から寺院などで使われた釘です。

廊下の表面に釘が出ないように、L字型の金具で板を固定しています。

「キュッ、キュッ」と音が出て「鶯張りの廊下」といわれるのは、この「目かす」の穴と釘が擦れて歩くたびに鳴るからです。

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