受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

地盤改良工事 AMP工法

2005年09月27日 | Weblog
23日から4日間をかけての地盤改良工事が、休みをはさみ今日で終了。

本堂基礎部直下地盤の地耐力を高めるため、地盤改良工事を行いました。軟弱な地盤ででそのまま基礎部をのせると、不同沈下と言う将来地盤の沈下が不揃に起きることが懸念されます。また、大地震が起きた時、軟弱な地盤であれば液状化現象による建物の傾斜が心配されます。
これらの問題点を解決する仕組みが、緩い地盤の中にセメントなどの固化材を混ぜて、緩い地盤を固める工法です。
今回の工事は、高知の山伸工業による無排泥工法(AMP工法=機械撹拌エアーミルク混合圧送工法)です。地下2Mの固い地盤に到達した直径70cmの42本の柱(排出された土とセメントの混合物)が、しっかりと本堂を支えることになります。
詳しくは、山伸工業のホームページで確認してください。

「AMP工法」とは産業廃棄物となる排泥を全く出さない、環境に配慮した地盤改良工法です。工事費の削減、工期の短縮が可能となります、とあります。

高知発で、環境に配慮したすばらしい技術です。

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