テキスト主体

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秋の夜長に読書

2013-10-22 20:35:11 | 本、小説、漫画、動画、映画、音楽等
まだ、世界史や中国史を習う前、吉川英治の三国志を読みました。
読まれた方やご存じの方も多いかと思われますが、冒頭は劉備側からの史観で、原典ほどではないとはいえ、曹操は敵役であるのは変わりません。しばらく後に読んだ「人物 中国の歴史」、という本などでは、思いの外三国志の人物は登場せず、しかも、割とあっさりめで、どことなく違和感があったものでした。その後のNHKの人形劇 三国志は、主題歌が細野晴臣作詞作曲でカネボウのキャンギャルだった小池玉緒さんが歌っていたこともあり、たまに見ていました。小池玉緒さんのファンだったわけではなく、知り合いが彼女にそっくりだったので興味があったのでした。その人形劇の中での曹操はさらに悪役っぽい造形で、ヨミに似た雰囲気を感じたものです(造形は川本喜八郎氏による)。


先月、青空文庫で、吉川英治の三国志が上梓され、Webで自由に読むことが出来るようになり、早速スマホに入れ、時間を作って読み返してみようと思っています。
あの頃、歴史観含め、いまとは中国に対する見方、考え方は、現在とは大きく異なっていました。近代中国や中共と三国志時代では民族や価値観等大きく異なることなどを知ったいま、読み返してみるのもオモシロイと思ったのです。

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