〈祈願講釈〉☆祈願の講釈と希望目標課題達成に役立つ名言箴言。

『第二八三条、我より前なる者は、千古万古にして、我より後なる者は、千世万世なり。
仮令(たとい)我れ寿(じゅ)を保つこと百年なりとも、亦(また)一呼吸の間のみ。
今(いま)幸(さいわい)に生れて人たり。
庶(こい)幾(ねがわ)くは人たるを成して終らん。
これのみ。
本願此(ここ)に在り。

(言志四録・佐藤一斎より抜粋)』


☆意訳

これまで、この世は幾千万年を経てきたのだろうか。

これから、この世は幾千万年続くのだろうか。

誰もわからない。

だから、たとえ自分が百年の寿命を保ったとしても、宇宙の生命からみれば、それはほんの一呼吸にすぎない。

現在、幸いなことに人間に生まれた以上は、人間としての使命を全うして一生を終わりたい。

自分の一生の本願はこれだけである。

〈祈願講釈〉☆祈願の講釈と希望目標課題達成に役立つ名言箴言。

『二十五、天に順（したご)ふて

天に順ふて人道を尽くす。
其道は大公のみ。
至誠のみ。

（山田方谷の言葉より抜粋)』


☆意訳

天に従って人として行うべき道を一筋に歩む。

その道は、利己的でなく公正さをもって誠を尽くす者だけが歩むことができるのである。

戯れに語る！〈冬神連想祈譚〉

〈戯言・冬神連想祈譚〉

『おおゆきだおおゆきだひがからりさす』

『さきほどのおおゆきうそのようである』

『かぜがやみひがさしかいせいあらわる』

『とうじんさまがおとおりになられたぞ』

『とうじんさまとおられたあとにはれま 』

『とうじんさまがちんざしたようですぞ』

南無

戯れに語る！〈雪舞連想祈譚〉

〈戯言・雪舞連想祈譚〉

『こなゆきどんどんどんどんまいおりる』

『こなゆきうえからよこからまいおりる』

『こなゆきなさけむようにとうかされる』

『こなゆきひとのきもしらずまいおりる』

『こなゆきをみてゆきのふるまちうたう』

『ゆきのふるまちおもいだしゆきをかく』

『こなゆきまいおりとうじんさますわる』

『とうじんさまにてをあわせいのりたつ』

『ふゆのかみさまに おてやわらかいのる』

南無

戯れに語る！〈先、不諦不慰〉

〈戯言・先、不諦不慰〉

善く成る事を考え合う、善く成る事を話し合う、善く成る事を行い合う。

虚勢見栄意地を張らず、身内仲間内其他を問わず老若男女を問わず、現状背景此先を冷静冷徹に観て聴いて測り想い察し、改良改善解決に向けて考え語り行う。

「歴史が無いから違うから無理だから。
何処も同じ一緒嫌な奴は何処でも居る問題は何処でも有る。
人生修行だ。」

是等の言葉は、改良改善解決に向けての意見感想考えでは無い。慰め諦め避ける諭しの言葉で有る場合が多い。
杓子定規定石通りの常套句で有る。

「此時は此様に改善解決、あの場所は此様に改善解決、其人は此様に改善解決。
今、此時此場所此人に於いて、此様に改善解決に向けて考え話し合い動くのが善いのではないか。」

此様に、現状がより善く成る様に、意見交換情報交換を積み重ね合い、現状がより善く成る様に考え語り動く事が大切大事である。