堂蓮記<北海道富良野成田山布部不動堂>

毎月の『御心言』と不定期の『祈願講釈』と徒然なるままの箴言・戯言・読書感想等・北の大地の坊主富良野生活記。

〈祈願講釈〉☆祈願の講釈と希望目標課題達成に役立つ名言箴言。

2010-12-18 15:45:36 | 日記
『第二八三条、我より前なる者は、千古万古にして、我より後なる者は、千世万世なり。
仮令(たとい)我れ寿(じゅ)を保つこと百年なりとも、亦(また)一呼吸の間のみ。
今(いま)幸(さいわい)に生れて人たり。
庶(こい)幾(ねがわ)くは人たるを成して終らん。
これのみ。
本願此(ここ)に在り。

(言志四録・佐藤一斎より抜粋)』


☆意訳

これまで、この世は幾千万年を経てきたのだろうか。

これから、この世は幾千万年続くのだろうか。

誰もわからない。

だから、たとえ自分が百年の寿命を保ったとしても、宇宙の生命からみれば、それはほんの一呼吸にすぎない。

現在、幸いなことに人間に生まれた以上は、人間としての使命を全うして一生を終わりたい。

自分の一生の本願はこれだけである。

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