JR九州 お一人さま鉄旅 2022【 全九州版 】 １日目 ③ 『 ３６ぷらす３ 赤の路ルート乗車 前編 』

２０２２年４月７日（木）　１日目

この日は、ＪＲ九州の観光列車 “ ３６ぷらす３ ” の赤の路ルートに乗車しました。

“ ３６ぷらす３ ”  は、曜日ごとに走行区間が変わり、その範囲は九州全域をぐるりと一周

し、総走行距離約１１９８㎞に及び、円を描くように環状する電車としては世界一の距離

なんです。世界で３６番目に大きな島、九州を周って走る新しいタイプの観光列車として

誕生しました。

木曜日ルート（赤の路）　　博多→ 熊本→ 鹿児島中央

金曜日ルート（黒の路）　　鹿児島中央～ 宮崎

土曜日ルート（緑の路）　　宮崎空港・宮崎～ 大分・別府

日曜日ルート（青の路）　　大分・別府～ 小倉・博多

月曜日ルート（金の路）　　博多～ 長崎　 長崎～ 博多

　　　　　　　　長崎から博多に向かうルートは「36ぷらす3」唯一のディナータイム運行。

 

実は、４月のシフトが出来て３日間のお休みは確定していましたが、お天気も気になるので

チケットをギリギリまで購入しなかったら、まさかの満席でした。（想定外です）

“ ３６ぷらす３ ” に乗車できないなら、九州新幹線＆特急列車が３日間乗り放題 という “ ハ

ロー！自由時間ネットパス ” の全九州版ではなく、北部九州版にしようか？等と少し悩みま

したけど、とりあえず全九州版のフリーパスをネットで購入しました。

ネットで空席状況を確認していて、このコースが運良く１席だけ空きが出てget出来たのが

乗車４日前でした。赤の路ルートは、博多 → 鹿児島中央ですが、私がget出来たのは熊本

→ 鹿児島中央でした。赤の路は、九州新幹線開業前に走っていた特急つばめ号と全く同じ

ルートを通りますので、“ ３６ぷらす３ ” の全コースの中でも一番人気らしいのです。

 

熊本駅を１２時発の “ ３６ぷらす３ ” は、１０分前に入線してくるので早めにホームへ。

 

定刻に入線してきた “ ３６ぷらす３ ” を、撮り鉄さん達も待っていましたよ。

小学生の男の子もいて、乗るの？と聞いたら、入場料８０円で撮りに来たと教えてくれま

した。熊本は２学期制なので、１０日まで春休みなんだそうです。

 

今回は５号車に乗って鹿児島へ向かいました。

 

お出迎えに出てこられたクルーの方が、記念にお撮りしましょうかと撮って下さいました。

 

私は、５号車１０番D席の一人掛け席です。

 

乗車して直ぐに３号車のビュッフェへ ＧＯ！

4 月・５月・６月の第一木曜日は “ 熊本の魅力 ” を詰め込んだスペシャルスイーツを数量限

定での販売と言う情報をキャッチしていたんですよ。販売時間は１２：００～１３：３０で

準備中でしたから一番乗り。「花小町」（熊本県熊本市）の本田シェフ自らが乗り込んで、

お客さまの目の前で仕上げるスイーツなんです。このお店は、フランス発のおすすめのレス

トランを紹介するガイドブック「ゴ・エ・ミヨ 2022」にも掲載されているそうです。

出来上がったらお席にお持ちしますとのことでしたから、お弁当を購入して自分の席へ。

 

赤の路、金の路限定、初屋はかたろうの “ よだれいなり ” （１０００円）を頂きました。

 

油揚げにしみ込んだ出汁がお口いっぱいに広がり、生姜、蓮根、人参、梅肉など味のアク

セントにこだわった新触感のいなり寿司なんだそうです。

 

ジューシーな、一口サイズのいなり寿司を美味しく頂きましたよ。

お揚げは、熊本県の南関あげが使われています。

 

“ よだれいなり ” を食べ終わった頃にクルーの方がスペシャルスイーツを届けにみえて、

せっかくなので、４号車のマルチカーで頂きました。発売から１５分ほどで完売したと

いうアナウンスが流れましたので、早めに購入して正解でした。

 

“ 熊本旬甘美香 ” 

・熊本苺（紅ほっぺ）のヌガーグラッセ

　苺のソース、タイムの香り、熊本の風景と共に

・熊本産しょうがの ちょこちょこ

・球磨焼酎の じゃりじゃり

・八代産 晩白柚の ぎんにぎんに

・西田果樹園 柑橘の ぱりぱり

・和水町 上田さんの プリンセスほおずき

 

スペシャルスイーツは、“ ３６ぷらす３ ” オリジナル珈琲付きで２０００円です。

 熊本県荒尾市の小岱山（しょうだいさん）のふもとにある 小代焼の「小代瑞穂窯」「小代

ふもと窯」のお皿を使用。

葉っぱ以外は食べられますと説明されましたので、お花も頂きましたよ。

オレンジ色のほおずきは初めて食べたように思います。甘くて美味しかったです。

 

説明書きを見ながら、スペシャルデザートを美味しく頂きました。

 

熊本駅を発車し、鹿児島本線を八代まで南下した後は、肥薩おれんじ鉄道の区間に入ります。

以前は この区間も鹿児島本線でしたが、２００４年に経営分離されて “ 肥薩おれんじ鉄道 ”

に移管されています。

 

熊本 → 鹿児島中央の特急券・グリーン券料金が７８００円で、肥薩おれんじ鉄道線の 八代

→ 川内間の乗車券料金が２６７０円 加算されますので割高になりますね。

ＪＲ九州は４月から特急料金の見直しがあって値上げになっています。

 

肥薩おれんじ鉄道は、可愛いラッピング車両が走っています。

 

東シナ海を眺めながら南下して行きます。

 

乗車している５号車を後ろから撮影。

 

グリーン席車内は、通路を挟んで２＋１の三列シートなのでゆったりしています。

床の木の模様もお洒落です。座席の後ろには革製の収納ポケットもあります。

 

クルーの方が３６ぷらす３のキャンディを配って見えました。

 

お手洗いです。

昨年１１月の乗車の時に コメント頂いていたので撮ってみました。

 

鹿児島県の出水（いずみ）駅に停車。この駅には、九州新幹線も乗り入れています。

出水市は、鶴の渡来地として有名です。

 

肥薩おれんじ鉄道の列車。

 

くまモンのラッピング車両も可愛いくて、孫ちゃんが喜びそうです。

 

“ ３６ぷらす３ ” のお洒落な３号車ブッフェの天井はドーム状になっています。

お酒、おつまみ、軽食、お土産品の販売をされています。

 

画像が多いので今回はここまでです。

後編に続きます。