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ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「お茶の花」 ツバキ科                 

2024-10-16 08:14:59 | 日記
     「お茶の花」 ツバキ科 ☆11月29日の誕生花☆
               花言葉は… 追憶・純愛




   10月16日(水) 和泉市の天気予報は “雨時々曇” です 。 
 24時間予報は、朝から夕方まで のマークが並び、早朝と夜は が付いています。
 今朝は雨です。ですが なので、大した雨にはならないようです。 
 今朝の気温は19.9℃が最低で、最高温24.7℃を予想しています。今日は少し肌寒いかも。
 明日は の予報です。気温は26.7℃の予想です。気温的には過ごしやすそうです。

 昨日の予報は “晴時々曇” でした。  が、曇っている時間が長く、実際には “曇たまに晴” でした。
 先週のブロック注射は切れるのが早く、今日の体調は最悪。 立つのも座るのも イテテテテ 
 泣き言は言いたくないけど・・・ イテテテテ   注射は1週間に1度なので、明日(木)まで我慢です
 昨日の朝の気温は18.0℃、昼間は28.1℃(湿度65%)でした。動くと蒸し暑かった。



 今日の花は 「お茶の花」 です。  いわゆる “お茶っ葉” にする「茶の木」ですね。







茶摘みをするお茶畑では、養分を花に取られて良い葉が出来ないと云う事で、
花が咲かないように管理するのだそうです。
茶どころでは、案外花を見る事は少ないのかも知れませんね。
“椿” や “山茶花” と同じツバキ科で、少し小振りですが良く似ていますね。
俯いて咲き、写真に撮りにくい花です。 原産地は中国南部だと云われています。





によると… チャノキには大きく分けて中国の四川~雲南地方原産の中国型と
インドのアッサム原産のアッサム型があり、ツバキやサザンカに近い樹木です。
中国型は低木で2~3mの高さに留まりますが、アッサム型は生長すると10mを越す高木になり、
大きさだけ比べると別種のように感じられます。
晩秋から冬の初めにかけてツバキのような白い花を咲かせ実を付けて、
翌年の秋に熟してタネができます。チャノキの花期は9月下旬~12月上旬。





花期になると、枝先の葉腋に花径2~3㎝程度の花を下向きに咲かせます。
花は5~7個の花弁を持ち、雄しべは多数、雌しべは1個で花柱が上部で3裂しています。
雄しべは基部で軽く合着しており、花はツバキに似ていますが、花弁がやや反り返ります。
葉を加工したものが緑茶やウーロン茶、紅茶になる製茶用の作物として有名ですが、大気汚染にも比較的強く、
庭木や生垣などにも利用され鉢植えで育てることもできます。







  お茶に纏わる〖言葉やことわざ〗も幾つかあります。
  《お茶百科》によると お茶を濁す・・・適当なことを言ったり、いいかげんなことをしたりして、
  その場をつくろってごまかすことを例えていう言葉です。茶道を知らない人が、
  適当にお茶を濁らせて抹茶に見えるようにしたことが語源とされています。
  お茶を挽く(ひく)・・・茶の葉を挽いて抹茶を作るのが暇のある人の役割だったことから、
   特に用事があるわけではなく、暇であることを指す言葉です。者や遊女などに客がつかず、商売が暇なことを言いました。
   鬼も十八番茶も出花・・・粗末な番茶でも、出したては香りが良いものです。
   このことから、器量の悪い女性でも、年ごろになれば、みな娘らしい魅力や色気が出てくることを例えて言います。
   お茶の子さいさい・・・「お茶の子」とは、お茶に添えて出されるお菓子のこと。「さいさい」は、はやし言葉です。
   お茶の子がお腹にたまらない物であることから、お手軽・簡単な様子を表します。
 他にも 茶々を入れる 日常茶飯事 お茶目 茶化す 茶番 無茶苦茶 へそで茶を沸かす など色々ありますね。




 
  ⇩ そんな中から 朝茶は今日の難のがれ の由来です ⇩

民話の部屋〗より 「朝茶は今日の難のがれ」
 むかし。下野(しもつけ)の国、今の栃木県のある村に、太郎兵ヱ(たろべえ)というお百姓がおった。
 ある時、太郎兵ヱは、なーんもしないのに、代官所の役人につかまってしもうた。
 何でも、一揆をおこそうとした罪で、はりつけの刑にするということだ。  
 村の衆たちは、「なーんにもしてねぇのに、太郎兵ヱをはりつけにするとは、ひどすぎるぞー」
 というて、代官所へどっと押しかけた。が、代官所では、門も開けてくれん。
 村のみんなは、何日も何日も門の前で、「どうか、太郎兵ヱの命を助けてやってくだされー」
 と、お願いをしたが、門の中からは何の答えも返ってこなかった。

 とうとう、太郎兵ヱがはりつけの刑を受ける日の朝となった。村の衆たちが、もはやこれまで、と思うていると、
 突然、代官所の中から、「開門!」という、大きな声が聞こえて来た。
 ギギー、門が開くと、白はちまきにたすきがけの役人が馬に乗ってあらわれた。 
 その役人は、門の前にいる村の衆に、「太郎兵ヱは、無実とあいわかった。
 これから処刑を止めさせに行く」と言うと、馬にひとムチ当て、
 「それっ!」とばかりに、処刑場へ向かって馬を走らせた。
 門の前にいた村の衆は、口々に、「よかった」「よかった」と
 小踊りして、馬のあとを追いかけた。ちょうどそのころ、
 太郎兵ヱは、捕らえられている場所から、処刑場へ向かおうとしているところだった。
 
 見張りの役人が、太郎兵ヱをかわいそうに思ったのか、「朝の茶でも、いっぱいのまんか」
 と言うた。しかし、太郎兵ヱは、「いや、おれはじきに殺されるんだから、茶なんかいらん。
 早く連れていってくれ」といい捨てた。 太郎兵ヱは処刑場に引き出されて行った。
 早馬に乗った役人は、ムチを、ビシッ、ビシッと打ち、処刑場にかけつけていた。
 やがて、処刑場が見えたとき、「そのはりつけ、やめーい。はりつけ、やめーい」
 と、大声で叫んだ。ところが、処刑場にいた役人は、その声を「つけー、つけー」
 と聞いたもんだから、あわてて、「それーっ、はじめー」と合図をした。
 太郎兵ヱは、槍でつかれて殺されてしもうた。
 
 処刑場にいた人々は、早馬で駆け込んで来た役人から、太郎兵ヱが無実の罪であったことを聞かされた。
 見張りの役人は、「ほんのちょっとの差で間に合わなんだか、朝、わしがすすめたお茶さえ飲んでおれば、
 死なずにすんだものを…」と、悔んだと。こんなことがあってから、
 ”朝のお茶はその日の難をのがれる” と言うて、人にすすめられたら、必ず飲むもんだと。





 福岡県の昔話 【茶の実の話】  ⇧ 上の写真が 「茶の実」 です ⇧
 昔、或る片田舎に郡代様が視察に訪れ、その地にに泊りになりました。 
 郡代様から 「茶の実が欲しいから此の村で一番の茶の実を持って来い」 
 との御沙汰でありました。
 村の者は皆心配して “此の村で一番の茶飲み(茶の実)と言へば誰が良かろうか” 
 と言って、終いに一人の村一番の茶飲み、八十歳余りの婆さんを連れて来て、
 かごに入れて皆んなでよいしょよいしょと担いで郡代様の宿まで行きました。

 郡代様が 「茶の実を持って来たか」 と言われ、「持って来ました」 と言うと、
 「然らばここへ茶の実を持って参れ」 と申されましたから、八十余りの婆さんを
 づづっと前に差出し、「これが村一番の茶飲みで御座います」…と。 
 郡代は大いに腹を立て 「馬鹿者、この婆さんに茶の実が生えるものか」 と叱りました。 
 すると婆様はかごからごそごそ這い出て…「はい、ごそりごそり這へ(生え)まする」
                      …お後がよろしいようで… (笑。



 過去の「和泉市・市民文化祭 子供絵画展」に出品されていた絵を紹介しています。          

 しばらくは中学2年生が描いた「絵文字(漢字イラスト)」をご覧ください。

 
描きたい漢字に関係した絵を集めて、漢字一文字を構成しているようです。