ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ジュズダマ(数珠玉)」 イネ科                 

2024-10-02 08:07:34 | 日記
     「ジュズダマ(数珠玉)」 イネ科 ☆10月10日の誕生花☆
            花言葉… 祈り・恩恵・成し遂げられる思い





  10月2日(水) 今日の和泉市の天気予報は “晴のち曇” です 。 
  24時間予報では、夕方までは マークが並び、夜は マークが並んでいます。
  今朝の最低気温は午前4時の21.5℃でした。最高気温は午後1時の29.9℃を予想しています。
  湿度は60%弱で、少し暑いかも知れません。明日から2~3日は 模様です。洗濯は今日がチャンス
  
  昨日の予報は “晴” でした。 24時間予報では終日 が並んでいましたが、実際は明け方まで ,
  午前中には 晴れ渡りました。 昨日の最低気温は21.0℃、最高気温は30.0℃でした。
  朝9時過ぎから松尾川沿いに “ヒガンバナ” を撮りに行きましたが、やはり暑かったぁ
  まぁ真夏のように “汗が吹き出る” とまでは行きませんが、下着がしっとり汗ばみました。


     昨日は “柿屋さん” で柿を仕入れてきました
   
  昨日は松尾川沿いの田んぼに “彼岸花” を撮りに行って来ました。 その帰り・・・ 
  「そうだ、もうそろそろやっているかな?」と思い、例の「柿屋さん」に行って来ました。
  そのお店・・・定年になった頃(15年くらい前)、母を病院に連れて行き、診察の待ち時間に
  付近を散歩していて見つけました。 “果物屋さん” ではなく “柿屋さん” です(笑。
  畑の中にポツンと建つ… 普段は農機具を入れる倉庫ですが、 柿のシーズンだけ “柿屋” になるのです。 

  ※ その病院、2年位前に移転のため取り壊されたのですが、昨日 “柿屋さん” を訪れ 驚きました。
  上の左の写真。 背後に大きな建築物が・・・ 後で 何だろう と行ってみると、新築されたその病院でした
  ここに移転したのか 父がこの病院で亡くなり、デイサービスも併設されていて、母が20数年通った病院です。
  ひげも妻もインフルエンザの予防注射を打ってもらった病院。もう訪れる事はないだろうなぁ。

  話を戻して・・・ 畑のど真ん中、商売になるのかと心配になりますが、これが結構繁盛しているんです。
  それと云うのも周りに高層マンションが5~6棟有り、そこの住民やご近所さんがちょっとした農村歩きの
  感覚で散歩する人が多いのです。 マンションの窓から “かき” の幟を見て買いに来るのだそうです。

   
  値段は今年も同じでした 種無し柿の普通サイズ6個300円・大きな柿は5個で300円です(左の写真。
  そして少し柔らかくなった柿は8個で200円です(右の写真。 
  ひげは固めのコリコリした柿が好きなので買いませんが、柔らかい柿が好きな人にはお買い得ですよね。 
  昨日は地元で採れた小ぶりの「キウイ」も7~8個300円で売っていました。
  昨日は大きいサイズの柿をを5籠(計25個+おまけ3個)買って来ました。 
  早速、娘に「柿を買った。取りに来い」 昼からすぐに飛んできました  孫たちも好きなんですよねぇ



 今日の花は 「ジュズダマ(数珠玉)」 です。



この写真を見て “懐かしい” と思われた方はかなりお年が…(笑。 
若い方には “何の事だか” ですよね(笑。 艶々して光沢のある種(豆)は子供心に魅力的でした。



 お手玉の中に(小豆の代用)入れたり、糸を通して腕輪や首飾りを作って遊んだものです。
(糸を通すために豆の芯を抜くのですが、スポッと抜けるのが気持ち良くて… 笑)
「ジュズダマ(数珠玉)」の名は文字通り “数珠” を作って遊んだ事によります。 
 また女の子らは、お母さんやお婆さんに作ってもらったお手玉で遊んでいましたね。
 広島市に住んでいたひげはお手玉のことを「おじゃみ」と呼んでいましたが、これは方言かな?
 街の子供はお手玉の中に “小豆” を入れていました。重さや硬さの調整だったか?
 似た豆に “ハト麦” が有りますが、これは「ジュズダマ(数珠玉)」の栽培種だそうです。

 

《庭木図鑑 植木ペディア》に依ると…熱帯アジアを原産とするイネ科の多年草。いわゆる帰化植物の一つ。
有史以前の古い時代に渡来したものが野生化し、北海道を除いた日本各地に分布している。
基本的には日当たりの良い湿地を好む。荒れ地で真っ先に生じる草本の一つであり繁殖力は高く、
道路沿いや川原の土手、休耕田などの湿地に生えています。



秋にできる果実が特徴的であり、仏教の渡来後、これを数珠に見立ててジュズダマと名付けられた。
地方によってはトウムギ(唐麦)、ツシダマ、ズズコ(数珠子)、スズダマ、ズズダマ、カワジュズ、ハチコクと呼ぶ。
雌雄同株で、秋(9~10月)には葉の脇で画像のような花を咲かせる。大雑把にいうと黄色いのが雄花(の葯)で、
白い糸状のものが雌花(の花柱)。構造が複雑過ぎて、見る者は呆気にとられる。

ひげも呆気にとられた一人です。 その複雑な受粉の様子は… ⇩

⇧ 上の写真… ぷくっと膨らんでいるところは、雌花を包んでいる “苞鞘(ほうしょう)”で、いずれ種になる部分です。


そこから2本の長い紐状の柱頭が出て、花粉を取り込みます。 “なんじゃこりゃ” って写真ですね(笑。







⇩ 下の写真… その柱頭が役目を終え抜け落ちるころ、今度は “苞鞘” の先から雄花が咲き、花粉を振り撒きます。 
雌花と雄花が開花時期をずらせて役割を果たしているんですね。






やがて艶々とした 「数珠玉」 になります。

原産地はインドシナ・インドネシアなどの熱帯アジアで、稲の伝播とともに食用作物として渡来したそうです。


上の絵はもう何年も前、絵を描き始めた頃、勉強のためにどなたかの絵を模写したものです。 
ちょっと寂しいですね。もう少し本数が欲しいです。




 過去の「和泉市・市民文化祭 子供絵画展」に出品されていた絵を紹介しています。          

 しばらくは「百羽の鶴」の読み聞かせを題材にした絵をご覧ください。(6年生の作品です。
 読み聞かせ ⇒ 情景を絵にする… 一貫授業として小学校が取り入れているようです。
 ですがどの作品も似たような描き方が気になります。
 よくは知りませんが ‶こういう描き方もありますよ″ という統一した描き方の指導があるようです。 
 子供たちの自由な発想を妨げるとして賛否両論あるようですが、一つの画法として知っておいてもいいのかも知れないですね。
 もうすでに紹介した絵を載せる事が有るかも知れません。 ご容赦を・・・


この絵も力尽きて落ちて行く子供の鶴を救出に向かう場面のようですね。  
       
 「百羽の鶴」 とはこんな物語です  奈良県大淀町役場HPより
〖冷たい月の光で、こうこうと明るい、夜更けのひろい空でした。
そこへ、北の方から、真っ白な羽を、ヒワヒワとならしながら、百羽のツルが、飛んできました。
百羽のツルは、みんな、同じ速さで、白い羽を、ヒワヒワと、動かしていました。
首をのばして、ゆっくりゆっくりと、飛んでいるのは、疲れているからでした。
なにせ、北の果ての、さびしいこおりの国から、昼も夜も、休みなしに、飛び続けてきたのです。
だが、ここまで来れば、行き先は、もうすぐでした。

楽しんで、待ちに待っていた、きれいな湖のほとりへ、着くことができるのです。
「下をごらん、山脈だよ。」と、先頭の大きなツルが、嬉しそうに、言いました。
みんなは、いっときに、下を見ました。黒々と、いちめんの大森林です。
雪をかむった、高い峯だけが、月の光をはねかえして、はがねのように、光っていました。
「もう、あとひといきだ。みんな、がんばれよ。」百羽のツルは、目を、キロキロと光らせながら、
疲れた羽に、力を込めて、しびれるほど冷たい、夜の空気をたたきました。
それで、飛び方は、今までよりも、少しだけ、速くなりました。もう、あとが、しれているからです。
残りの力を、出しきって、ちょっとでも早く、湖へ着きたいのでした。
するとその時、一番後ろから飛んでいた、小さな子どものツルが、下へ下へと、おち始めました。

子どものツルは、みんなに、内緒にしていましたが、病気だったのです。ここまでついてくるのも、やっとでした。
みんなが、少しばかり速く飛び始めたので、子どものツルは、ついていこうとして、死にもの狂いで、飛びました。
それが、いけなかったのです。
あっという間に、羽が、動かなくなってしまい、吸い込まれるように、下へおち始めました。
だが、子どものツルは、みんなに、助けを求めようとは、思いませんでした。
もうすぐだと、喜んでいる、みんなの喜びを、壊したくなかったからです。
黙って、グイグイとおちながら、小さなツルは、やがて、気を失ってしまいました。
子どものツルのおちるのをみつけて、そのすぐ前を飛んでいたツルが、鋭く鳴きました。
すると、たちまち、大変なことが起こりました。
前を飛んでいた、九十九羽のツルが、いっときに、さっと、下へ下へとおち始めたのです。

子どものツルよりも、もっと速く、月の光をつらぬいて飛ぶ、銀色の矢のように速く、おちました。
そして、おちていく子どものツルを、追い抜くと、黒々と続く、大森林のま上あたりで、
九十九羽のツルは、さっと羽を組んで、一枚の白い網となったのでした。
すばらしい九十九羽のツルの曲芸は、見事に、網の上に、子どものツルを受け止めると、そのまま空へ、舞い上がりました。

気を失った、子どものツルを、長い足でかかえた先頭のツルは、何事もなかったかのように、みんなに、言いました。
「さあ、もとのように並んで、飛んでいこう。もうすぐだ。がんばれよ。」
こうこうと明るい、夜更けの空を百羽のツルは、真っ白な羽をそろえて、
ヒワヒワと、空の彼方へ、次第に小さく消えていきました。

コメント (2)
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