旦那の成長記録

心が弱い旦那の日々の一喜一憂を記録します。

結局パチンコへ

2016-05-13 17:27:00 | 日記
あのよそよそしさは、

やっぱり旦那自身がモヤモヤしていた

からだった。




次の休みの日、

「これで最後にするからパチンコに

行かせて!!」

と、懇願された。












私ももう「どうにでもなれ!」っと

半ばやけくそになった。




ただ、「これで最後」を信じるだけの

確かな物がなにも無い。




そこで、私は旦那に念書をかかせる

ことにした。

内容は





「2度とパチンコに行かないと誓う。

約束を破ったら、全財産を私に譲り

離婚する。」



みたいな感じ。











私も賭だった。












ただ、文章を書いている途中で

旦那が「やっぱり念書書きたくない!

だって、離婚したくない!!」

と、言い出した。











そりゃそうだ。すんなり書かれても

それはそれで複雑な心境だ。











結局旦那は、

「今日はお金がなくなったら帰る、

若しくは、夕方6時には帰る。」

と念書を書き、

義母にもこの誓いをし、ルンルンで

出かけていった。











しかし……。











夕方5時半をまわる頃

「大フィーバーで6時までに帰れない。

今日が最後だからやらせて。お願い。」

というメールが来た。











信じていたのに……。











パチンコをやらない者にとって

それがどんな状況かわからないし、

約束を守らない時点で信用はない。











裏切れられた。

……としか思えなかった。











私はいてもたってもいられず、

6時に間に合うように店まででむいた。

初めて入る騒音の店内。

なんの躊躇もなかった。





ただ、信じられる何かを失いたくない

という想いだけ。











旦那は、パチンコ玉の箱を積んで

もうじき終わろうかというところ

だった。




私はただ黙って横に座り、

おわるのをまっていた。












「もう帰るってメールしたのに~。

帰ろう。ごめんね。」

旦那は上機嫌だった。











私は涙を抑えきれず、

騒音の店内でひとり嗚咽していた。

旦那はただただ謝りながら私をなだめ

外に出ると、「もう今日が最後だから」

と改めて言った。











私の中では、「今日が最後 」という

言葉ほど信じられない物はない。

その言葉を信じられるためには、

今日の約束が守られていなければ

何の意味も無い。




それすら守られなかった旦那を責める

気持ちにもならなかった。











夫婦だもの。

そんな簡単に信じられなくなって

離婚なんてバカバカしい。



だけど、信じられなくなったら

おわり。











旦那的には、

これからの自分を信じて欲しい

という。



本当にやめられるのか?




問題の本質は本当にそこにあるのか?





それだけが私の疑問だ。











この事件から数日経つが

今はまるでなに事も無かったようだ。