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コロナ感染防ぎ避難所を安全に…災害に備えましょう

2020-09-01 | 日本共産党 国会での追及提案など

豪雨災害の増加を心配する声が聞かれます。コロナ感染のリスクを恐れて、避難所にいかないという事例も出てきています。避難をためらって被害を大きくしないためには、どうすればいいでしょうか? 岩手医科大学教授の櫻井滋さん(感染制御学)と危機管理教育研究所代表の国崎信江さんに聞きました。(しんぶん赤旗より…文責・阿部)

リスク最大限減らす

  「地域に住む感染者も、避難する」ということを前提にすべきです。感染の疑いがあるからといって、避難所から追い出すことはできません。

避難所を3つのエリアに

   避難所の居住区を最低限、感染者用と病状観察用、健常者用の三つのエリアに分け、可能な限り備品等の共用を避けて、分割管理することを考えてください。

家族は離さない

  その際、家族は無理に引き離しません。「見守り機能」が低下するからです。感染を危惧するあまり、ケアの担い手を引き離すことにならないようにしましょう。

五つの「べからず」守って

  リスクゼロは不可能ですが、「べからず」の輪が重なるほど感染リスクは高まるので、重ならないようにすることでリスクは下がります。(下図)

  新型コロナウイルス感染症は、無症状の感染者が存在することも知られています。

   共用施設・設備は、定期的に清掃すべきですが、使用するたびに完全に清潔にすることは困難です。共有物や共有環境に触れたら、自分の手指の方を消毒しましょう。(左図)

  汚れ物は放置せず、ポリ袋にまとめるか、確実にゴミ入れに捨てましょう。

体温計+感染対策グッズも

  避難所で毎朝行われる食事配布などの際に、健康状態を大まかに申し出てもらうことです。

コミュニティーごとに分ける

   こころの安定のためには、コミュニティーをバラバラにしないことです。家族、親戚、町内会、マンションなどで分けるといい。避難所では、不安や疲労、睡眠不足などから人間関係が先鋭化する場合もありますから、事情を共有できる隣人・知人の存在は貴重です。1人ぐらしの方は、いっそう見守りが必要になります。

 

河井夫妻、計100人に約2900万円を配った…おおむね認める 

なりふり構わぬ現金配布…ホテル個室・車内・演説会のトイレ…

   昨夏の参院選広島選挙区(改選数2)をめぐって地元の政界関係者に現金を配布したとして公職選挙法違反の罪で起訴された前法相の河井克行衆院議員と妻の案里参院議員の公判が25日、東京地裁で始まりました。計100人に約2900万円を配った大規模買収の真相解明に注目が集まると同時に、克行被告を側近として法相にまでつけた安倍晋三首相の責任が厳しく問われています。克行被告側は、計100人への現金の提供を認めた上で、起訴内容を否認しました。…しんぶん赤旗より・文責・阿部

 

ホテルの個室で300万円

  起訴内容にある現金授受は、19年3月から参院選後の8月まで計128回にのぼります。

   検察の冒頭陳述では、一人ひとりへの受け渡し場面が読み上げられました。

  ―県内で幅広い人脈を持ち多くの選挙運動をしてきた人物に克行被告がホテルの個室などで計300万円を提供。

 ―無投票当選が決まっていた県議を克行被告が乗っていた車に呼び入れ30万円を渡す。

 ―案里被告の演説会が行われたホテルのトイレで元県議に30万円を渡した。

  なかには、ほとんど付き合いがなかった地方議員や、仲たがいしていた地方議員にまで30万~50万円の現金を渡していたケースもあります。「受領を拒まれ、現金の供与をあきらめた」などの供述も相次いで読み上げられ、なりふりかまわず現金を配った異常さが浮き彫りになりました。

資金の出どころは自民党本部か

   注目されるのは買収に使われた資金の原資です。

   克行被告の政治団体の政治資金収支報告書によると、18年から19年にかけての繰越金は1千万円ほどしかありません。

   自民党本部は克行被告と案里被告の政党支部に、落選した溝手顕正元防災担当相の10倍にあたる計1億5千万円の選挙資金を提供しました。その資金が振り込まれる前に克行被告が安倍首相と複数回、単独で面会していたことも分かっています

「安倍さんから」と言われ現金を

  この1億5千万円の使途に関して、自民党の二階俊博幹事長は6月17日の会見で「党本部では公認会計士が厳格な基準に照らして、事後的に各支部の支出をチェックしている。買収に使うことができない」と断言しました。安倍首相も翌18日の会見で二階氏の言葉をそのまま引用し説明。ところが同月23日に二階氏は「(振り込み後の)その先がどうなったかということは細かく追究していない」と前言を翻したのです。

   参院選で案里被告の後援会長を務めた広島県府中町の繁政秀子町議(6月末に議員辞職)は、克行被告に「安倍さんから」と言われて現金を渡されたことを赤旗紙に証言しています。

 

首相の政治責任重大

  日本共産党の小池晃書記局長は「参院選挙の票のとりまとめを目的とした資金提供であることは明らかだ」と指摘。「両人とも国会議員を辞職すべきだ」と語りました。また、「安倍首相が自らの秘書団を広島選挙区に送り込み、てこ入れをやった。破格の資金提供の責任者である安倍氏と自民党の責任が厳しく問われる」と強調。「どういう目的の1億5000万円だったのか、安倍首相には、説明責任にとどまらず、政治的な責任が鋭く問われている」と語りました。

 

 

ひだまり

今年も台風シーズンがやってきました。 今年の災害対策はこれまでと違い、コロナ対策を一緒に考えなければなりません。どういう対策が必要か、国の「避難所運営ガイドライン」を見ました。その中にこんな文章がありました

▼避難所の「質の向上」について「避難所は、あくまでも災害で住む家を失った被災者等が一時的に生活を送る場所です。…「質の向上」という言葉を使うと「贅沢ではないか」というような趣旨の指摘を受けることもあります。しかし、ここでいう「質の向上」とは「人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送ることができているか」という「質」を問うものであり…「贅沢」という批判は当たりません」。国は避難生活の中でも『人間らしい生活や自分らしい生活を送る』ことを求めているのです

▼日本列島は7月、豪雨災害に見舞われました。新型コロナウイルスのもとで初めての災害となりました。三蜜を防ぐため避難所の定員は大幅に減らされ、政府は「分散避難」を呼びかけました。感染が怖くて被災した自宅の2階や車中、浸水した部屋にビニールシートを敷いて避難生活を送っている人もいたようです

▼熊本では2016年の地震の復興、新型コロナ緊急事態宣言が明け、これからという時の豪雨災害で「心が折れそう」という声も出ています。人吉市の市長は「街全体が消滅の危機に直面している。自力での回復は厳しい」と

▼待ったなしの国の支援が必要です。先ほどの指針からも国は自治体任せ、自己責任は許されません。マスコミは安倍首相の「連続在任日数最長」「健康不安」などの話題ばかり報道している時ではありません。国会の開会を求め切実な「国民の声」を発する時です。(A)


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