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トランプ政権に対抗 ― アメリカ共産党大会閉幕

2019-06-26 | 日本共産党の外交

 米中シカゴで開かれていたアメリカ共産党共産党大会は23日、全国議長と全国委員を選出し閉幕しました。

 22日の一般討論に先立つ報告で、ジョン・バクテル全国議長は、トランプ現大統領を移民、イスラム教徒、女性、性的マイノリティ-らを攻撃し、国民の分断を進める「ファシストのイデオロギーをもった極右の権威主義者」と厳しく批判。

 アメリカ共産党の役割は米国における民主主義の運動を連帯させることだ」と指摘し、2020年の大統領選・議会選でトランプ大統領、共和党候補を敗北させ、労働者寄りの候補を勝利させるための運動強化を訴えました。

 大会は気候変動対策の「グリーン・ニューディール法」実現促進や、トランプ政権による人権・民主主義抑圧に対抗することをよびかける諸決議を採択しました。 

 全国議長にはバクテル市に変わりロサーナ・キャンブロン、ジョー・シムズ両氏(共同議長)が新全国委員は71人が選ばれました。

 31回全国大会は、同党創立100周年に当たる節目に開かれ、全国から280の代議員、海外政党・組織を含む74人の来賓が参加しました。日本共産党からは「しんぶん赤旗」ワシントン特派員が代表として参加しました。


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