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食料支援・生活相談 全国で — 北海道・熊本・

2021-12-29 | 全国・各地域のニュース

余る生乳に心痛める

北海道帯広

 生活に困窮する学生や青年にクリスマスのプレゼントをと、北海道帯広市の日本民主青年同盟十勝地域班は24日、帯広畜産大学の近くで8回目の食料支援を緊急に開催しました。

 氷点下の冷気が肌を刺す中、サンタやトナカイのコスプレ(格好)で学生らを迎えたスタッフたちが「クリスマス模様の袋に食料品や消耗品を入れて持っていって」と呼びかけました。

 メールの「お知らせ」を見たという学生や友人から聞いて来たという学生、下校途中にたまたま通りがかった学生たちが無料配布を次々に利用。生活相談も寄せられました。

 搾乳のアルバイトをする畜大生が多く、「生乳が余っているニュースに心を痛めている」と話しました。

 部活で先輩との交流や楽器演奏、コンクールが制限されているという1年生は、前回の食料支援を利用した時に登録したメール配信を見て参加しました。

 コロナの影響で収入が減った親から「アルバイトを増やして家計を助けてほしい」と言われている2年生は、「保存が利く食べ物や生理用品はいくらあっても困らない」とうれしそうです。

 車の荷台にどっさり積まれたコメを、寮生活の学生たちがお土産にと持ち帰りました。

 

 

健康診断ありがたい

熊本

 熊本県民主医療機関連合会の「いのちとくらしを守る相談村」が26日、熊本市の水前寺江津湖(すいぜんじえづこ)公園で開かれました。医療関係者や熊本県労連、「反貧困ネットワーク」のメンバーら50人が参加し健康相談や生活相談、物資支援を行いました。82人が血圧検査などを受けたり、くらしの困りごとを相談していました。

 健康チェックを受けた男性(72)は「気軽に受けられる健康診断はありがたい。血糖値が気になっていましたが正常値でよかった」と話しました。生活相談には、「収入が少なく苦しいので生活保護を利用したい」などの相談がありました。

 光永隆丸会長(医師)は、長く続く新型コロナウイルス感染症が人々の暮らしに与えた影響は大きくて深刻だとして、「いのちとくらしを守る支援活動に全県で取り組みたい」と述べました。川上和美副会長(看護師)は「相談会や支援活動の内容・課題を各事業所で共有し、次の支援につなげたい」と話しました。

 

 

給付金 家なく届かず

福岡

 コロナ感染の影響が続く中、生活困窮者、路上生活者などに向け、法律、労働、健康、生活相談や食料支援をする「街角なんでも相談会」が26日、福岡市・天神、警固(けご)公園で取り組まれました。

 福岡地区労連と「働く者のいのちと健康を守る福岡地区連絡会」(いの健福岡)が呼びかけたもの。市内の労働組合、弁護士、福岡医療団、日本共産党市議団が相談に応じ、新日本婦人の会、年金者組合などが食料支援をしました。事前宣伝の告知ビラは、ホームレス支援団体の協力を得るとともに、ネットカフェにも設置しました。

 食料支援を利用した女性(54)は、高校3年の子と2人暮らし。女性はコロナ禍に加え、精神疾患で仕事がままならない窮状を述べ、無職の男性(65)は「給付金はホームレスには届かない」と政府のコロナ支援への不満を語りました。

 相談ブースには女性専用も設置。ホームレス状態の女性が「仕事を紹介してほしい」と相談。女性は、生活保護の申請にためらっていました。

 いの健福岡の渡邉宏事務局長は、生活保護の扶養照会が壁になっていると指摘。「日々の生活に追われ、抱えている問題を解決する余裕がない方が多い。取り組みを継続することで、相談につなげていきたい」と語りました。

 

                           — しんぶん赤旗より —

 


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