強権政治
「安倍政権の継承」を最大の看板にした菅義偉首相が政権を投げ出しました。9年におよぶ安倍・菅政権の破綻です。安倍・菅政治をシリーズで検証します。
(写真)土砂の投入作業が強行された埋め立て区域=2018年12月14日、沖縄県名護市辺野古
(写真)抗議の座り込みを行う市民=2019年10月18日、米軍キ . . . 本文を読む
変異株の爆発的広がりで緊急事態宣言延長を余儀なくされた菅義偉首相―。28日の会見で、コロナ危機の下で困難を抱える国民の多数の反対をよそに五輪開催を明言しました。国民には行動制限、営業制限を求め、補償も医療補填(ほてん)も不十分なまま五輪開催だけは強行する姿勢に、内外から批判の声が高まっています。
記者から「緊急事態宣言下でも五輪を開催できるか」と問われた菅首相は「 . . . 本文を読む
日本共産党の小池晃書記局長は3日夜のBS―TBS「報道1930」で、新型コロナ感染拡大が深刻化する中で東京五輪・パラリンピック開催に固執する菅政権を批判し、「中止する決断をすべきだ」と主張しました。
番組で、インドでの変異株による感染爆発について、世界の1日の感染者数の半分がインドでの感染者になっていると紹介され、司会の松原耕二氏が「感染が拡大する、感染が拡大するとウイルスが変異を重ねてしまう . . . 本文を読む
自民党が「こども庁」創設について党内議論を始めました。子どもの政策を「一元化」する行政庁をつくるとしています。子どもの命や権利を守ることを政治の中心に位置付けることは極めて重要です。しかし、にわかに浮上した自民党の議論には、問題のすりかえという批判が上がっています。子どもをめぐる政策が大きく立ち遅れているのは、歴代自民党政権が、解決を求める国民の切実な願いに背を向けてきたからです。その姿勢に根本的 . . . 本文を読む
発足から半年余りたつ菅義偉政権の下で、「政治とカネ」の問題や、各省に広がる接待の疑惑が相次ぎ、国民の不信は高まる一方です。菅首相には自ら疑惑を調査し、国民に説明しようとする姿勢はなく、解明に背を向けています。数々の疑惑の大本には、安倍晋三前政権から続く、政治の腐敗・堕落・劣化があるのは明白です。ゆがんだ政治を根本からただすには、政権交代しかありません。
国民の疑念に応えず
菅政権は、安倍前 . . . 本文を読む