○ 沖縄のキャンプ・シュワブでの滑走路建設は日本の貴重な海を破壊する。
○ 米軍基地の縮小・廃絶を願う沖縄県民の心をいつまでも踏みにじる沖縄米軍と、それに「NO」と言えない日本政府。
○ 飛行機の離発着を妨害した羽田空港の電波障害は、横須賀に入港した米軍艦船が同じ周波数を使ったことによる。
○ 逗子市と横浜市にまたがる貴重な自然を、米軍の住宅のために破壊する。
○ 岩国基地移転の航空部隊のために、岩国基地から150km以内の離発着訓練用の滑走路を用意せよと要求した。
○ 座間市のキャンプ座間への陸軍第一軍団司令部を移転する決定。
米軍は日本に何でも要求できると思っているらしい。
岩国基地の近くに艦載機用の訓練飛行場がないというのなら、硫黄島に完全移転をどうぞ。
それも嫌と言うなら日本から出て行ってください。すぐさま出ていってください。
日本人に、米軍の横暴・横着に堪える義理はまったくありません。それは不合理です。
日本人の血税を奪って、さまざまなことをさせる米軍は、日本人の生き血を吸う吸血鬼のようなもの。
日本人の税金なんだ。
日本人の土地なんだ。環境なんだ。
日本人の環境を破壊する米軍は出ていってください。
日本人の血税を吸い取る米軍は出ていってください。
そして、小泉政権は、いったいだれのための政府なのか?
アメリカ合衆国の世界政策、いや世界支配のためのただの手足なのか?
ということなら、かつて日本政府が、ドイツのヒトラーのナチの後ろをくっついて歩いたときと、どこがちがうのか?
知っていますか。小田急の電車の中での若い米兵の傍若無人。注意したら何をされるか分からない怖さ。乗客は眉をしかめることもできず、下を向いている。沖縄へ行けば、米軍の犯罪候補者がうようよ。しかも、黒人兵が犯罪を犯したときには、それは人種差別だと言いがかりをつけてくる。海兵隊の乱暴なのはアメリカ本国でもよく知られている。その海兵隊を沖縄に置いておく理不尽。
米軍よ、もう、もう、いい加減に沖縄を人身御供に捧げるとことを強要するな。日本政府よ、もう、もう「NO]と言ってくれ。
すべての米軍よ、沖縄からもこの日本のどの土地からも出て行ってくれ。
こんな米軍に協力することしか考えない日本政府も、いっしょにアメリカ合衆国へどうぞ。
日本政府はアメリカ合衆国の支店ではありません。
それが分からない日本政府、小泉政権はどうぞ、アメリカ合衆国のホワイトハウスに居候させてもらいなさい。
日本人には、こんな政府は不要です。
不思議なのは、日本の右翼。アメリカの横暴、アメリカの横着を攻撃しもしない。むかし、共産党がソ連の原水爆は正義の原水爆だと主張して、すべての原水爆・核兵器の廃絶を求める人たちと分裂していったのと、右翼は似ている。同盟国アメリカ合衆国のすることなら、日本人の生き血を吸う行為でも右翼は許すらしい。
●アメリカBSE牛の横暴●
○アメリカ合衆国のBSE汚染牛の危険除去の方法は、本当に科学的か? 科学的、というのは、机上の空論を言っているのではないか。なぜなら、その科学的であるというというところの安全性、汚染牛の除去の確実性を支えるのは、BSE汚染牛の鑑定・判別・排除技術と、除去技術とが確立されていることを前提にするが、その前提自体がまったくあやふやではないか。
たとえば、アメリカ合衆国には、BSE汚染牛の鑑定技術、排除技術を持った専門鑑定技師を養成するための機関はあるのか?
たとえば、アメリカ合衆国には、BSE汚染の最も危険な部位の確実・安全な専門除去技術者を養成するための機関はあるのか?
さらにまた、アメリカ合衆国には、鑑定技術の確認、監査のための監査・機関があるのか?
アメリカ合衆国には、除去技術の監査機関はあるのか?
日本への輸出直前に、危険部位が完全に取り除かれ、脊髄や脳などの断片やなにかがほんの少しでも付着してはいないか、検査する技術と検査する機関はあるのか?
実はアメリカ合衆国にはそのうちのいずれも存在しない。
技術の裏付け、システム・制度の裏付けのないものを、「科学的」と呼ぶのは詐欺、まやかし以外の何ものでもない。
それを、日本の「食品安全委員会」はわかっていて、「全頭検査」に近似して安全、と断言できるのか?
「科学的」、ということは、近似値=0 と言うことを強弁することなのか? 日本の「食品安全委員会」もそうは言っていないではないか。ゼロにいくら近くても、ゼロでないものゼロではない。つまり、こいういことだ。
「食品安全委員会」が言うのは、 無=有
このどこが科学的か? 統計的にゼロに近いことが、統計的にBSE汚染牛ゼロと等価だというのか?
等価とするのは、単に便宜的なものだ。
「食品安全委員会」はアメリカ合衆国の便宜主義を正当なものと認めるのか?
日本人をBSE汚染の危機にさらすことになっても、それが本当に判明するのは今から、二十年後、三十年後だ。BSEによるクロイツフェルト・ヤコブ病が発症するのは、そのころだからだ。それまで、二十年間、三十年間、われわれは発症のおそれを抱きながら、米国産牛の混ざっている加工食品を食べさせられるというのか? たとえ、直接米国産牛を食べなくても、どこに使われているか分からない現状では、日本人はクロイツフェルト・ヤコブ病のおそれの中で生活することになるのだ。
そこまでして、アメリカ合衆国の畜肉業者に、日本人はご奉仕申し上げなければならないというのか!