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国論を誘導するマスコミの功罪を見抜きタブーを打破し誇りある国に!

2012-12-30 19:19:32 | 日記

1.先日あるテレビのワイドショーで日本人コメンテーターが「日本の右傾化を隣国は危惧している」と語っていた。私はこの人はどこの国の人だろうかと耳を疑った。「日本の右傾化」とは何を指して言っているのだろうか。安倍首相が掲げる、憲法改正、靖国神社参拝、領土防衛等のことを言っているのだろうが、そうならば日本が独立国家である以上当然の主張ではないか。それを先入観を持って安易に「右傾化」と口にする国民が大勢いることは公器としてのテレビや新聞が国論を誘導しているとしか思えない。今まで「隣国を刺激してはいけない」などと言った理由で憲法改正や防衛力整備等の問題を日本人はタブー視して来た。その結果日本は領海や領空を侵犯されてもなされるままの国になってしまった。今こそ私達は「自信と誇りの持てる日本」をつくるため、永年のタブーを打破しなければならない。それは決して「右傾化」ではなく独立国日本の責務だ。

2.昨年暮れの選挙で自民党が勝利し、自民党の政権復帰が確実になった頃から一部マスコミによる「安倍批判」がまた始まった。前回の安倍晋三内閣の時も露骨な「安倍降ろし」が展開されていた。自分たちが造り出したと思っていた民主党政権の崩壊がよほど悔しいのだろうか。今年夏の参院選に向け、自民党バッシングに力を入れ始めたようにも見える。しかし政権発足前から批判を始めるのには呆れる。右傾化監視の名のもとに自分たちの論調で政権を左右出来ると勘違いしているのではないか。日本の政治の問題点として首相が1年ごとに代わり政権が安定しないことが、よくあげられる。しかしその責任の一端はマスコミにも有ると思う。政権の足を引っ張ることを目的にした報道は無かったか。マスコミは社会や政治の安定に貢献する責任有る論陣を張ってほしい。民主党を持ちあげ、国民に期待を抱かせた3年半前の過熱報道を国民は忘れてはいない。

3.その民主党が昨年暮れに政権の座を降りた。この政権の問題点は様々挙げられているが、突き詰めれば所属議員のほとんどが政治家以前に1人の大人として未熟であったことに尽きる。鳩山由紀夫、菅直人両首相は言うに及ばず小沢一郎氏を中心としたグループの無責任で無軌道な離党騒ぎ。また野田佳彦前首相の問責続きの組閣人事は目を覆うばかりだった。国際社会に対し国の対面を失した罪は大きい。そして民主党が掲げた政策そのものが誤りだったと私は思う。1千兆円近い借金を抱えるこの国で高速道路料金や高校授業料を無料にして農家や子供達に金をばらまくと言う政策は悪政なのだと言うことに気づかなければならなかった。それが財政的に許されたとしても国民の自立の精神を損なうという点でやはり民主党の政策は誤りだったと言うしかない。もちろん政権に復帰した自民党も、この膨大な借金は誰が作ったのか。今回の衆院選で自民党支持票が前回野党になった衆院選より減少したこと等反省点も多く、昔の古い体質を脱皮した新しい真に信頼される政党になることが求められており、それが夏の参院選で試されることを肝に銘じる必要がある。

 

 


叙勲の重みを再認識

2012-11-23 11:00:33 | 日記

天皇陛下の拝謁を前にグループの集まりがありました。席上司会者より「本日は大変嬉しいニュースがございます。ご出席のKさんが秋の叙勲で瑞宝双光章を拝受されることになりました。」と紹介され思わず立ち上がって会釈しました。後ほど懇親会で祝意に対して御礼を申し上げるべく「本席には旭日章を拝受されたSさんがいらっしゃいますが、とても足元にも及ばない瑞宝章でございます。云々」と切り出しました。数年前に旭日章を受章された先輩を立てたわけですが、集まりに同席された皇室問題では第一人者で著名な大学の名誉教授が最後に挨拶の中で「叙勲は天皇陛下が我が国のあらゆる分野に功績を上げた方々に対し、その功績を称える為に勲章を授与される栄典制度であり、旭日章も瑞宝章も大受章も双光章も関係ありません。また拝受されておられない方々にも陛下は思いを至し授与されておられるのです。云々」との話があり、改めて自分の軽率な言葉恥じ入るとともに叙勲と言うものの重みを感じさせられた一幕でした。

 

       


自身で見極める真の友達とは

2012-09-29 10:23:22 | 日記

自民党新総裁に安倍晋三氏が決まった。例により役員人事で安倍氏が首相在任時に「お友達人事」と揶揄された側近や盟友の名があがり「しがらみのない政治」や「お友達」に影響されるのでは、との声が出ている。お友達と言えば「勉強会」「グループ」等気の合う者や中には自らの保身のため等が集まって自分たちの意のままに組織を動かし、それが派閥の原点になっていると言う部外者の声が聞こえてくるが、私は「お友達」で周囲を固めること自体必ずしも悪いこととは思わない。要は「お友達」の中みでる。                                                 安倍氏にお追従(ついしょう)しか言わないお友達も居れば、痛いことでもづげづげと指摘し、安倍氏を責任政党の総裁として名をなさしめるために身を呈して進言する友達も居る。                 このような友達の中身を見極めるのは安倍氏自身である。間違いを糊塗して友達を持ちあげるのではなく本人に痛いことでも他人に言えないことでも語り合えるのが真の友達ではないだろうか。(2012年11月10日付ニュース和歌山掲載)

 

 


日本国民に足りない危機意識!

2012-09-16 20:58:03 | 日記

いたずらに不安を煽るつもりはないが、今の我が国を取り巻く情勢は政治、外交、教育、経済のいずれをとっても目に余るものがある。

まず決められず先へ進めない政治である。

党綱領も持たず、まとまりのないまま政権維持を模索する民主党、政権復帰を目指し派閥がうごめく旧態依然とした自民党、具体的な方向性の定まらないムードづくりのパフォーマンスに明け暮れる維新の会、ワイワイガヤガヤと損得勘定の少数政党等、提出法案の半数近くが廃案となる国会と選挙中心のこれら政治家の動向等どれをとっても危機感が感じられないことはどうしたことか。

次に外国と交渉出来ない政権である。

5分~10分の立ち話で首脳外交をアピールする総理、「中国は圧力外交をやめよ」と犬の遠吠えよろしく中国向け発信と具体策のない「冷静な対応」のみを繰り返すマスメディア、どこの国にも国民に価値観の違いはあるが、国家間の紛争では国益を第一に国論を統一しない限り、国家の意思を国際社会に理解させることは出来ない。にもかかわらず言論の自由を盾に国益を損なう言論がまかり通り「色々な意見が有っても良い」と言う自称文化人、知識人等のコメントを求めるメディアの責任も重い。また判らないのはGDP(国民総生産)で中国に抜かれた我が国が今もその中国に数百億円の支援を続けていることと尖閣問題で領海侵犯を繰り返され適切な対応ができない体たらくである。

次の教育の問題では「いじめ」と「学力低下」「歴史と道徳教育放置」についてである。

滋賀県大津市のいじめによる中学生の自殺事件以来埼玉県、愛知県、兵庫県等全国でいじめによる自殺や傷害等の事件が表面化している。その何れにおいても、その事実を隠したり気づかなかったり教育委員会や学校当局が批判の的になっている。中には陰湿ないじめの実態を目撃しながら口頭注意で済ませる等教師の未熟さや教育委員会や校長がいじめと認識しない等未熟さや保身が目についた。さらには中国や韓国にも劣る我が国の学童や学生の「学力低下」の問題、また「歴史と伝統文化、道徳教育の放置」等が現在の教育行政の崩壊につながっている気がしてならない。

次に景気低迷と日本経済の衰退である。

円高、株安、増税、雇用不安等デフレスパイラルが続く我が国で赤字続きの大手メーカーの吸収合併の模索や中小企業の倒産等が二ート、非正規労働者、生活保護受給者の増大をきたし景気浮揚を妨げている。さらに輪をかけて消費税の増税、電力料金の値上げ、配偶者控除の廃止、公務員給与のカット等国民生活を圧迫する国策が待ち受けている。

私達はこうした現状から目を背けるのではなく危機意識を持って対処していく必要がある。


弱腰外交が試される時!

2012-08-14 11:19:44 | 日記

韓国の李明博大統領が歴史的にも国際法上も日本固有の領土である島根県の竹島に強行上陸した。韓国大統領の竹島上陸は今回が初めてと言う。韓国政府は「竹島(韓国名 独島)は韓国固有の領土であり訪問になんの問題も無いし、日本政府へ事前連絡する必要も無い」と述べているほか大統領自身が「上陸は3年前から準備していた。日本側の反応は予想していた。」と語り、その背景にはいわゆる従軍慰安婦問題で進展が無いことに関連し「日本は自ら心を決めれば解決できる問題を内政問題に心を奪われ消極的態度を取っており、行動で我々の不満を見せる必要があった。」「国際社会での日本の影響力も以前ほどではない。」とも述べたと言う。

日本が北方領土問題や尖閣諸島問題への対応等で日本という国はゴリ押しすれば退き、泣き寝入りする国であることを学ばれ、普天間問題等で米国からも距離を置かれている現状を見越して、頭からなめきられている状況を浮き彫りにした。そこには領土と言う主権を侵され、不法占拠されようが実効支配されようが何ら反発も抗議もしない国民性を見下しているのである。ロシアのメドベージェフ大統領(当時)の北方領土への訪問や中国漁船衝突事件における中国人船長の超法規的釈放、総理の日韓併合100年にあたっての不必要な謝罪談話、日本大使館前へ慰安婦の銅像を設置されても抗議も出来ない等民主党政権の弱腰外交姿勢を見透かされているのである。

それにしても中国や韓国の一般国民がこれら日本の対応に抗議して日本の国旗を燃やしたり、大使館に石を投げつけたり、先日はオリンピックのサッカー会場において3位決定戦で勝利した韓国選手が「独島は我々の領土だ」と書いたメッセージを掲げてアピールするなど自国の国益のために声を上げているのに対しわが日本では主権が侵されているにも拘らず声ばかりか関心すら持たないのは何故なのだろうか。そればかりか総理官邸へ毎週金曜日に押し掛けて深い考えも無く「原発反対、脱原発・・」のシュプレヒコールを繰り返し、自国の政権へ圧力をかける内向きの行動ばかりが目につくのはどうしてだろうか。

日本は戦後占領下のもとに軍備も持てない骨抜き憲法の制定、象徴天皇等皇室改革、自由平等の名のもとに財閥解体、農地解放、自虐史観に満ちた日教組主導による教育制度の改変、伝統文化の否定、家族制度の解体等強い日本の根源である全ての分野において骨抜きにされてしまったのである。今日の弱腰外交はこれら戦後シンドロームによる日本弱体化によるものであり、そこには愛国心のかけらも見られない日本の姿が東日本の津波の跡と重なって見えるのは私だけだろうか。