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総理の靖国参拝に対する提訴に思う!

2014-04-13 18:58:40 | 生活

安倍総理の靖国参拝に対して損害賠償等を求めて大阪の市民団体が提訴したことに唖然とした。その理由について「総理の参拝が戦争を美化し、戦前の全体主義を称賛する行為で、北東アジアの対立を深め平和的生存権を侵害され苦痛を受けた。」と言うものである。憲法は「裁判を受ける権利」や「思想良心の自由」「国又は公共団体への賠償請求権」等を保障しており、その行為自体は違法でもなければ忖度されるべきものではないのかも知れないが、郷土を愛し誇りを持って生きて来た我が身にとってはいささか眉をひそめざるを得ない。                              総理はかねがね「多くの若者が心ならずも戦地に赴き国の為に命を散らし、今日の平和日本の礎を築いたことに心を痛め、尊崇の念を持って国民の代表として参拝している。」と心情を吐露しており、国民の多くはこれに賛意を示している。それにもかかわらず546人もの多くの大阪市民が名を連ね、あまつさえ別の団体も同様の訴えを起こすと言う。 いま中国や韓国が歴史認識や領土問題、慰安婦問題等既に決着している問題を捉えて他国に対して「告げ口外交」を繰り広げ、内に向けてはヘイトスピーチよろしく「尖閣(釣魚島)を盗み取った」等日本バッシングを繰り広げている中で、追い打ちをかけるような行為に対して「果たしてこの人たちは日本国民なのであろうか。」と疑念を抱かざるを得ない。我が国政府は対話を求める等冷静な対応に努めているが引き続き内外への明確且つ丁寧な説明と発信力を高め、他国の支持を得る努力をして欲しい。     ~2014年4月22日産経新聞投稿掲載~

                                

 


高校球史に残る死闘の思い出

2014-03-19 21:43:26 | 生活

球春を迎て思い出すのは、70年代後半の昭和54年夏の箕島高校対石川県星陵高校の一戦である。高校球史に残るこの試合は延長18回を追いつ追われつのまさに神懸かり的な展開で、全国民の耳目を奪う名勝負であった。当時私は紀南地方が任地で、休日に遊びに来ていた友人一家とともにマイカーに分乗して和歌山の自宅へ帰る途中であった。この年の春、箕島高校は春の選抜大会に優勝し公立高校として初の春夏連覇がかかっており、ラジオを聞きながら選手の一挙手一投足に一喜一憂していた。相手のエラーの後でホームラン、二死走者なしの後で予告ホームラン等まるで空想小説でも見ているような展開に皆が酔っていた。もう35年も前のことであるが両校の交流は今でも続いていると聞く。海草中学の嶋投手とともにチームを率いた尾藤監督の偉業も後世に伝えられている。今はご子息が後を継いで後輩の指導にあたっておられるが箕島の再現を願わずにはいられない。                           平成26年4月5日(土) ニュース和歌山掲載

                                  

 

 


先端技術等知的財産の海外不正流出の防衛に配慮を!

2014-03-19 20:51:54 | 生活

[東芝最先端技術漏えい」の記事が新聞に掲載され、これら情報技術の海外不正流出が刑事事件に発展するのは初めて、と知り唖然とした。しかもこの事件は2008年春に発生しており、被害者の東芝は昨年(2015年)警視庁に刑事告訴をしていると言うことである。この様な期間のずれは警察から告訴を促されたものと見られるが、あまりにも我国企業経営者のマネジメント不足や情報管理の甘さ等、危機感の欠如や関係機関の立ち上がりの遅れ、法の不備等が気にかかる。日本の知的財産は海外から常に狙われており、とりわけ中国や韓国からの金に糸目を付けないヘッドハンティング等は以前から伝えられているところである。日本のパナソニックやソニー等世界に誇る電機メーカーが韓国メーカーにそのお株を奪われ、一時は人員整理にまで追い詰められたことを思い起こしてほしい。企業戦争に敗れただけの問題では済まない。我国の国益が侵され、一方では領土や歴史認識、慰安婦問題等で日本バッシングを受け続け悔しい思いをしているのは日本国民である。海外従事者や海外留学生の受け入れなどグローバル社会の中で企業防衛への配慮を怠ってはならない。


米国大使の批判に対する知事の反論に拍手

2014-02-06 20:01:37 | 生活

鯨の町和歌山市太地町がイルカの追い込み漁を行った事で、駐日米国大使がツイッタ―で「非人道的」と述べていた。これに対し仁坂知事が「古来人間は牛や豚などの命を戴いて生きており論理的ではない。」と反論した事に拍手を送りたい。近年気候変動による磯焼けや大型の鯨、鮫、イルカ等が増え、鰯、秋刀魚、シラス等の不漁が著しいと言われている。自然保護団体を標榜する他国のシーシェパードやグリーンピース等は鯨等を絶滅危惧種と位置付け、反捕鯨運動を展開し条約で定められている調査捕鯨にまで妨害を繰り広げ、その結果鯨などが増えていると聞く。私達日本人は資源の枯渇等に備えて養殖等の研究で資源を大切にしてきたと言う自負が有る。他国の食文化を認めず、自国の物差しで相手を評価することに固執するのではなく、広い視野に立って物事を判断し、理解を深めることを望みたい。          ~平成26年2月15日 ニュース和歌山投稿 掲載~

 

 


原発は「時代遅れ」か

2014-01-26 19:21:06 | 生活

東京都知事選では原発政策が主要論点の一つとなっている。元首相の細川護熙氏(76)は都内の街頭演説で「原発をやっている先進国はどんどん減っている。こんな時代遅れのものはやっていられない。日本も自然エネルギーにより国造りを進めて行くべきだ。」と語り「原発ゼロ」を主張した。だが原発が「時代遅れ」と言えるのだろうか。

世界では中国やインド、韓国等新興国を中心に、新規原発建設が多数計画されている。特に中国は沿岸部を中心に数十基の原発新設を予定している。日本が単独で「原発ゼロ」に突き進んでも日本人の安全が保証されることは無い。むしろ東日本大震災で得られた教訓を生かして安全性を高めた原発を中国に普及させた方が、原発事故のリスクを軽減させる事に資するのではないだろうか。

にもかかわらず原発を時代遅れと決めつけ、原発の輸出を悪いことのようにとらえる。それは周辺に核保有国が有りながら「非武装中立」を唱える左翼リベラル勢力の姿勢と重なり合う。まるで外敵に遭遇すると砂の中に逃げ込む「潮まねき(蟹の一種)」のように環境や現実を直視しない「砂浜の潮まねき」的思考と言っても過言ではない。

エネルギー関係専門の東大教授は、「原発が停止し電気料金が大きく値上がりしているのは日本だけで、エネルギー政策は国際情勢やコスト高のリスク等、様々な観点から決める必要がある。」と指摘している。都知事選でこれらの問題を問う事に無理が有るのは明らかだ。