8月17日(土)友人に誘われて「池下章裕スペースアート展」を見学しました。これは県文化国際課がスペースアートクリエーター池下章裕氏の県文化表彰50周年受賞を記念して開催したもので作品の展示とともに池下氏のトークショ―「スペースアートの世界」についても、Wテレビアナウンサー小林睦郎氏の司会で行われ、会場の県民文化会館大会議場は約300人の観客で満員でした。
小惑星「いとかわ」に到着寸前の日本の民間技術力の粋を集めた探査機「はやぶさ」の想像図です。これは写真ですかと聞かれるほどのコンピュ―タ―グラフィックス(CG)を駆使して造られたものです。
ブラックホールの想像図です。ガスが右側のホールに吸い寄せられている大宇宙空間のアートです。
種子島宇宙センターから打ち上げられる気象衛星で、これは実際に目視して描いたものです。
金環食の中、大海原を行く帆船。
地球最後の炎熱地獄を想像したアート。この様な事にならないよう人類は英知を働かせてなければなりません。
池下さんは昭和32年和歌山市に生まれ小惑星探査機「はやぶさ」をはじめ、文部科学省宇宙科学研究所(現・JAXA)のイラスト製作を中心に、図鑑、教科書、宇宙関連の書籍や映画、テレビ等各種メディアにおいて様々な宇宙イラストを手掛けています。