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郷土の歴史を学ぶ体験学習を義務つけます

2014-09-07 11:03:29 | よくする法案

ラムサール条約(水鳥と湿地に関する国際条約)に登録されている沿岸海域やこの度日本ジオパーク(貴重な地質や地形の認定地域)に認定された南紀熊野地域等豊かな自然に囲まれた和歌山県には四季折々の風景とともに国指定の史蹟、徳川御三家の居城和歌山城と多くの遺構を残す城下町、世界遺産「紀伊山系の霊場と参詣道」、万葉の昔を想起させる和歌の浦等奥深い歴史と伝統文化があります。しかしながら日々の生活の中で私達はこうした先達の遺産をどの程度認識し学び伝えて来たでしょうか。これら貴重な資産や資源を後世に伝え、全国に発信して行くために観光立県としての和歌山が見直されつつあります。これまで多くの歴史遺産が目先の利益や思慮浅い合理化の名のもとに破壊され、立て札だけが残る遺構跡を見るにつけ、私達大人は後世の子供たちにせめて歴史や伝統文化について伝え残す責任があるのではないでしょうか。過日この欄でボランティア活動の授業必修を訴えていた少年が居られましたが、この素晴らしい資源を持つ和歌山に生まれ育ったことに誇りを持ち、郷土を愛し他人とのかかわりを大切にする心を育てるためにも、子供達はもちろん地域に集う皆様方にも、郷土の歴史を学ぶ体験学習を奨励することを義務付けては如何でしょうか。