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産経コラム「わめき続ける”戦術”」を読んで!

2013-07-09 21:41:47 | 生活

北京市内のタクシーの初乗り料金が最近10元(約170円)から 13元(約220円)に値上がりした。利用者が減りタクシーを拾いやすくなるかと期待したが、そんなことは全くなかった。その日も仕方なく知人と「三輪タクシー」に乗り込んだ。料金メーターの付いたタクシーと違って値段は交渉次第だ。目的地までの距離を考えれば、相場は10元。話はついたはずだが、運転手は走り出すと20元を要求してきた。安の定支払う段になって言い合いになった。知人が10元を渡すと激高した運転手は「いらない」と突っぱねた。それならと立ち去ると、しばらくしてその運転手が走って追いかけて来たので再び押し問答となった。

こちらの主張には全く耳を貸さず20元を要求する正当な理由は何も説明しない。しかも周囲の中国人に聞こえるように「日本人は、日本人は」と大きな声で連呼するのが、その運転手の見え透いた“作戦”だった。相手が根負けするまで、わめき続けるのが中国流の交渉手段の一つなのかも知れない。ツバを飛ばすその運転手の姿が尖閣諸島(沖縄県石垣市)や歴史問題をめぐり、一方的に日本政府を非難するばかりの習近平指導部の対日姿勢と重なった。          *7月5日(金)産経新聞朝刊掲載

国際社会はこの様な世界第二位の経済大国をどのように対処していくべきなのだろうか