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「信賞必罰」を死語にしてはならない!

2013-03-19 21:10:57 | 日記

女子柔道の前監督の暴力問題や金銭問題が表面化した全日本柔道連盟(全柔連)の理事会が開かれ、現執行部全員の留任を決定した。この措置に対し組織運営や生徒の指導等あらゆる社会生活の中でこれまで取り入れられてきた「信賞必罰」という、今では死語になっている言葉を思い出した。「信賞」はさておき「必罰」という言葉が「体罰」や「いじめ」に繋がり、時代に合わないと言うことなのだろうか。必罰は相手に対してのみ行うのではなく、自らを罰するという意味で「責任」と言うことも包含しているのではないだろうか。

ひるがえって全柔連の理事が一同に会して種々の問題にふたをして責任を取らないことにいささか疑問を感じた。最近政治家や一般社会生活の中で責任を取らない風潮が見られる中で信賞必罰は組織にメリハリをつけ、活力を生み出す手段として死語にしてはならないと思う。もちろん第三者に対する罰則は相手の人格を尊重することを前提に「泣いて馬謖を斬る」と言う中国の故事にならって自らも悩みぬいた結果でなければならないと思う。