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愛犬モモとの別れ ~責任を果たした友人~

2013-09-18 20:41:05 | 生活

モモはシーズー犬で友人夫婦が14年8カ月に亘って家族同然に育てて来た。私が訪れると円らな目で顔を眺めながらしっぽを振って全身で迎えてくれた。3か月程前友人がモモの腹部にしこりを見つけ医師の診察を受けたところ癌(悪性腫瘍)で、しばらくは大丈夫との診断を受けた。友人夫婦は旅行等にも同行させたり定期的なトリミングを行う等可愛がってきたが、亡くなる間際友人の奥さんは膝の上で虚ろな目で亡くなって行くさまを目の当たりにして、まさにペットロス(飼い主に生じる心理的打撃)の心境に陥ったようだ。

いま全国自治体では年間22万匹余りの野犬や飼い主の居ない犬が引き取られ、14万匹余りが殺処分されていると聞く。こうした現状を減らすために「改正動物愛護法(通称)」では動物の飼い主や業者等についてきめ細かい規定が設けられている他マイクロチップ等を使った情報管理も検討されているようだ。こうしたことを考えれば、モモは飼い主に愛され幸せな一生を送ったわけで友人は飼い主としての責任を果たしたと言えるだろう。          う。                      ニュース和歌山投稿11月1日掲載                      

 


メディアの独善性を世論の所為にするな

2013-09-15 12:15:06 | 生活

私はやはりメディアの独善性はあると思います。とりわけ大新聞や公共の電波を使うメディアは第二の権力とか社会の公器と呼ばれ、日本文化の維持や民主主義の機能に不可欠との見方が有る一方、情報発信のしかたによっては世論を誘導し意図する方向へもって行くことも可能であることは否めません。秘密保護法案に対して報道の自由への配慮を呼び掛け、「国民の知る権利を守るためだ。」とか消費税増税に対して「新聞の軽減税率が必要である。」と言った理論は一見もっともなように思われますが、それが「視聴者や読者への措置だ。」と言い切り、常にポピュリズム(大衆迎合主義)を背景にものを言っているところに自らの独善性を感じるのです。もちろん各メディアにも社是と言うものが有って特異性を出し、それを世論とマッチさせていくために意を尽くされていることは営業と言う生臭い現実のためにはやむを得ないことかも知れませんね。

 


わいず倶楽部新聞教室へ参加

2013-09-11 11:24:27 | インポート

「わいず倶楽部」は読売新聞が購読者サービスの一環としてシニア世代を対象に交流会や各種講座、社会見学、ボランティア、趣味の会等を通じて地域等のかかわりや人生の充実を求める全国会員組織ですが、先日和歌山交流会が新聞が出来るまでの「新聞教室」を開催、会員36人で読売新聞大阪本社を訪問しました。コンピュータ―を使って紙面を作っている編集局や高速輪転機等のある地下印刷工場等を見学しました。写真の撮影が出来なかったことが残念でした。

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読売新聞大阪本社東館は地上6階、地下6階のまさに要塞のようなビルですが、私達は先ず2階の新聞教室へ案内され、上記の写真撮影の後、DVDによるかっての紙型、鉛版等新聞の歩みを観賞、古いカメラや作家の原稿等が展示された資料コーナーを見学しました。その後記事のまとめや紙面のレイアウト等を行う3~4階の編集局、高さ15メートルもある巨大な輪転機が地下4階の紙庫から地下2階まで貫いており轟音を立てて巻き取る様は圧巻でした。地下1階の発送場では刷り上がった新聞がキャリアで引き上げられ、配達方面別や販売店別に自動仕分けされています。ガラス越しにインクの匂いが漂い青、赤、黄、黒の4色分解して重ね刷りするカラー印刷の仕組みの説明に聞き入りました。読売新聞は大阪本社のほか、東京本社、西部本社、また北海道、中部、四国の3支社があり、毎日1000万部と言う全国1の発行部数を誇っています。大阪本社は4分の1の250万部を受け持っています。なお編集会議は3本社と3支社が合同でテレビ会議形式で対応しています。さらに新聞巻き取り用紙はリサイクルの優等生で、家庭や会社から回収された古新聞、建築材料や家具の材料にならない細かい枝くずから作ったチップから作るそうです。日本全体で発行される新聞の約6割~8割までが回収され、再生されているそうです。