かりんとうの小部屋Z

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中島みゆき ベストアルバム?

2016年10月31日 21時28分30秒 | 中島みゆき
2016年末、ベストアルバム「前途」が発売される中島みゆき。
それを記念して来月には逆ベストアルバム「多難」が発売される。
このアルバムでは中島みゆきの迷曲、珍曲が12曲おさめられており、
発売元は古巣ポニーキャニオン。定価は3500円だ。

1 あたいの夏休み
2 愛情物語
3 あの娘
4 ダイヤル117
5 春までなんぼ
6 やまねこ
7 結婚
8 キツネ狩りの歌
9 ジェラシー・ジェラシー
10 仮面
11 エレーン
12 異国
















(フィクションですので!でもこういうアルバムがあってもいいかと)

中島みゆき 前途

2016年10月26日 09時02分33秒 | 中島みゆき
来月ベストアルバム「前途」発売。

01銀の龍の背に乗って
02地上の星
03泣いてもいいんだよ
04常夜灯
05Nobody Is Right
06宙船(そらふね)
07倒木の敗者復活戦
08Why & No
09India Goose
10産声
11麦の唄
12ヘッドライト・テールライト

正直オールタイムベスト出してほしいんですが、しかたないっす。糸は入ってないっす。ベストというより埋もれさせたくない名曲を集めたアルバムって気がします。地上の星、銀の龍で釣って、ほかの曲を聴いてもらおうって魂胆でしょうか。
Nobody Is RightとかIndia Gooseとか流行ってほしいです。India Gooseは中島みゆきベスト20に入るぐらいの名曲だと思うっす。
みなさん買ってほしいっす。


中島みゆき withと空と君のあいだに

2016年10月15日 01時24分09秒 | 中島みゆき
ワタクシはこの2曲を、1つの物語として聞いている。
これはただワタクシの解釈なので、なるほどそういう見方もあるのねと
思っていただけたらありがたい。

「僕」と「君」は深い関係だった。恋人だったかもしれないし、親友だったかもしれない。
ある日「君」は僕を捨てて出ていこうとする。理由はわからない。儲け話に乗ろうとしたのかもしれないし、結婚詐欺にだまされたのかもしれない。
僕は必死で引き留めようとするが、聞き入れられない。「君」は罵詈雑言を僕に投げて、出ていく。

「君を泣かせたあいつの正体を僕は知ってた 引き留めた僕を君は振り払った遠い夜」(空と君のあいだに)

「君」を失った僕は深い孤独に陥る。ひとり部屋の片隅で「君」を想い、苦しむ日々が続く。
僕は還らない君の名を呼び続ける。立ち直れないほどの孤独と虚しさ、疑いにまみれた僕。

「with その後へ君の名を綴っていいか with 淋しさと虚しさと疑いとのかわりに」(with)

そしてある日「君」は帰ってくる。のこのこと。ぼろぼろになって。僕に「助けてほしい」
なんて言うのだ。散々あの日僕を罵倒して出ていったくせに、自分が苦しくなったら戻ってきて、あまつさえ僕に救いの手を求める。ひどい奴だ。虫が良すぎる。僕の苦しみなんてこれっぽっちも知らないだろう。許せない。今度は僕が君を罵る番だ。不幸のどん底に落としてやりたい。…でも僕は「君」を突き放すことはできなかった。僕は僕の孤独な日々を胸にしまい、笑顔で君を受け入れた。
お人よしの大ばか者かもしれない。それでもいいのだ。君が笑ってくれるのならば。

「君が涙の時には僕はポプラの枝になる 孤独な人につけこむようなことは言えなくて」
「君が笑ってくれるなら 僕は悪にでもなる」
(空と君のあいだに)


ワタクシが「僕」の立場だったら、「君」を許せません。許すというのは難しいことです。
ワタクシはこの2曲をこのように聞いています。「空と君のあいだに」は犬視点だというのが
大方の解釈らしいですが、やはり人視点の方がリアリティがある気がします。
それにしてもこのwithのジャケット、いいですよね。個人的には「糸」よりこの曲がメジャーになってほしいのですが。



中島みゆきとバブル

2016年01月18日 20時50分51秒 | 中島みゆき
バブル時代、みゆきさんは何を考えていたのだろう。私はそのころファンではなかったからわからない。
でもその頃のシングルを聴くと、みゆきさんのバブルへの思いが見えてくる。というかバブル崩壊まで
ほとんど警告を鳴らすような歌ばかりだ。

仮面(1988年シングル)
「あれはあんたの正体じゃないか 知ったことじゃないあんたの痛み 勝手に底まで落ちぶれるがいい
 羽振りの良かった時代のように 思いあがった口をききなさい…
 ねぇ、覚えてやしないでしょう あたしあんたが文無しだった頃から近くにいたのにさ」

バブル崩壊を予言するかのような歌詞。

あした(1989年シングル)
「もしも明日私たちが何もかもを失くして ただの心しか持たないやせた猫になっても」

バブル最盛期とは思えない・・・。

with(1990年シングル)
「そのあとへ君の名を綴っていいか with…淋しさと 虚しさと 疑いとのかわりに」

あの時代にあって正常な人間はどれだけの悲しみと孤独を感じたのだろう?

トーキョー迷子(1991年シングル)
「5年かければ 人は顔立ちも変わる ましてや男 ましてや他人 今日もトーキョー迷子」

バブルの5年でみんな変わってしまいましたね。これはこじつけ。

浅い眠り(1992年シングル)
「忘れないと誓ったあの日の夏は遠く 寄せ て返す波にもあの日の風はいない ああ二人で点したあの部屋のキャンドルは 光あふれる時代の中で どこへはかなく消えていったのか」
「浅い眠りにさすらいながら 街は本当は愛を呼んでいる」

バブル崩壊した後の歌か。タイトルが「浅い眠り」だし。


これ以降はもうバブルがどうのいう必要がなくなったのかテーマが変わる。


空と君のあいだに/ファイト(1994年シングル)
「ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ いつまでも」

傷ついた人たちを慰める歌に変わってますね。



問題集

2014年11月15日 11時29分24秒 | 中島みゆき
中島みゆき問題集かったよ!
ロサンゼルスじゃなくてよかった。
日本のミュージシャンのが適度に湿っていていい。
アルバムは新しさと懐かしさが混在してる。
「一夜草」の歌い方なんて初期っぽい。
「india goose」は愛よりもに似てる。
夜会曲も入ってるけど、夜会って言われなければわからない。
アルバム1枚最初から最後まで流して聴いていられる。
1曲目から5曲目ぐらいまでの流れは最高。
やはり天才!絶対おすすめ。
最初の「愛詞」から涙ぼろぼろ。
★5つ!