六月の手紙

山崎まさよしサンのファンです。六月生まれで、手紙の様にLIVEレポが中心のblogにしたいと思っています。

美ぎ島MUSIC CONVENTION2008宮古島

2008-05-27 15:21:18 | Weblog
美ぎ島MUSIC CONVENTION in MIYAKO 
                   ISLANDO2008
                      2008.5/23-5/25

宮古島で開催された「美ぎ島MUSIC CONVENTION」に4泊5日で参加して来ました。
昨年参加して帰る時から来年も絶対に宮古島には行こうと決めていた。
このイベントを通じてすっかり宮古島に魅了されてしまった。この日が迎えられる事を励みに過ごしていたと言っても決して過言では無い。
もう既に沢山の方のブログ等で宮古島の素敵なレポが届けられていると思う。
今さらと思ったが・・・山崎まさよしのステージを中心に記憶を辿りながらレポをとさせて頂きたい。
昨夜26日の23時頃京都の自宅に帰って来たが、パソコンのマウスが動かずに悪戦苦闘しつつ、深夜を迎え、旅行の洗濯物の処理等で疲れて眠ってしまい、更にレポアップが遅くなった。

今回は私を含めて関西のまさ友サンと総勢6人で参加。
関西空港から15:25のANA便で那覇空港迄、那覇から乗り換えて宮古島空港に到着したら、もう夜になっていた。空港を降りると梅雨入りしたばかりの沖縄は湿度が高く肌に張り付く様な暑さだった。そして雨が降っていた。
レンタカーの手続きを済ませ、ホテルにチェックインした。
遅い夕食を近くの居酒屋でし、沖縄料理三昧。海ぶどう・沖縄もずく・ゴーヤチャンプル・島らっきょう等々・・・沖縄料理は本当に美味しい。お酒も進んだ楽しく尽きない宴。
ホテルの部屋に帰り、何を着るか荷物を出しながら、ファッションショー紛いが、又楽しい。
明日の天気を心配しながら、就寝。

5月23日
朝起きると、雨は上がっていた。
昨年に比べて涼しいのも有難かった。
23日と24日の会場は川満溝港グランド特設ステージ。会場の前には宮古島の美しい海。
会場に着くと入場を待つ列が出来ていた。
すこし開場が遅れていた。
定刻の開場時間よりも30分程遅れて入場が始まる。
今日は会場の後方にシートを敷きまったりと楽しむ。
子供さんを連れて家族で参加されている方も目立った。カップルや私たちの様にグループで参加されている方、一人で参加されている方も・・昨年よりは明らかに参加が多いと思った。
全国各地から参加され、又懐かしいまさ友サンとの再会の場ともなった。どんなに遠くても。日々の仕事や生活は厳しくとも、こうして宮古島迄決して安くは無い旅費を費やして参加されるまさ友サンの存在を感じると、凄く安心し嬉しい。

23日のまさやんはこんな場面で突然に出演。
この日の最後の出演のオルケスタデラルスのステージはサルサの粋なリズムで会場はダンスホールの様に(古い表現やわ~(^^ゞ)、思い思いに踊っていた。
ノラさんのパワーのあるボーカルと圧巻のステージパフォーマンスは素晴らしい。
ステージも佳境を迎えた処でゲストが紹介され、「ステージの袖で緊張して出番を待ってる人が居ますよ~手ぶらでステージに上がるのは初めてらしい。山崎まさよし~」と言った途端にお客さんは一気にステージの前へと大移動。
私は後ろで見守る。
カラフルな柄シャツに紺色の膝下パンツにはハイビスカスの摸様。髪は短くカットされスッキリ。
ま:イカン、手持ち無沙汰だ~
少し踊りのステップをステージ上でリハーサルを受けているまさやん。
ノラさんから「大丈夫、皆でやれば怖くない」と言われていました。
そして始まったのはJust The Two Of US。
オルデラのダンスに合わせて、まさやんもステップを微妙に刻みながら踊る~
体を左右にスゥイング~
ノラさんが回るとまさやんにも回ってーと言う様にジェスチャーで合図され“えっ回るの?”って感じで戸惑いの表情を一瞬見せつつも苦笑しながらも、まさやんもクルリと回転~
いやはや踊りながら歌うまさやん見られるのは滅多とありませんが、照れくさそうに、はにかみつつもオルデラと一緒にステップしながら楽しそうなまさやんでした。
アンコールでは再びオルデラと、パンディロで参加のまさやん。

23日のまさやんの思わぬオルデラとのセッション。
参りました。正に「はにかみ王子」さながらで超可愛くて、初日からハートを鷲掴みされてしまいました。
誰かは「犯罪に近い位に可愛いかった」ナンテ言ってはりました。

5月24日
朝から快晴。
UV対策万全で少し早目に会場に会場へ向かう。
長い待ち時間もまさ友サンとのお喋りで楽しく過ごす。
暑いけど去年と比べると暑さはやはりマシだ。
待ち時間の合間は記念撮影したり海を見たり、コンビニに買い出しに行ったり。
海を見ながらならコンビニのお弁当も格別に美味しく感じる。遠足みたいやねと言いながらの賑やかな遅めの昼食タイム。
そして開場前の14:00から開催された川満溝港付近のクリーン作戦にも参加しました。暑かった~もう汗ビッショリでしたが、良い事して流す汗は気持ちが良いですよね。
定刻より15分程遅れて15:15位に開場となる。
一斉に走る~走る~
何とか最前列を確保。頑張りました。
この日は野狐禅やアナマキも出演し、胸に響く素晴らしいステージ。

まさやんのステージ
この日の最後のステージにまさやんが登場した。
つるつる坊主になったゲンタさんとキタローさんと共に、パンディロで軽快なリズムを刻みながらまさやんがステージに登場すると、会場は拍手喝采、大興奮。
頭は白い手ぬぐいで覆い、白地にダルマさんの柄の解禁シャツの胸元がかなり開いていてドキドキ。
膝下のストライプのパンツ。足元はサンダル。

セットリスト
①NAVEL
②愛のしくみ
③パンを焼く
④True Colors
⑤イカレタBaby
⑥Plastic Soul
⑦名前のない鳥
⑧アレルギーの特効薬
⑨ペンギン
⑩真夜中のBoonBoon
⑪アンダルシアに憧れて(オルデラのトランペットが加わる)

アンコール
晴男
セロリ(オルケスタデラルスとのセッション)

1曲目のNAVELから会場は手拍子で盛り上がる。まさやんも嬉しそうに零れる笑顔で歌う。
NAVELの後のMC
ま:(ステージから見える美しい海を見ながら)アメージング、どうも山崎まさよしデス。
アメージング、メチャ綺麗。I‘m Home(宮古島に帰って来たと言う意味かな?)皆さん楽しんでおられるでしょうか?
会:拍手しながらホーと叫ぶ(会場は非常にノリの良いレスポンス)
ま:この雰囲気たまりませんね。

愛のしくみでは“ラン・ラ・ラン・ラ・ラン・ラ・ラン・ラ~” とコール&レスポンス。
流れる様にパンが始まる。
ギターのお馴染みのカッティングのリズムが始まると、会場からは歓声が~
“しょうがない”のレスポンスの息も絶妙。まさやんも嬉しそう。
間奏ではラーラーラーラーの後には久保田利伸の曲のフレーズ「夜を超えて行くのさ~」とコール&レスポンス。早口言葉のレスポンスも素晴らしい。
君のための宮古そば~、シークワーサー、おとおり(沖縄の風習で親戚の集まりや宴会の席で泡盛をふるまう際に親を決めて泡盛を回し呑みする事?)

パンの後のMC
ま:改めましてどうも山崎まさよしデス。そして江川ゲンタ、中村キタロー。調度こんな良い時間を頂いて、本当にスイマセン。これも真面目に生きてた甲斐あって、今日は良い感じの、そして梅雨入りしたにも関わらず、もう梅雨が明けたと言う事で。本当にスガシカオを連れて来なくて良かったと思っています。本当に心からそう思っています(笑)。ちょっと前半飛ばし過ぎて、チョッとこうゆったりした感じの物も用意してますんで、まあこういう雰囲気なんで自由に楽しんで下さい。

ギターの優しい音色に包まれながら始まるTrueColors。日が沈み夕闇が始まりかけたまどろみの時間の中を静かに火照った体をクールダウンして行く。

ま:今日はダルマです(とシャツの柄を説明し、肩車してもらっている子供を見て)眺めは良いか?
今日あの~調度クリーン作戦に参加させて頂いたんですよ、ゴミを捨てるのは大人が多い様ですね。吸殻とか・・だからあの~やっぱりこういう子供達に綺麗な海が残せれば良いなあと暑い日差しの中思ってしまいました。何か俺ガラにも無いなあ。
MCしながらBGMの様にギターでポロポロと素敵なフレーズを奏でてくれていました。
まさやんの人としての良識的な部分が垣間見えるMCが優しいギターフレーズの中でとても幸せな気持ちにしてくれました。
イカレタBabyから心良いパーカッションのリズムでミドルテンポでゆったりとアダルトな雰囲気のPiasticSoul.
日が落ち暗くなり夕闇が訪れ様としている会場を少し妖艶な雰囲気のプラソも南国に似合っていた。自然と始まるラーラーのコール&レスポンス。ステージと観客が一体となり曲の中の溶け込んで行く様は素敵だった。
エレキのイントロとパーカシブな音の融合が素晴らしいアレンジの名前のない鳥は一層幻想的な雰囲気と伸びやかな歌声で魅了される。
キタローさんがベースで童謡「夕焼けこやけ」のフレーズを披露した後「せいのー」の掛け声で軽快なリズムでベースを弾き、まさやんのハープに会場も拍手と歓声で応える。
ブギなウキウキなリズムでユックリしたテンポはDoCoMoライブでも披露されたが、今までのアレルギーとは全く違うアレンジ。途中でゲンタさんのイヤササ?とか沖縄民謡の様な掛け声も交えて聴かせてくれた。
ペンギンへと続く。
ブルージーかつロックなテイストのこの3人の遊び心が散りばめられたペンギンは文句無しのカッコ良さだ。まさやんが本当に気持ち良さそうにギターを歪ませて居た。
しばしそのエレキに会場も酔いしれた。
ウォーウォーと腕と振りかざして勇ましく会場も一体となりレスポンス。

ま:暑い。(滴る汗を拭う)盛り上がってるか~盛り上がってるかって言っちゃった。あんまり言った事ないのに・・(と照れくさそうに笑う)
会:盛り上がってるよー
ま:俺は盛り上がりを抑えてるぞー(タオルをした頭を抑える)。ほっとくと大変な事になるん・・だよ(と言う言い方がメチャ可愛い)
会場から思わず可愛いと言う声。
ま:可愛い、可愛いナンテ言うな。(と言いながら照れくさそうに笑っている)。いや~もうすっかり暗くなって、こうなると真夜中の歌だな。
真夜中のBoonBoonが始まり会場からは歓声が起こる。
BoonBoonのフレーズでは会場全員で腕をブーンブーンと回して、まるで何時そんな振り付け練習したの?て位に揃っていた。掛け声も揃っていたしね~まあコール&レスポンスがとにかく絶妙なお客さんなのデス。

ま:よっしゃー最後の曲だ~~
会:(一斉に)え~~!
ま:やかましい~~
会:爆笑
ま:その代わりゲストを呼びましょう。トランペット佐久間一郎~
(オルデラのトランペットの方がステージへ)
カッコイイ佐久間さんのトランペットの音が加わりアンダルシアが始まる。
この曲がまさか本編最後の曲とは~って予想外だったけれど、カッコ良かった。
間奏のドラムのリズムもカッコイイ。
最後まで燃え尽きんばかりの熱い熱い本編のステージはまさやんの「サンキュー」と言う言葉で終了。

アンコール
着替える暇もなくダルマさん柄のシャツには汗染みを残したまままさやんは歓声に包まれたアンコールのステージへ登場してくれた。
ま:それでは最後盛り上がって行きましょう。オルケスタデラルスのホーンセクションを呼びましょう~。
ホーンも加わっての晴男。
僕らは何時だって~と会場も手振りしながら大合唱。
“宮古マモルはちょっと気持ち悪い(宮古島の道路に立っている警官の人形)、それはそれで良い~♪”と歌ってはりました。
まさやんのお客サン行くよ~の掛け声でラーラーの会場からのレスポンスの中でオルデラのノラさんとジンさんも来て~と呼びこみ、オルデラとのセッションで、ラーラーのレスポンスからセロリが始まる。
会場全体が手を振り気持ち良い時間を惜しむかの様に体を揺らして楽しんでいる様は圧巻。
ノラさんのコール&レスポンスも絶妙で楽しい。
まさやんもニコニコ。
ステージも会場も笑顔がイッパイの中で終了。

心に幸せをイッパイに詰め込んでくれた様な楽しくて観客とステージが一体となった野外ならではのステージの醍醐味を存分に味わった。

5月25日
この日の会場は前浜ビーチ。砂浜にステージが作られている。
何とこの日は地元への感謝も込めた無料のフリーLIVE.
美しい海岸線を前にハーベスタ・wyolica・絢香・Birdのステージを満喫出来る。
夕方16:30-からの開演。
何とも贅沢なスチュエーション。
海水浴をしながらだって聴く事も出来る。

25日のまさやんはこんな場面で登場
絢香のステージでまさやんが呼ばれた。
パンディロを持ってMUSIC CONVENSTION2008のグレーのTシャツにカーキ色の膝下パンツに麦わら帽子。リゾートな雰囲気なまさやんと絢香のセッションは「風になりたい」
まさやんはパンディロで心地よいリズムを刻みながら体を揺らしていた。リラックスして感じで・・・
絢香の歌声も本当に素敵だった。
途中で絢香から歌って~とのリアクションがあり、「え~」って感じで「いや歌えません」みたいなリアクションをしていたけれど、歌わされて・・キーが合わずに声が出無くて苦笑いで照れていたクシャクシャの笑顔も又可愛かった。
申し訳なさそうにステージから下がるのも何とも愛嬌がありました。
そしてBirdのステージのアンコールでも呼ばれた。
余りにも突然に呼ばれた為か、まさやん走る~
走ってステージに現れたけれど、パンディロ持つのを忘れ、しばしパンディロの登場をステージで待つ間にこんな面白いMCも
B:山崎さんチョッとステージの前に来て下さいよ。あっなんか楽器なんか無いのかな?
ま:(Birdに)綺麗だね。一際目をひいてるよ。
B:ありがとうございます。余り誉められる事ないんでね。山崎さんのパンディロは何処にあるんですかね。イメージは林家ペーパーなんですけどね。
B:楽しかったですね。山崎さんも満喫されましたか?
ま:ほんと満喫。(会場に向かって)楽しかった~?
会:イエーイ
ま:素晴らしい。
B:ほんとそうですよね。で、山崎さんのパンディエロは何処にあるんですかね?
ま:パンディエロ・・パンディエロ・・持って来いよ、オイ~みたいな・・
B:急に呼んだ私も悪いんですけど。
ま:大丈夫・・大丈夫。誰も持って来ないね。
B:誰も持って来る気ないのかな?あっ来た来た丸い物が~
ま:あっ来た来た。
B:それでは参りましょう
とBirdの曲でセッションが始まる。
アルコールも入り、少々呂律も回ってない様なまさやんも可愛くて、でもセッションが始まると気持ち良さそうにパンディエロでリズムを刻んでくれていました。

3日間開催されたMUSIC CONVENTION2008は終了しました。
あ~南国宮古島で海を見ながら贅沢な音楽とまさやん三昧の日々。
終了後は夜の砂浜にシートを敷いて寝転がりながら夜空の瞬く満天の星を見ました。
流れ星も沢山発見。
ホタルも飛んでいましたよ。
素晴らしかったLIVEの余韻に浸りながら、夜空の星を見つめてクールダウン。

最終日の26日はお土産を求めてホテル近くの市場に行ったり、美味しい宮古そばも戴きました。
帰りたくないよ~と名残りをイッパイ残して帰路に着く飛行機の中で、「絶対来年も来よう」と皆で誓いあいました。
初シュノーケリングにも挑戦し、宮古の美しい海と魚やサンゴにも出会い、良く笑い、良く食べ、美しい自然の恵みと音楽に抱かれる様な夢の様な4泊5日の旅は無事に終了。

実は、宮古島に行く4-5日前から父の状態が不安定で20日に仕事から帰ったら胸痛を訴え、かかりつけの病院へ受診した。もう宮古島行きは諦めるしか無いかな?と思っていた。
入院する程では無いので様子をみて良いとの医師からの説明。
一旦自宅に戻ったが、何時心臓の発作が起こるか解らない。
ところが父は翌日から元気になった。
父は「宮古島に行っておいで。ワシは大丈夫やで。もうどうもあらへん」と自分の体を案じる娘を精一杯強がって送り出そうとしてくれた。妹に相談し、妹も「行っておいで」と背中を押してくれた。
後ろ髪をひかれる思いはあったが、行く事にした。
幸いにも父は元気で居てくれた。毎日父からは「元気やからな」と携帯に電話があった。
主婦でありながら4泊5日もの旅をさせてくれた両親と理解のある旦那様、妹、長期休暇を取らせてくれた職場、一緒に旅をしてくれたまさ友サンと出会えた全ての方々にも感謝の気持ちで溢れている。
そしてこのイベントを開催してくれたゲンタさんにも、ボランティアとしてイベントを支えて下さった優しいスタッフの皆さまにも本当に感謝

宮古島で貰った幸せな5日間の旅を糧にして、また頑張れると思う。
色んな事が生きているとあるけれども。きっと大丈夫。
命の大切さも、仲間の有難さも、美しい自然を守る大切さも、音楽の素晴らしさもイッパイイッパイこの胸に刻みながら・・
またあの島へ行ける日を励みに又一歩前へ歩きだそうと思う。
今は皆にありがとうと言いたい。
どうか皆様もお元気で。

次回は西部ドームのACレポが出来る事を願い、暫くこのブログは又お休みです。
ではではアディオス~