東京モーターショーの入場者数は、目標の100万人を大きく超える130万人だったそうです。
これは前回の77万人を大きく越えた、素晴らしい数字です。
モーターファンの一人として、勝手に喜んでいます!
無料枠を中学生から高校生に引き上げた事。
キッザニアコーナーを設けた事。
そして何より、トヨタが本気で業界を盛り上げた事が大きかったのではないかと思うのです。
現在のTOYOTA陣営は、以前からのダイハツ、日野自動車に加え、鈴木、マツダ、スバルが加わっています。
出資関係はそれぞれですが、トヨタの本気度が伝わった事に間違いないところでしょう。
さらに、日産やホンダがTOYOTA陣営の熱に触発されないはずはなかったと思うのです。
トヨタと提携を解消したばかりのいすづも、元気良かったようですし、日本の自動車産業のエネルギーを感じます。
逆に考えると、これは自動車産業界が抱いている危機感の現れと言えます。
デジカメがスマホにシェアを大きく取られたように、
CDが配信に取って替わられたように、
紙のロードマップがカーナビに、、、、
エンジンがモーターになっても、ガソリンが電気や水素になっても、ハードとしての車屋さんは残るでしょう。
でも、その中身をIT業界に牛耳られる可能性がとても高いのです。
ITを使えばとても便利にはなるけれど、ワクワクする形として見せるなら、モーターショーで各メーカーか競い合うように、来館者に未来を肌で感じてもらうのがいいよね!
特に、子供たちに!
そんな豊田社長の思いも伝わった東京モーターショーの成功は、世界の自動車産業の大きな転換点を示しているように思うのです。
ま、素人の的外れ発言として、聞き流してくださいませね(笑)