NASAの発表では、木星の衛星『エウロパ』から間欠泉が地表200㎞の高さまで噴き上がっているそうです。
これは何年も前に報告されたことですが、木星との距離やその引力との関係で、噴きあがったり、しばらく沈黙したりするそうです。
昔から氷に覆われたエウロパの内部には、海があると言われていました。
海があればそこに生命が存在する可能性が高くなります。
ですから『2010年宇宙の旅』では、モノリスがエウロパには手を出すなと言っていたのです。
もちろんSF小説の中での話しですが(笑)
それくらい昔からエウロパは、生命が存在するのではないかと、多くの科学者たちから注目されてきた衛星なのです。
間欠泉が200㎞まで噴きあがっているとすれば、その噴きあがった水を採取して調べれば、内部の海に生命が存在するかどうかがわかるというのです。
エウロパに着陸して穴を掘る必要はないのです。
つまりNASAはそこに予算をつけてもらって宇宙船を飛ばして調べたいのです。
人類の夢がそこに集まれば、政府が予算をつけてくれるかもしれません。
ところが、トランプが大統領になったとしたらどうでしょう?
メキシコとの国境には万里の長城を作ることには一生懸命になるでしょうが、宇宙のことなんて気にはしないでしょうね。
彼は貸しビル業を営むビジネスマンですからね(笑)
ということは、これはヒラリークリントンに大統領になってもらい、予算をつけてもらいたいNASAの意向で発表された、『今更』のニュースだと思うのです。
ヒラリークリントンが大統領になったとしても、エウロパ探索に予算がつくかどうかはわかりませんが
『予算をつけてくれると明言してくれた候補に、我々は組織を挙げて応援しますよ』
とサインを送っているのかもしれませんね。
どうかトランプ氏が、エウロパに興味を示しませんように、、、、、。