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TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

古祖母山・障子岳へ今季ラストのアケボノツツジ鑑賞

2025-05-12 21:08:00 | 山行
 4月下旬、咲きほこるアケボノツツジを観に宮崎県の鉾岳に登る計画をしていたのですが急に孫守りが入り断念(残念❗️)

 その日は快晴で、仲間が撮った青空をバックにしたピンクのアケボノツツジの写真を羨ましい想いでながめたものでした。

 例年、九州のアケボノツツジの見頃はGWまでなのですが、今年は春に雪が降ったりして寒い日が続きました。

 旧友との久々の井原山登山で満開のミツバツツジを観て満足はしていたものの、
『今年の祖母・傾山系では5月中旬に入ってもアケボノツツジが残っているのではないだろうか… 』
との微かな希望を抱いてしまいました。

 ただ、山行当日の天気予報は午後からは雨になるとのこと。
『夜中の3時に起き、5時に出発するとして現地到着は9時… 。4〜5時間で下山できるだろうか… 』

 アケボノツツジが残っているのは標高1500m以上の古祖母山・障子岳山頂付近です。なかなかハードな行程になりそうです。
『アケボノツツジに会えなくても雨が降ってきそうであれば下山しよう!』
と心に決めて家を出たのでした。もちろん所属する山岳会のメンバーとの山行です。

 現地登山口には予定より30分早く到着。8時30分には登山開始、そこから標高200m登って稜線(尾根道)に出ました。この傾山から祖母山に続く縦走路は40数年振りに歩きます。

 大学1年の冬、初めての合宿で歩いた道でした。翌日が成人式だったのでよく覚えいます。
「同級生は今頃成人式に出てるだろうなぁ〜」
「今頃はカンパーイってやってるだろうなぁ〜」
などと考えながら歩いたり、満天の星を見上げながら水汲みに行った記憶があります。

 でも今日はそんなセンチな気分も吹き飛ばし、休憩も取らずに標高を上げていきました。

 そして、古祖母山まであと少しまで上がってきたところで念願のアケボノツツジに会うことができました。





 空模様は青空がのぞいたり、ガスに包まれたりですが雨が降り出すまではもう少し時間がありそうです。



 古祖母山を過ぎ3人だけで障子岳を目指したのでした。そして雨にも降られず障子岳までピストン(往復)してきました。



 復路途中、短時間で昼食を済ませて登山口まで急ぎました。次第に風が強くなり、気温も下がって雨が落ちてきましたが、樹林帯まで降りてきていたので事なきを得ました。



 46年振りに訪れた縦走路の記憶は断片的で、その景観は全く覚えていませんでした。ただ、あの時に感じた感覚だけが私の中に残っていて懐かしい想いを抱きました。

 ラストチャンスのアケボノツツジに今年も会うことができ、良い一日となりました。

 




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